【千葉市】プログラミング的思考でオリジナルメニューを考えよう!
みなさん、こんにちは!千葉市放課後子ども教室総合コーディネーターチームです。
(総合コーディネーターチームは、千葉市内17校の放課後子ども教室を支援しています)
この夏、千葉市の放課後子ども教室支援では初めての試みとして、
「プログラミングdeクッキング」というプログラムを実施いたしました。
大人気のプログラミングですが、プログラミングをもっと身近に感じてほしい!という想いから出発したこのプログラム。
その全2日間の様子をお届けします。
先生は、星美アフタースクールや稲浜小アフタースクールでもご協力いただいている、
市原こどもプログラミング教室の新井進鎬先生です。
<1日目>
まずはペアプログラミングでマインクラフトに挑戦です!
家を作るために「必要な動き」や「順序」を考えて、プログラムのブロックを並べます。
「実行→修正」を何度も繰り返しながら、完成を目指しました◎
この「家を作るプログラミング」と同じように考えていけば、
料理のプログラム(=レシピ)もできるはず!!
プログラミング的思考でオリジナルメニューを考えよう!
限られた食材で、だれも見たことも食べたこともないメニューができるかな?
まずは今回使える食材、3種類の生地(餃子の皮、春巻きの皮、ピザクラフト生地)をいろいろな方法で加熱してみます。
餃子の皮をフライパンで焼いたら、ぷくっと膨れながらパリパリに。
春巻きの皮を鍋で茹でたら、どろどろに。
「もちもちしてる~」「なんか湯葉みたい!」と加熱方法で食感が変化することがわかったら、
どの生地を使おうかな?焼こうかな?茹でようかな?と考えます。
食材と加熱方法を決めたら、料理の完成予想図を描いて、レシピプログラムを組み立てていきます。
「切るのが先かな?でもこれをこうしたいから…」
完成予想図をイメージして、いつなにをするのかを考え、分解した作業を順番に組み立てます。
プログラムが組み立てられました!レシピの完成です。
レシピの実行は2日目のお楽しみ♪
<2日目>
保護者の方にもご参加いただき、1日目にプログラムしたレシピを実行です!
実行中に発見したレシピの間違いや足りないことは、プログラミングと同じようにどんどんデバッグ(修正)していきます。
「あれっ?」という予想外のこともどんどんデバッグ!
包丁の使い方にも気を付けて…
レシピをデバッグしながら、ついに完成♪
春巻きの皮を使ったガレットやチョコレートをハート形にトッピングしたデザートなどなどステキな料理が完成しました!
お互いに、楽しかったことや工夫したこと、難しかったことなど発表して、おいしくいただきました◎
プログラミングは、問題を解決するために必要な動きや順序を考えて、組み立てていきます。
実行と修正を繰り返しながら、より良いプログラムを目指します。
料理は、おいしく食べるために必要な食材や調理の順番を考えて、レシピというプログラムを組み立てます。
調理しながら足りないことなど間違いを修正して、より良いレシピを作り上げます。
「とっても身近なところにあるのを知ることができて良かった!」
今回、プログラミング的な考え方が普段の生活に役立つこと、料理とプログラミングがよく似ていると感じてくれたこと、本当に嬉しく思います。
参加者の皆さま、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
文:千葉市総合コーディネーターチーム&新井先生