【婚育】アーセンティア迎賓館でウエディング体験!~結婚調査隊!~
こんにちは。本部スタッフ山田です。
TVでもおなじみのウエディングのリーディングカンパニー株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ様と
放課後NPOアフタースクールが取り組む<婚育プロジェクト>の第2弾!!
今回は、3月29日に大阪で、『アーセンティア迎賓館でウエディング体験!~結婚調査隊!~』を実施致しました。
今回は、小学3年生から中学生までの子どもたちが参加してくれました。
みんなは、「結婚」と聞くとどんな事をイメージしますか?
子どもたちにとっては、普段あまり親しみのない結婚について、
まずは、クイズで触れてもらいました。
「結婚は何歳からできるでしょうか」
「日本では一日何組のカップルが結婚しているでしょうか」
「結婚のお世話をしてくれる人のことを何と言うでしょう」
一日に1918組も結婚しているカップルがいることは、子どもたちにとっても驚きのようでした。
『仲人』も子どもたちには聞きなれず、3択で「キューピット」を選ぶ子どもたちが大半でした。ちょっと難しかったかな?
次にみんなに、「結婚」のイメージについて紙に書いてもらいました。
みんななかなかイメージがつかないようです。
「結婚式」、「指輪」、「ドレス」など、ものとしてのイメージを持っているお友達が大半でした。
そうですよね。突然「結婚」と言われてもなかなか難しいですよね。
結婚してみたい人!との問いにも、「ぜんぜん。」「あんまり。」という声が多くみられました。
それでは、いよいよ本日の先生の登場です!
先生と一緒に結婚についてイメージを深めて行きましょう!
こちらテイクアンドギヴ・ニーズのウエディングプランナー 杉山さんです。
杉山さんは、こちらアーセンティア迎賓館でこれまで数多くのウエディングをプロデュースされてこられました。
今日は「結婚」の魅力を、
「結婚式」を一緒に作り上げてくれるウエディングプランナーの目線を交えながら
お伝えくださいます。
「みなさんはウエディングプランナーというお仕事を知っていますか?」
「みんな、結婚式に出たことあるかな」(ちらほらと手が挙がりました)
そのとき感じたこと、覚えていることを聞きました。
「ドレスがきれいだった。」「色んな人がいた。」「覚えていない。」
など、印象は、あまり残っていない様子でした。
ここで、結婚式についてイメージできるようなダイジェストムービーをということで、
今日は、なんと杉山さん自身の結婚式のムービーを披露して頂きました!
そこには杉山さんや新郎、ご家族の幸せそうな姿、思わず笑みがこぼれてしまうような素敵なシーンが
たくさん詰まっていました。
杉山さん自身、結婚式をして改めてこんなに多くの人に支えられているのだと感じることができ、
また、お父さま、お母さまも、結婚式での杉山さんの姿をみて、『こんなに多くの方に支えられているということを知り、
安心した。』と仰られた、ということでした。
結婚式は、家族やお世話になった方、友達とのつながりを改めて認識することができる場所なのですね。
そして、次にウエディングプランナーさんが、新郎新婦とどのように結婚式を作っていくのかのムービーを
見せて下さいました。
こちらの結婚式は、なんと新郎新婦の希望により、二人の母校のグラウンドを舞台に結婚式を作ったと言うものでした。
たくさんの思い出がある母校のグラウンドで、多くの友人やお世話になった方に囲まれての結婚式。
そして、その新郎新婦の希望をかなえようと、試行錯誤し、グラウンドを素敵な式場に変身させた
ウエディングプランナーさん。
結婚式には、本当にたくさんの方の素敵な思いが詰まっているのですね!
さあ、「結婚式」に対する憧れが高まってきたところで、チャペルに移動します!
みんなお城のように綺麗な式場に入り、周りをキョロキョロ。緊張もより一層高まってきました。
ここで、結婚式にまつわるお話をテイクアンドギヴ・ニーズの柴田様からお話しして頂きました。
花嫁のブーケに使われている白いバラは、「尊敬」を、
かすみ草は、「幸福」、「感謝」、「永遠の愛」を、
ヴァージンロードは、「純潔」、「花嫁の今日までの道のり」を意味しています。
また、花嫁のヴェールは、「邪悪なものから身を守る」ということを意味しています。
結婚式には、たくさん意味が込められているのですね。
そして次にいよいよ、新郎新婦の登場です!
「みんなのお友達だと思って、祝福してあげてくださいね」
今回は人前式ということで、お二人には皆さんの前で誓いの言葉を述べていただきました。
今日は皆さんがその立会人です。
結婚式にはいろいろな形があるのですね。
指輪交換、ベールアップ、そして・・・誓いのキス!
「みなさま、シャッターチャンスですよ」
そして、皆さまの温かい拍手に包まれて、新郎新婦の退場です。
みんな、緊張や恥ずかしさ、色んな思いが混ざりながらも、素敵な新郎新婦の姿をあこがれのまなざしで見送っていました。
最後に、「幸せのおすそわけ」、ブーケトスを行いました。
今回のブーケはなんと、3つに分かれるタイプとのこと!幸せはたくさんの人に広げたいですものね。
結婚式を一通り体験してもらった後は、お待ちかねのデザートビュッフェです。
会場内は苺の甘い香りでいっぱいに。みんな今日一番の笑顔です!
さあ、プログラムも終盤です。
これまで見てきたことを踏まえ、改めて結婚式ってなんでするの?を考えてもらうために、
様々な新郎新婦の結婚式のダイジェストムービーを見ていただきました。
「小さいころ、いつも遊んでくれたおばあちゃん。これまでありがとう。」
「お父さん、これからもずっと元気でいてください。」
そこには、これまでの新郎新婦の懐かしい思い出と、支えてくれた多くの方への感謝の気持ちが
たくさん詰まっていました。
結婚式は、
今までを振り返って
あのとき照れくさくて言えなかった「ありがとう」
言えないまま時が経ってしまった「ごめんなさい」
を、大切な人に伝える機会を与えてくれます。
そして、次に今回のプログラムが、みんなにとって
大切な人に「ありがとう」を伝えるきっかけとなってほしい。
そんな思いから、『みなさんの大切な人に思いを伝えよう!』ということで、お手紙を書いてもらいました。
それでは、せっかくなので、何人かのお友達に読んでもらいましょう!
「お母さんの嫌なこととかしてごめんね。いつも、優しくしてくれてありがとう。」
「お母さん、いつもごはん作ってくれてありがとう。」
「お父さん、いつもお仕事ありがとう。
恥ずかしがりながらも、お母さん、お父さんへの感謝の気持ちを書いたお手紙を読み上げてくれました。
お母さん方も滅多に聞かない子どもたちの気持ちを聞き、とても嬉しそうに思わず照れ笑い。
中には、3人の弟たちに向けた手紙を書いたお友達もいました。
「いつも一緒に遊んでくれてありがとう。」
手紙には弟たちが読めるようにと“読み仮名”まで振ってありました。
いつもは口には出さないけど、本当はとても弟思いなお兄ちゃん!感動しました!
みんな、いつもは照れくさくて言えない「ありがとう」と「ごめんね」を伝えてくれました。
いつも優しくしてくれること、
いっしょに遊んでくれること、
ケンカしてちょっと意地悪してしまったけど、ほんとは謝りたかったこと、
毎日当たり前のようにそこにあって気が付かないことや、つい言い出せなかったりすること、
改めて考えると、大切な人に伝えたいけど、なかなか伝えられていない事って
たくさんありますよね。
最後にもう一度、結婚のイメージをみんなに書いてもらいました。
今日一日を通して、結婚に対するイメージは、どのように変わったのでしょうか。
はじめは、「結婚式」「指輪」「家族」といった単語のみのイメージだったものが、
「絆」「家族にありがとうの気持ちを伝える」「普段言えないことを言える日」という
行動や気持ちが含まれた具体的なイメージに変わったようです。
そして改めて、「結婚してみたいなと思う人!」と質問してみたところ、たくさんのお友達が一斉に手を挙げてくれました。
みんな今日はどうでしたか?
「色々わかってよかった。」
「(お嫁さんが)家族と別れるのが悲しそうだった。」
「花束を投げるの(ブーケトス)が、受け取ると夢が叶うというのが分かった。」
「家族の絆を感じました。」
「すごく心に残った。」
はじめの結婚に対するイメージから一点、みんな大満足の感想をもってもらえたようです。
今日は結婚の意味や込められた思いなどを知り、大切な人に普段はなかなか言えない
「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えることができました。
次にこんな素敵な結婚式場に来るとき、
それはみんなに「愛してる」を伝えたい相手が現れたときなのでしょうか。
今からドキドキですね。
今日は皆さまありがとうございました!
そして、今回ご協力いただいたテイクアンドギヴ・ニーズの皆さまありがとうございました!
************************************
放課後NPOアフタースクールの活動を、Facebook,twitterでも発信しています。
よろしければ、ぜひ「いいね」「フォロー」をお願いします。
Facebook: http://www.facebook.com/npoafterschool
twitter: @npoafterschool
************************************