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【湘南学園小学校アフタースクール】SDGsプログラム『かんきょうマーク×温暖化』

こんにちは!
放課後NPOアフタースクールインターンの光山です!

近頃、放課後NPOアフタースクールでは、
普段の活動の中から『SDGs』を意識して取り組みを始めています。
『SDGs』とは、Sustainable Development Goals の略で、
日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
2015年9月に国連サミットで可決された、2016年から2030年までの国際目標のことです。
( SDGsについて詳しく知りたい!という方は外務省のHP をご覧ください!)

私は今回、11月15日(木)に、中でも特に“SDGs先進アフタースクール”である、
湘南学園小学校アフタースクールの活動に参加してきました!
その様子をご紹介します。

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そもそも…
アフタースクールで『SDGs』を意識したプログラムを始めたきっかけとはなにか—。

学校の中にありながら、同時に生活の場でもあるアフタースクールでは、
継続的な取り組みを何日、何週間、何ヶ月、何年と続けていくことができます。
そして、子どもたちがこのアフタースクールで発見した視点は、
学校だけでなく、家庭や地域にまで広げていくことができるのです。

『SDGs』とは、2030年を一旦のゴールとしているものの、終わりのない取り組みで、
それは子どもたちだけでなく、私たち大人にとっても大事なことです。
『SDGs』はあらゆる立場の人たちを巻き込み、互いに影響し合うことができる共通のテーマなのです。

アフタースクールでSDGsを知り、取り組むこと。
それはつまり、
未来を生きていく子どもたちと、子どもたちが生きる未来をつくる大人とが、
日々ともに学び、考え、歩んでいくことに不可欠な視点なのではないか。
私たちはそのように考えています。

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さて、
今回扱ったテーマは、『かんきょうマーク×温暖化』でした。

そして市民先生として、
一般社団法人 地球温暖化防止全国ネットから井原さん(ハカセ)にお越しいただき、
かんきょうマークや温暖化について教えていただきました。

地球温暖化とかんきょうマークについて、
3択クイズ、紙芝居、穴埋めクイズで学びます!

3択クイズでは、
「地球の平均気温ってどのくらい?」
「100年間で地球の平均気温はどのくらいあがった?」
など、現在の地球について知っていきます。

3色に塗られたカードで答える、という形式に
子どもたちは大盛り上がり!
「色変えちゃったら間違えてたー!」
「全問当たったー!」

小学生の子どもたちには少し難しいかな?というものもありましたが、
「平均気温が1度上がっただけで、温暖化なの?」
というような、クイズの核心に迫るような言葉も子どもたちから見受けられました…!

次に、紙芝居。
アフタースクールのスタッフが読み、この紙芝居を通して、
地球温暖化の影響で何が起きているのかを子どもたちに伝えます。

タイトルは、『スーパーしろくま物語』。
夢の中でしろくまになった主人公の小学生は、
世界各地で起きている異常気象や環境破壊などの問題について知るようになります。

最初は紙芝居の内容を楽しんだり、ツッコミをいれたりしていた子どもたちでしたが、
物語も終わりに近づくにつれ、だんだんと真剣な表情になります。
主人公の目線になって、世界各地で起こる問題と
その原因となっている地球温暖化について思いを馳せているようでした。

さて、次は、
そんな地球温暖化を少しでも止めるために私たちにできることはなにか、ということを考えます。

そこで、登場するのが『かんきょうマーク』です。
ハカセからいただいた『かんきょうマークずかん』を参考に、
マークとその意味についてプリントの穴埋めをします。
どこのグループが早く完成できるか!挑戦です。

グループのメンバーで協力して、正解を探します。
「あぁでもない」「こうでもない」
「これはここじゃない?」「この絵はこういう意味だと思う!」

穴埋めができたあとは…
『〇〇をかうときは
〇〇がついたものをえらぶと
〇〇にやさしい』

このように書かれた紙を元に、
それぞれのマークの意味を子どもたち自身で改めて考えます。

『ものをかうときは
エコマークがついたものをえらぶと
ちきゅうにやさしい』

『たべものをかうときは
エコマークがついたものをえらぶと
かんきょうにやさしい』

『ものをかうときは
かんきょうマークがついたものをえらぶと
ちきゅうにやさしい』

プログラムの最後には
子どもたちの思い思いの言葉で、今日学んだことを発表してくれました。

 

今回のプログラムの中で、
私にとって とても印象的だった出来事がありました。

それは、プログラム終了後に
そばにあった消しゴムをみて「みて!ここにもマークがあったよ!」というように
子どもたちが次々に身の回りのものとかんきょうマークとを結びつけていたことです。

知らなかったことを知るということ、新しい発見をするということを
生活と直結させることができる子どもたちの素直さはとても眩しく、
私もいつまでもそのような姿勢を忘れたくないな、と
子どもたちに教えてもらったような気がします。

“大きなインパクトや変化をうみだすことができるかどうか”
それは私たち大人が計算して導けるものではなく、
受け取った子どもたち一人ひとりに委ねられています。
子どもたちの中で、小さなことを積み重ねていくことが、
きっといつか大きな変化につながるのだと思います。

ただ、
私自身、少しでも子どもたちの世界を広げるお手伝いをしていきたいなということを
今回のプログラムを通して改めて感じました。

そして同時に、これからの活動がますます楽しみになりました^^

井原さん、
湘南学園小学校アフタースクールのみなさん、
どうもありがとうございました!

文:本部インターン/光山

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