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【感動体験プログラム】9月18&25日 身体を動かしてじっくり観察!オリジナルアニメづくり

企業協働

9月18日(水)と25日(水)の2日間、神奈川県川崎市東柿生小学校わくわくプラザにて、感動体験プログラム「オリジナルアニメワークショップ」を実施しました。ワークショップには小学2年生から4年生の18名の子どもたちが参加。2回のワークショップを通じて「アニメーションの基礎」を学び、最後はオリジナルのアニメーションを完成させるプログラムです。

ソニーの「感動体験プログラム」は、国内における子どもの教育格差縮小に向けた取り組みとして始まりました。ソニーグループの技術やコンテンツを活かして、アニメワークショップやサイエンス、プログラミングなど様々な分野のプログラムを行い、子どもたちの創造性や好奇心を育むことを目指しています。今年度から本格的に始まり、年間で25団体に届けています。

今回は、「おじゃる丸」「チコちゃんに叱られる!」などのテレビアニメやCMのアニメなど、たくさんのアニメーションづくりに関わっておられるアニメーション監督の遊佐かずしげ先生をお招きしました。

ワークショップ開始早々、遊佐先生は自己紹介代わりにさっそくアニメを描いて下さいました。「あ!おじゃる丸!」と、遊佐先生が描き始めた瞬間に声を挙げる子どもたち。目の前で知っているアニメを描いていることに、みんな目を輝かせて釘付けです。

早速、虫や鳥の題材を使って、動きを想像しながら、繰り返しアニメ=ループアニメーションを子どもたちが作っていきます。「イモムシ」ってどうやって動いてるかな?を頭の中でイメージしながら描きます。

「体ってどう曲がっているんだっけ?こうかな?」
「真ん中がむくって上がる!」

まず最初に「中割(なかわ)り」という、絵が動いて見えるようにするためのアニメの絵の描き方の基本を教えて頂きました。1枚目(始め)と3枚目(終わり)を描いて、その間の2枚目を描くことで、動きがスムーズに見えるようになるという“アニメの技”です。3枚描いた絵を撮影してつなげて、連続する動画にして見てみましょう!

「あ!動いた!」「おー!体がむくっとなってる!」とみんな自分の描いた絵が動いて嬉しそうです。たった3枚で虫が前に進んでいるように絵を描くことができるんですね。

鳥を描くときは、実際にどうやって羽を動かしているかみんなでやってみます!「ほら、羽を下すときに腕がしなやかに下がるでしょ。その動きを想像して描くのが大事ですよ。」

2日目はいよいよオリジナルアニメの制作に入ります!

1日目の最後にオリジナルアニメの1枚目を描いてきてね。と宿題を出していたのですが、なんと!全員がちゃんと宿題を持ってきてくれました!中には、3枚以上描いている子どもたちも多くいたことに遊佐先生も驚かれていました。

「恐竜が動いているところを描く!」「バスケット選手になりたいからバスケットボールの動きを描く!」など、思い思いに好きな対象物を描きます。想像を膨らませて可愛い猫キャラクターを創作して物語をつくる子どもも。みんな、表情が真剣そのものです!

手をたたくのをどうやって表現するんだっけ?と悩んでいる子どもに、遊佐先生が寄り添いアドバイスをくださいます。ここでも「実際にどうやって手が動いているか、手をたたいてやってみよう!」と一緒に手をたたきながら想像を膨らませます。

最後に自分たちの作品を動画で見てみましょう。ループアニメーションになっているかな?!

会場はシーンと静まり返り、一人一人の作品を見つめる表情は真剣そのものです。

4枚で描いてみよう、と言われていましたが、なんと、10枚以上の大作になっているアニメも!イルカが水の中からジャンプする様子や猫が餅つきをしている様子など、自分たちの描いたものが作品になり、子どもたちは恥ずかしいながらもとっても嬉しそうでした。

最後に、先生からのみんなへ熱いメッセージをいただきました。

「アニメーターは役者です。いつも頭を柔らかく、物事を観察する目を鋭く持つことが大切です。」
「夢を大切にしてください。プロの技を見て、感動して、夢に向かって一生懸命がんばってください。」

子どもたちからは「先生の作品で一番好きな作品は何ですか?」「映画は何枚くらい描くのですか?」などとたくさんの質問を先生にしていました。30分ほどの作品で、5,000枚ほどの絵を描いていると聞くと、「えー!」と驚きの表情。アニメーションを作るのには、私たちが想像していた以上にたくさんの絵が描かれているのですね。

あっという間の2日間。みんな一生懸命に取り組む姿がとっても印象的でした。

参加してくれた子どもたち、わくわくプラザのスタッフの皆様、有難うございました!

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