【被災地支援】復興アントレプレナー2017-2018 in 大槌・釜石編 3rd
こんにちは!インターンの篠崎です。
復興アントレプレナーin 大槌・釜石編の第3回目の様子をお届けいたします。
第三回目の今回は、釜石で行う本番当日前の最後のプログラムです。
マルシェ出店に向けた最後のプログラムということでいいお店作りができるようしっかり頑張っていきましょう!
今回は、
・収支計画書の完成
・ポップや看板づくり
・接客練習
を行いました。
プログラムの冒頭で今日のプログラムの流れを説明してくださっているおらが大槌夢広場の神谷さん。
本日もよろしくおねがいします!
まずはウォーミングアップとして、「ペットボトルのお茶ができるまでどんな人が関わっているのか」をグループで考えて発表します。
「とりあえず、茶葉を作る人とか茶摘みをする人とかじゃない?」
「ラベルのデザインとか考える人もいるね」
各グループで、どんどん意見が上がっていました。生産から流通、販売までお茶ができるまでの流れをイメージできているようですね。
グループワークで場があたたまったところで、本題の収支計画書の作成にとりかかります。
どんな商品をいくらでどれくらい仕入れ、それをいくらで売るのかということを決める収支計画書は、お店を経営する上で重要なものです。
前回の宿題で、商品として出したいものの値段や仕入れ先を調べてグループで考えてくるというものがでていたのですが、
どの班も各自でちゃんと調査をしてきてくれていました。
商品や値札の写真をスマートフォンで見ながら、商品や価格を決めていました。
「商品の名前とかパッケージに、釜石の名前が入っているもののが良いんじゃないかな」
地元ということにこだわるこのチームは産地も商品を選ぶうえで大切なチェックポイントのようです。
あまり東京では出回らない期間限定の地元のお菓子を豊富に取りそろえることにしたこのチームでは、
「バラで売るのとセットにして少し安くするのとどっちがいいかな」
と売り方を考えていました。
商品が決まってくると悩ましいのが、お金の問題。
4万円を使ってどれくらい仕入れていくらで売れば利益がでるのか考えるのに、苦戦しているグループもありました。
「まだ3万円だからもっと仕入れられるよ。何買えばいいかな?」
「高すぎたら売れないけど、利益はできるだけだしたいよね…」
電卓を使いながら収支計画書に記入していきます。
1時間ほどでほとんどのグループが収支計画書の完成にたどり着くことが出来ました。
休憩をはさんだあとは、ちょっと趣が変わって商品のポップと看板づくりをしました。
ポップはただ商品名や値段を表示するだけでなく、商品を魅力的に見せる役割のある販売に欠かせないものです。
ブラックボードや画用紙を使って、お客さんの目を引くポップを作っていきます。
どの色が一番映えるのか、実際に全色のペンで描いて比較している様子。
色使いもキャッチーなポップには大切な要素ですね。
このグループではブラックボードに店名を書くことにしたようです。
ブラックボードの使い方は自由!! そのため店名だけでなく、おすすめの商品を書いたりまわりをデコレーションしたりとそれぞれに工夫していました。
作成したポップは、おすすめの商品や収支計画書の内容と合わせて各グループごとに前に出てきて発表しました。
他のグループがどんな商品をどのように売っているのか、どんなポップのデザインにしているのか、参考になりますね。
終わらなかった分は本番当日に向けて各グループで完成させておきましょう。
お店作りをするうえで、商品や売り場だけでなく接客も忘れてはならない重要なポイント。
おいうことで、最後に行ったは接客の練習です。
「かしこまりました」「失礼いたしました」などの接客七大用語を学んだうえで、昨年度も参加してくれた子どもたち二人が代表として、
接客のデモンストレーションを前でやってもらいました。
「おすすめはなんですか?」
「もう少し安くしてもらえないですか?」
「これなんですか?」
など尋ねられると、うまく答えられず言葉に詰まる場面も。
商品の知識がしっかりと頭に入っていないとうまくお客さんに商品の良さを伝えられないことがわかります。
そして、なにより恥ずかしがらずに元気に接客することが大切です。
ということで、各グループで接客の練習開始!
お客さんと店員の役を交互に行います。
接客は全員が必ず行うので、全員が商品の知識を頭に入れてお客さんが満足してくれるような接客をできるようになることが求められます!
もしお客さんがおじいちゃんだったら?外国人だったら?など様々なお客さんを想定して、声掛けから商品の受け渡しまで接客の一連の流れをしっかり練習していました。
接客の練習をして、これにて今回の内容は終了。みなさん、お疲れ様でした。
とはいえ、まだまだ仕入れや看板づくりなどは終わっていないため、これから子どもたちは本番にむけて各自準備していくことになります。
本番の3月17日までにどんな商品をそろえお店作りしてくれるのか、とても楽しみです。
子どもたちも東京に行ける!ということで、前泊の部屋割りを考えたり何を着ていこうか考えたりとても楽しみにしている様子でした。
あとは準備を整えて本番に臨むだけ!
ということで本番の様子もお届けしますので、引き続きお楽しみに!
そしてぜひみなさん子どもたちの手作りマルシェに足を運んで下さい!
日時 3月17日(土) 10:00~14:00
場所 六本木アークヒルズ ヒルズマルシェ
リンク http://www.arkhills.com/hillsmarche/
ご来店おまちしております!!!