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放課後NPOは東北風土マラソンを応援しています!


3月23日、24日と宮城県で開催された「東北風土マラソン&フェスティバル」 (http://tohokumarathon.com )
フルマラソンを含む宮城県内唯一のマラソン大会で、美しい景色の中を気持ちよく駆け抜けられるとともに、東北各地の美食も楽しめるため、全国各地からランナーが集まる魅力豊かな大会です。

放課後NPOにはマラソン好き、うまいもん好きが多く、参加者募集前からかなり興味津々!
一方、みんなで行きたいけど、春休み中の子どもたちと毎日朝から活動をしているこの時期になかなか参加できるスタッフがいないのが現状。どうにかこの気持ちだけでも、届けることができないか...。

そこで考えついたのが!
「放課後NPOの東北応援マラソン!〜走ろう、東京で〜」

「東北が大好き!!」な放課後ランナーが集結し、東京中を駆け抜けました。
事前に大会事務局の方に想いを伝えたところ、とても喜んでいただき(嬉しい!)、大会Tシャツで走ることをお許しいただいた上に、な、な、なんとパンフレットに団体名を載せていただきました!本当にありがとうございます!!

想いがたくさん詰まった応援マラソン。面白くて東北愛がさらに強まった当日の様子をお伝えいたします!

3月23日(土)11:30、14名の放課後ランナーが新橋の事務所に集結。
7歳〜40代までいましたので、まずはみんなで入念にストレッチをしました。(元アスリートのスタッフが指導してくれる本気ストレッチ)

続いてこの企画の趣旨や走る距離などを説明しました。(距離はこの日初めて発表!)

◆東北6県の魅力を集め、発信せよ!
お酒が美味しい、人が素敵など、みんなが知っている東北の魅力もたくさんありますが、知られざる魅力を探しながら走るというミッション形式のマラソン大会にしました!
チームごとにもお題が出され、クリアするまで帰れないこの企画。さぁどうなることでしょう!

◆コースは全部で4つ!
A.楽しく大収穫コース(岩手/山形/福島)
銀座・日本橋エリア/往復約6.5km

B.泣く子はいねえか!ライトマラソンコース(秋田)
品川エリア/往復約8.5km

C.いい汗かこうぜ青森コース(青森)
飯田橋エリア/往復約11km

D.ガチマラソンで伊達政宗を感じろコース(宮城)
池袋エリア/往復約20km

上記4コース、お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、各県のアンテナショップがあるのです。そこで東北のうまいもんをゲットすると共に、街で聞き込み調査などをして、東北の豆知識を得ます。

当日くじ引きで4チームに分かれ、いよいよ出発!

銀座・日本橋エリアのAチームはアンテナショップの密集地!
走るコースもティファニー前とか歌舞伎座前とか、ゴージャスに走っています!


事務所から最も近いので、いち早くうまいもんゲット!

品川エリアのBコース、電車なら新橋から10分もかからないけど、走るとこんなにあるんだ...!といろんな景色が見えてきます。
この日のためにウェアとシューズを新調したマネージャーと大学生インターン男子、そして声ガラガラの現場責任者トリオが秋田名物目指して走りました!

飯田橋エリアのCチーム、皇居付近や国会前などを走る王道のマラソンコースです!途中坂が多くて息切れしつつも各所で桜が咲き始めているのを見ながら楽しく走りました!


この日のランチは各チーム東北の郷土料理を食べよう!ということで、着いた街で東北の料理屋さんを探します。
青森のアンテナショップで売り子のおかあさんに近くにお店があるか聞いたら青森弁で答えてくれました!
(すっごくやさしい青森弁だったはずですが、途中でわからなくなって...でもたどり着けました!ありがとう!美味しいリンゴを売っていた素敵なおかあさん!)

最後はDチーム。マラソン中みんなでこまめにやりとりをしていたのですが、往復20kmのDチームはそれどころではなく、ひたすらストイックに走って池袋まで!

本当にお疲れ様です〜!


ちなみに本家大会のポスターにも巡り会えました!嬉しい!

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小雨降る寒い1日でしたが、みんなでワイワイ話しながら、全チーム18時前には再び事務所にゴールとなりました!

ここからは東北愛を語るタイムでございます(笑)
まずは!チームごとに出されていたお題をクリアできたのか、気になりますよね。
そもそもお題はなんだったのか!

A.楽しく大収穫コース(岩手/山形/福島)のお題
福島といえばサンボマスターさん!ということで、
"「究極ベスト」のジャケットと似た写真を撮影せよ!"がAチーム限定ミッションでした。

首都高を使って見事に表現していましたが、ちょっと色々怖いので掲載しないでおきます(笑)

ちなみに福島のアンテナショップで、店員さんが「あ!風土マラソンのTシャツ!!」と声をかけてくださり、事情を説明すると喜んでおすすめ品を教えてくださいました。あったかいつながりを感じた瞬間。これからもお買い物させていただきますね!

B.泣く子はいねえか!ライトマラソンコース(秋田)のお題
秋田名物で最高のラン飯(「東北風土マラソン」で用いられるワードで、ランナーが走りながら食べれる美味しい飯のこと!)を探し、放課後NPOのおいしい福利厚生「おひさま便」に提案せよ!がBチーム限定ミッション。



風味高いバター餅と、クリームチーズにいぶりがっこが包まれた絶対美味しいに決まってる2点を提案してくれました!本当においしい!

C.いい汗かこうぜ青森コース(青森)のお題
「若い時から〇〇を守れ」
これはある小説の一節です。〇〇に当てはまる言葉を、作者・作品名と合わせて答えよ!がBチーム限定ミッションでした。

全くわからないところからスタートしたのですが、実は青森のアンテナショップでヒントを見つけてしまったCチーム。

太宰治は青森出身!!!(東北は数多くの文豪や著名人を輩出していますよね)

これは間違いなく太宰治だ!でも何の作品だろう?
お店のスタッフさんに聞くもわからず、近くの本屋さんに行ってみました。

「こ、これ全作読んで探すのは不可能なんじゃ....」と心折れかけましたが大丈夫。
該当の箇所にしおりを挟んでおきました。

あった・・・!!!!
走れメロス!「若い時から名誉を守れ」だ!!!!

大正解!!

D.ガチマラソンで伊達政宗を感じろコース(宮城)のお題
伊達政宗終焉の地へ赴き、写真を撮影せよ!がお題です。

「え?せ、仙台とか?!池袋から仙台はまさか走り...?」と震えあがりましたが、実は東京都内なんです。
宮城のアンテナショップで店員さんにお聞きしたらもちろんご存知でした。

答えは日比谷公園!

灯台下暗し。事務所からほど近いところだったんですね〜。写真もバッチリ!
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ということで、全チーム無事にミッションクリアをしてきましたので、あとは東北のうまいもんを肴に東北愛を語る会がスタート!
方言にまつわる話や、意外な食文化などなど各地でゲットしたあったかエピソードを披露しあいながらいただく東北名物は本当に美味!
ますます東北が大好きになりました。



私たちは東北の子どもたちに放課後のプログラムをお届けさせていただくこともあります。
そこにはキラキラした瞳で、輝かしい笑顔を見せてくれる素敵な子どもたち。
東北で子どもたちを応援する愛情豊かな大人の皆様。
温かくて、温かくて、いつも私たちに大切な気づきを与えてくださる東北の皆様が、私たちは大好きです。

この度、東北風土マラソンにこのような形で参加をさせていただきまして本当にありがとうございました。
大会事務局皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。

離れていても、ともに生きるこの国で、がんばっぺ!

放課後NPOアフタースクール/東北応援ランナー一同

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