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【常勤全員研修】みんなで創る放課後の未来

年に3回開催される常勤スタッフ全員研修。
今年度最後となる研修が2019年2月17日(日)に開催されました。

会場はなんと、東京駅JPタワーにあるSalesforce様のオフィス!
日曜日にも関わらず、ご出社くださった社員の皆様に多大なるご協力をいただき、素晴らしい会場で一日過ごさせていただきました。本当に、本当にありがとうございました!

朝10時。参加者全員が揃うと、あの銀河系SF超大作のテーマソングが会場に流れ、妙なテンションで会がスタート!(DJをつとめる押塚さんは赤く情熱に燃えています)

代表平岩より次年度に向けた話があり、その後スペシャルゲストによる基調講演をいただきました。
私たちと放課後づくりをご一緒しているSalesforce.orgの丸野様、ソニー株式会社の岡田様がご登壇くださり、素敵なお話を頂戴いたしました。


Salesforce.org/丸野様


ソニー株式会社/岡田様

それぞれの企業様の社会貢献活動や私たちとご一緒している取り組みのご紹介をはじめ、これからビジネスセクターが社会のためにどうあるべきかという想いをお伝えくださいました。
各社創業時よりこうした想いが根幹となって発展されており、改めてこうした企業様とご一緒できたことに感謝と誇りを感じました。スタッフからの質問にも丁寧にお答えいただき、ますますお二人の、そして二社のファンになってしまった私たちです。これからも、未来を生きる子どもたちのために力を合わせていきたいと思います。本当にありがとうございます!

続いて、今年度海外での研修参加やSDGsの取り組みについて実践したスタッフから報告がありました。


内閣府が主催するコアリーダープログラム研修に参加した二人より(この日も同研修参加だったので動画報告です)

オーストリアの放課後を視察し、知見を深めてきた二人からの報告は、日本とは大きく異なる放課後の過ごし方に驚きの声が上がりました。
子どもたち一人ひとりが最大限「自由」を許されており、またそれゆえに人としての責任感も担っているという印象でした。
放課後をサポートする大人たちも、個性豊かで多様な人たちが関わることで様々な価値観を認め合っており、素晴らしいのです。
ちなみになぜドレスコードで撮影しているかというと、TEDに出ることを目指しているから!とのことでした。素敵!^^


続いてSDGs。湘南学園小学校アフタースクールを筆頭に公立拠点でも広がりを見せ、単なる言葉の浸透ではなく、子どもたち一人ひとりが立場の違う相手を理解することを学んだり、困っている人のために自分にできることは何かを考えたりする時間を作っています。小学生だからこそのまっすぐな気持ちは、私たち大人の方が学び深く、大切な取り組みです。


最後にオランダでイエナプラン教育の現場を視察したスタッフ二名からの報告です。

子どもの幸福度が世界一と言われるオランダで見たもの、感じたものを通し、大切にしていることは何か、私たちが実践できることは何かを伝えてくれました。
(日頃なかなかアフタースクールスタッフのプレゼンを聞く機会がないのですが、一生聞いていたい程上手くてとろけました)

本当に学び深く、明日の子どもたちに対して全員が真剣になれる最高の時間となりました。それぞれの素敵な発表に感謝です。

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ここでランチタイム!



おいしいってうれしいね...!

和気藹々としていると、あぁなんとここでスペシャルゲストが...!
私たちの大好きなSalesforceの藤本さん!初めてSalesforce(システム)を使い始めた時からプロボノ支援をしてくださっている方です!

嬉しすぎて拍手!とても幸せな瞬間でした。
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満腹でもぼんやりさせない本日のアジェンダ、午後の部のスタートはポスターセッションツアーです。
各アフタースクールおよび本部等のチームにはそれぞれチームビジョンがあり、その振り返りや今後について担当者がビジョンの前で説明します。(交代制)
それぞれの話を聞きに、参加者全員でぐるぐる好きなチームをめぐるツアーがスタート!





いいね!と思ったポイントは付箋に書いて貼っていきます◎

それぞれのアフタースクールが地域や子どもたちに寄り添った放課後づくりを目指しており、意外と細かい運用や工夫ポイントなどお互い知らないことも!
スタッフ間コミュニケーションどうしてる?拠点研修どう組み立ててる?など運営面は特に学びの多い時間だったように思います。
「あの人の話は聞いておきたい!」とちょっとした寺子屋みたいになる瞬間もあってなかなか面白かったです笑



そしてこの日も全国各地から集まってくれた新しいスタッフが紹介されました。新卒の方を中心に、今年も地方から東京にやってくるメンバーが多くいます。
慣れない新生活で戸惑うことも多いと思うので、みんなで支えていきたいですね!さらに、人事制度など変更点を確認しあい、ますます働きやすい環境をみんなでつくっていこうねと平岩よりメッセージがありました。


そして、放課後NPOがとても大切にしている時間がやってきました。
毎年年度末になるとお互いに「ありがとう」を送り合う習慣を続けています。
すべての拠点にメッセージ入りの表彰状が配られますが、今年もベストありがとうが発表されました。

まずは帝京大学小学校アフタースクールへ。代表平岩より表彰状が授与されました。

アフタースクールでは、子どもたちがたくさん来る日や、スタッフがインフルエンザ等で欠員になってしまった時など、お互い様と他拠点や本部から応援にかけつけます。
今年度もっとも多く応援に行ったのが帝京大学小学校アフタースクールです。
メール等で全拠点宛に緊急応援要請が入ったりするのですが、「困ってるところがあったら絶対に行こうね」とスタッフのみんなが日々の会話の中で確認し合っており、自拠点の運営に影響がなければ誰かが応援にかけつけられるようにしているのです。これは素晴らしい文化だと思います。多大なる感謝とともに大きな拍手が送られました。

続いて、企業・行政協働プロジェクトチーム&STEAMラボチーム!

大変ありがたいことに、多くの企業・行政の皆様と共に、日々の放課後の居場所づくりだけではなく、全国各地の子どもたちにかけがえのない時間を届ける取り組みをご一緒させていただいております。
プロジェクト1つ1つに魂を込めて、企画〜事前準備、事務局周りや当日実施を担っているのがこのチームです。また、今年度は放課後にSTEAMラボをつくろうと現場と本部、そして企業や行政と協働することで新しいチャレンジをすることもできました。ご一緒くださった企業・行政の皆様あってこその喜び、本当にありがとうございます。

次に、千葉市総合コーディネーターチーム!

千葉市では、一体型アフタースクールの運営以外にも、放課後子ども教室のモデル校17校に対し、総合コーディネート支援を承っております。千葉市行政の皆様と新しいことにもチャレンジできた今年度。
私たち団体だけではなく、こうしたチャレンジが全国各地で放課後活動に悩んでいる方のお力になれたらと思います。一緒にワクワクするような時間、空間、仲間をつくってくださる千葉市行政の皆様にも心から感謝申し上げます。

最後は東京北エリア!

ご近所拠点で情報交換をしたり、親睦を深める取り組みをしているのですが、東京北エリア(埼玉も入ってます)は特に交流が活発で、学びを行動に移し、意欲的に新しいことにも挑戦し続けました。

すべてのアフタースクール、チームに盛大な拍手が送られ、また明日からのエネルギーとなりました。みなさん、本当にありがとうございます!!


最後は秘密の投票タイムがあったり笑



内緒ですが楽しいディスカッションをしたりと、素晴らしい放課後の時間を過ごしました。

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私たちはなぜ働くのか。
以前平岩が私たちに投げかけた言葉です。

ここで改めて、組織として大事にしていることをご紹介したいと思います。

"生活の、そして人生の多くに仕事があるけれど、私たちは働くために生まれてきたわけではありません。
幸せに生きるために生まれてきたのだから、仕事は生きるためであると同時に、幸せを掴む重要な手段でもあります。
生きること、そして働くことで幸せになれたら、子どもたちはきっと未来に夢を持てると信じ、また放課後NPOという組織もそうでありたいと願っているのです"(平岩国泰)

春からまた新しい仲間がやってきます。
新しい時代も迎えようとしています。

法人化して今年で10年。10歳になった放課後NPOは、みなさんの目にどう写っているでしょうか?変わったこともたくさんあります。変わらず大事にしたいと思うこともたくさんあります。
できると思うんです、この仲間なら。そしてみなさんとならきっと。

子どもたちにかけがえのない放課後を、みんなで一緒につくりたい。

どうかこれからも、よろしくお願いいたします。

文:本部事務局/広報 佐藤


With GREAT thanks to Salesforce!

#2018年度全体研修 第1回目/第2回目の様子もぜひご覧ください。

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