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大人の学べる夜活「SDGsを知らNight!」を開催!

企業協働

こんにちは!企業・行政連携チームの青木です。

先日、大人の学べる夜活第1弾として「SDGsを知らNight!」を開催しました。みなさん、「SDGs」をご存知でしょうか?「SDGs」とは、国連サミットで2015年に採択された、17個の開発目標(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)です。「貧困」「教育」「環境」などのテーマがあり、徐々に日本でも浸透し、企業やNPO、学校現場などで様々な取り組みが行われています。

今回はCSRや社会貢献情報を発信するWebマガジン『オルタナS』編集長の池田真隆さんと、新渡戸文化学園で子どもたちへのSDGs教育を実践する山藤旅聞先生をお招きし、最近のSDGs事情や教育現場での取り組みについて伺いました。

まずは、オルタナS編集長の池田真隆さんから昨今の海外・国内のSDGsへの取り組みについてお話いただきました。

「SDGsに取り組むには、アウトサイドインアプローチが有効です」と池田さん。アウトサイドインアプローチとは、社会課題を起点にして目標や活動を設定するという手法です。社会課題と企業の特性を関連付けて、17の目標のうち優先順位の高いものから取り組むと良いとのこと。一度にすべての目標に取り組む必要はないんですね。

そして、SDGsに取り組む際のNPO・NGOとの協働についてのお話も。企業や行政、NGOが協働して社会課題に取り組むプラットフォーム「We Mean Business」がパリ協定(2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組み)成立の後押しをしたことを例に、その重要性をお話いただきました。

つづいては、新渡戸文化学園の山藤先生のお話。山藤先生は「社会って変えられるんだ」という感覚を持つ学生を育てたいと、企業と連携して伝統的な漁業を学んだり、アースデイ東京にSDGsを啓発するカフェを出展したりと、教室内にとどまらない、ユニークな授業を展開しています。

授業の中から、実際にオーガニックコットンTシャツの販売プロジェクトが進行中とのこと。子どもたちの学びが実社会とつながっているんですね!ワクワクするプロジェクトの数々に参加者の皆さんも前のめりになって聞いていました。

「ソーシャルアクションをしている人や団体と子どもたちをつなぐ人が、まだあまり教育界にはいません。一見遠い世界で起こっているように見えるできごとを、いかに自分ごとに引き戻していくか。つながりを見せることが必要です」と山藤先生。

「子どもと社会をつなぐ」

これからの教育、子どもたちとの関わりにおいて大切なキーワードをいただきました。私たちのアフタースクールも、日々この姿勢を大切にしながら運営やプログラムを行っています。

今回ご参加くださった皆さんが、少しでもこれからの取り組みのヒントを持ち帰ってくれたら嬉しいです。ご登壇いただいた池田真隆さん、山藤旅聞先生、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

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