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<心を一つに>春のビジョン共有会2019

2019年4月21日(日)、今年も恒例の「ビジョン共有会」を開催!
今年度開校した農大稲花アフタースクールが会場となりました。

(素敵な体育館の舞台設備でカッコつけて暗転からの動画上映スタートをしてみたのですが、まだまだ練習が必要でした...。)


気をとり直して、自称グー●ィーのモノマネが得意なK田さんの勇気あるモノマネで「春のビジョン共有会はじまるよっ!お風呂に入らなくちゃ!」の掛け声で本番スタート!
※「お風呂に入らなくちゃ!」という台詞でしか真似できないとのことでこの掛け声に(笑)


まずは新入職の皆様のご紹介から!今年もたくさんの皆様が放課後NPOに入ってきてくれました。おめでとうございます!


一人ひとり自己紹介をし、代表平岩よりポロシャツが贈呈されます。すでにそれぞれの現場、チームでご活躍されていますが、これからますます一緒に頑張っていきましょう!


今回のビジョン共有会には非常勤スタッフの方も有志でご参加いただきました。
日々アフタースクールで子どもたちを見守り地域づくりに多大なるご尽力をいただいている皆さんや、本部で組織づくりをご一緒している素晴らしい皆さんと同じ時間を過ごすことができ、本当に嬉しく思います。


この4名は、4月時点で勤続年数満5年を超える最強スタッフの皆さんです。(代表、副代表を除き最も長く勤めています!)
5年前の2014年といえば、放課後NPO初の自主運営校である湘南学園小学校アフタースクールと、トキワ松学園アフタースクールが開校した年。
学校の先生方や保護者の皆様をはじめ多くの方に支えられながら5年の歳月を歩んできました。
本部も組織基盤づくりから新規提案活動まで何でもやるのが当たり前で、がむしゃらだった時代。
何もないところから走り続けてきた4人に、あたたかく盛大な拍手が贈られました。(感謝のドラ焼きも)

彼らが歩いてきた足跡を道しるべに追いかける人たちがいて、いつしか1本の道になり、総勢300名近くのスタッフが集う団体となりました。
本当に本当に、ありがとうございます。そしておめでとうございます!



今年度開校した農大稲花アフタースクールと忍岡小学校放課後子供教室のスタッフからも挨拶と決意表明がありました。

設立10年目を迎える2019年、開校してきたアフタースクールは20校となりました。
共に働く仲間や応援くださる方が増え、アフタースクールに来てくれる子どもたちが増えていくことにこの上なく喜びを感じます。
同時に大切な子どもたちをお預かりしているという責任を1人ひとりが持ち、彼らの健やかな成長を最大限応援できる人でいられるようこれからも精進してまいります。


続いて代表平岩より、組織の今、そしてこれからについてメッセージが贈られました。

「誰かの笑顔」×「自分らしさ」で幸せな仕事をしよう。
人が仕事に合わせるのではなく、仕事が人に合わせたらいい。

平岩はチーム放課後NPOのキャプテンとして、子どもたちにもスタッフにも「自分らしくあること」をいつも応援してくれます。
好きなことを見つけること、得意を活かして大切な人のために頑張ること。それはとても幸せなことであると、伝えてくれます。

私たちが大切にしているものをこれからも大切にしていこう、そして新しいチャレンジをしよう。
失敗を恐れずに、迷ったら挑戦しよう。
理想を高く持って、新しい時代も挑戦を続けよう。

人が増えて組織が大きくなると、志は1つであっても色んな価値観やそれぞれの大事にしたいものが少しずつ違ってきます。
それでも「放課後らしくていいじゃない」と軽やかに返すところが私たちのキャプテンの良いところなのです。


続いて、この会のメインイベントである「ビジョン発表」が行われました。
それぞれの拠点、チームで今年度ビジョンを発表します。



子どもたちにとってどんな居場所にしたいかや、どんな地域づくりを目指すか、さらにそれを通してどう全国のモデルとなれるかなどを各拠点・チームで話し合いを重ねてきたことをまとめ、今年度ビジョンとしてそれぞれの代表者が発表しました。



発表したビジョンは会場内に掲示しており、続いて各自パネル訪問をして質問タイム!
気になる拠点の詳しい話を聞いて、それぞれの拠点に持ち帰ることでみんなで成長していくことを目指します。


続いて、自主勉強会を通してアフタースクールの強みや全国支援に向けた手段を模索していたグループの発表が行われました。(私、広報鈴木もメンバーとして参加しております)

Bぼくらの Cチャレンジ Gグループ>の頭文字を取ってBCGグループと名付けていまして、子どもの頃に打つワクチン、ではなく超有名コンサルティング企業様を彷彿とさせるのは理由があります(笑)


2018年の春に私たちのアドバイザリーボードであるボストンコンサルティンググループの丹羽恵久さんがこのメンバーに研修を開催してくださいました。
(ネーミングは愛と感謝のオマージュ)
「これから団体は全国支援に向けて動き出すが、目詰まりを起こしている部分や強み・打ち手は何か」を整理していく内容だったのですが、いただいた時間内にまとめきることができませんでした。

悔しい思いともっとやりたい!という気持ちで自主勉強会をスタート!
団体に関わるお金の流れや、そもそも大事にしていることは何かを話し合うところから始めました。


まずは約1年間取り組む中でテーマとしたのが「市民先生」です。
市民先生の発掘や協働は、地域社会で子どもを育てるという活動の根幹となっており、改めて市民先生の素晴らしさに自分たちが胸を打たれながらどうしたらもっと共感の輪を広げ、予算の少ない地方都市でもこの市民先生と子どもたちをつなぐ方法を伝播していけるかをまとめていくことにしました。


まだまだ検討すべきこともあるでしょうし、みんなにとってこれが正解というわけではありません。
このビジョン共有会で発表することが決まった時、メンバーで確認し合ったのは、あくまで自主勉強会で話してきたことで、みんなへの提案も組織の意向ではないということ。そして一緒にやってきた中で一番に伝えたかったのは、仲間の素晴らしさでした。

お休みの日に集まってこんな風に自主勉強会なんてしてる人たちもいて、放課後って大人にとっても結構楽しいところなんです。話せる仲間がいるとやりたいことがどんどん広がるよ。私の「やりたいこと」がみんなの「やりたいこと」になっていく。何か見つけたら、声を出してみて。新しくジョインしてくださった方の多いこの4月だからこそ、それを伝えようとなりました。



想いが伝わったらと願い挑みましたが、聞いてくれた仲間たちの表情がその答えであったと信じています。


続いて、お待ちかねのランチターイム!
本日の給食当番、号令係は若手男子!
「これ忘れた人ー?」と握っているボトルがビールみたいですね。


いただきます!
お弁当は農大アフターで発注している素敵なお弁当屋さんのもの!美味しくいただきました!


お昼の時間に恒例の部活勧誘タイムも!
素敵なクッキングクラブや経験者の多いバレーボール部、ドアの外は全部フィールドでスカイダイビングとか行っちゃうアウトドア部、バカンスとは程遠い耐え忍ぶ海外旅行部など、今年も楽しい(?)部活の面々が新入部員募集を行いました。


お次はグラウンドに飛び出してレクリエーションタイム!
人工芝が美しい農大稲花小学校の素晴らしいグラウンドです。


9つのチームに分かれてお玉に入れたボールを落とさないように運び、戻ってくるという簡単なゲームなのですが、初回のコースが異様に長くて人生のベテランたちの息が上がります。



見かねた若手の忖度が入り、折り返しコーンの位置が大幅調整されましたが第2レースはボールから風船に変わって難易度アップ!一同翻弄されまくりです(笑)



楽しいレクリエーションに大満足のお昼休みでした!


気持ちを切り替えて午後の部スタート!
年度の始まりなので、「私たちはどう休むか」を中心に話し合いが行われました。




<お互いさま会議>と呼んで各拠点・チームでも一人ひとりの人生を応援できる働き方を目指し、定期的にお休みが計画できるよう推奨しています。


ここで団体の10周年に関するお知らせタイム。年度内に行われるイベント等施策について案内がありました。
平岩が手にしているのは記念デザインの名刺。「10才」の文字と子どもたちのイラストを使ってデザインした限定名刺が全員に配られました。
これまでの感謝とこれからもご一緒に!を新しい名刺で多くの方々とご挨拶させていただければと願っています。


もう1つ。2016年に制作した「子どもたちの物語-エピソード1-」。プロトタイプ版だったものを新装し、EP2に合わせた装丁に変更したので改めて全員に配布しました。
これはアフタースクールの活動の中で本当に起こった子どもたちの成長エピソードを丁寧にまとめたもので、放課後NPOスタッフが初心を忘れず心を揃えて前へ進んでいくために活用しています。
またここから、新しい物語が始まっていきます。


会も終盤に近づいてきたところで、放課後NPOのテック担当栗林から、「テクノロジーを楽しもう!」のコーナーを開催。
これから先、AIやテクノロジーの発達により時代は大きく変わっていきます。次の時代を生きる子どもたちはもちろんですが、人生100年時代。私たち自身もテクノロジーを恐れずに楽しもう、ワクワクする明日を一緒につくっていこうという想いのもと団体内のシステムも変革の時期にあります。


自分とテクノロジーの距離を知る、また隣で働くスタッフとテクノロジーの距離を体感できるクイズで盛り上がります。これはとっても大事なことです。団体内で情報の迷子をなくし、みんなが使いやすくなるために改善を重ねていきます。


私たちは全国各地で放課後を変えたい!としている仲間たちのモデルになりたい。だからこそ働く私たちが最高に楽しんでいなければならない。みんなが便利に使える仕組みを、これからもみんなでつくっていきたいと思います。


誰しも始めの一歩を踏み出すのは勇気と苦労が伴います。そんな中、アクションを起こしてくれたスタッフには表彰が行われました。
(MicrosoftのOffice365を社内システムとして使用していますが、その中のコミュニケーションツールYammer!を活用して団体内活性に努めてくれたスタッフに、親善大使のヤマー田さんから特製お菓子を授与。このお菓子もテクノロジーを駆使して作りました笑)


最後は改めて平岩より新しい時代を私たち自身も楽しみましょうとメッセージが贈られました。

みんなでつくる、楽しい放課後。

10数年前に1人が踏み出し、数名でスタートした放課後NPOアフタースクール。
法人化10年が経とうとする今、もう1人ではありません。
これだけ多くの仲間がいます。
そして市民先生、学校の先生、保護者の皆様、企業・行政の皆様、個人で応援くださる方々と、一緒に子どもたちを応援する大切なみなさんがたくさんいます。

私たちは決して1人ではない。みんなでもっともっと楽しい放課後をつくっていきたいと思います。

最後に、日曜日にも関わらず学校施設を快く貸し出してくださった東京農業大学稲花小学校様、本当に本当にありがとうございました。
いただいた機会を、子どもたちのためのパワーに変えて一層頑張ってまいりたいと思います。

日々ご支援くださるすべての皆様に心からの感謝を込めて。
放課後NPOアフタースクール一同

本部事務局/広報 鈴木

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