【感動体験プログラム】「ワープ!」のかけ声で世界中にひとっ飛び!Warp Square(ワープスクエア)でVR体験
こんにちは。学生インターンの宮原です。
「どこでもドア」があったら、あなたはどこに行きたいですか?
2019年10月9日(水)、東京都足立区にて、ソニーグループとの協働事業「感動体験プログラム」のワークショップとして「魔法のカンドー王国 住む国を決めるのはキミだ!~ワープで世界の魅力を見つけよう~」を実施しました。
当日は、小学1年生から5年生までの41名の子どもたちが参加してくれました。カンドー王国の100年に一度の引っ越し場所を探すために、ソニーの映像技術を活用したVR空間「Warp Square(ワープスクエア)」を使って魅力あふれる世界の国々を冒険します。
ソニーの「感動体験プログラム」は、国内における子どもの教育格差縮小に向けた取り組みとして始まり、ソニーグループの技術やコンテンツを活かして、子どもたちの創造性や好奇心を育むプログラムです。今年度から本格的に始まり、年間で25団体に届けています。
当日はソニー株式会社シニアアドバイザーの平井さんにもお越しいただきました。
「ワープスクエア」では、360°映像をスクリーンに投影してできるVR空間をつかった疑似的な世界旅行をして、まるで実際にその場所に行ったかのような没入感を体験します。
子どもたちは3チームに分かれて、それぞれカンボジア・デンマーク・モロッコに旅立ちます。チームで協力しながら、自分たちがワープした国の「景色」や「文化」の魅力をまとめていき、最後には次の引っ越し場所を探している王様に向けてプレゼンテーションをするプログラムです。
王様の家来に連れられて「ワープスクエア」に入っていく子どもたちは、ワクワクと不安が入り混じった表情です。
「では行ってみましょう。せーの、『ワープ!』」
掛け声と同時に景色がガラッと変わります。部屋の中は異国そのものです。
「なにが見える?」
「あそこに見えるのはなんだと思う?」
家来が指し示す方向をみて、子どもたちは思い思いの意見を発していました。
ワープで1ヶ国6ヶ所まわった子どもたちは、もうその国の観光大使です。
テーブルにもどって王様への発表資料を完成させていきます。
グループワークでは、子どもたちが自主性を発揮してワークシートを完成させていく様子がみられました。
「ぼくは○○についてまとめるね!」
「わたしは絵を描くね!」
チームで協力して作り上げ、堂々とした発表を行いました。
あだち放課後子ども教室の遠田様からは「子どもたちのワープスクエア内での感動の歓声や、作りこまれたワークでの、自発性や自己肯定感を引き出すプログラムは大変参考になりました。」との声をいただきました。
子どもたちからは「すごくすごくワープがたのしかったです。」といった感想や、「ワープするときがどきどきしました。」、「日本のほかにいろいろな国にきょうみをもてた。」といった感想をもらいました。
このプログラムをきっかけにして、世界の国々に興味を持ってくれたらうれしい限りです。
参加してくれた子どもたち、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。