【稲浜小アフタースクール】大人が成長できるのも放課後の時間
こんにちは!稲浜小アフタースクールの釣出です。
台風が立て続けに通過し、止む無く閉室した日もありましたが、まだまだ暑さが続きそうな予感の夏ですね。
夏休みももう折り返し。子どもたちと過ごす大切な夏休みは、スタッフにとっても学び深く成長の季節です。今日は、私の大切な仲間たちについてご紹介したいと思います。
稲浜小アフタースクールのスタッフは、学生から主婦の方まで幅広く、また経験も様々。
そんな中で、みんなに共通しているのは「子どもたちのために頑張りたい!」という気持ちのもと、この仕事を選んだということです。
ですが、子どもたちと日々向き合うというのはとっても大変。
その一瞬一瞬で、ころころと表情を変える子どもたち。楽しいこともたくさん経験する一方で、友達とぶつかり合ったり、なかなか素直になれなかったり、なんだかイライラしてしまったりすることももちろんあります。
稲浜小アフタースクールでは、スタッフの振り返りミーティングを毎日実施していますが、
「〇〇君に何度も言ったけど、全然伝わらなくって…」
「急に喧嘩が起きて、大変でした」
「〇〇ちゃんに拒否されてしまって・・・」と、悩みが共有されることもしばしば。
子どもたちのために何ができるか、と考えても、その想いがなかなか形にならないこともたくさんあります。
しかし、悩み事は互いが協力して解決を目指す、そんな仲間が集まっています。
「○○君は、一年前に比べてすごく成長したんですよ。長い目で見守っていきましょう!」と力強く言ってくれたのは以前は自身も子ども対応に悩んでいたスタッフのAさん。
「喧嘩が起こる前に、できることってなんだろうね、一緒に考えましょう」
「拒否しているというより、何かイライラしていたのかもしれないね、みんなで見守ろう!」
時に子どもの視点に立ち、子どもたちのことを日々真剣に考える仲間たち。
私たちは共に支えあったり、自分のことのように子どもたちの成長を喜び合ったりしています。
放課後の現場はパートタイムで働くスタッフも多くいますが、子どもたちと関わる時間が多くなるにつれ、すごく生き生きした顔で働くようになったり、子どもたちに素敵な声かけができるようになったりと、大人が成長できるのも、放課後の時間の素晴らしいところです。
私たちは、放課後の時間に大切な子どもたちの命を、健康を、成長を、健やかな心をお預かりしています。
常にプロとして子どもたちの成長を見守ろうと心掛けていますが、大人たちもまた、子どもの前で、悩み、迷い、成長を重ねながら過ごしていることを実感しています。
仲間同士支え合い、また多くの方にご支援をいただきながら、より良い居場所にしていけたらと思います。
長く短い素晴らしい夏休みを子どもたちに届けられるように。
文:稲浜小アフタースクール/釣出