【文化】共育国際プログラム-和菓子編-日本の食を学び、おもてなしを世界へ伝える
こんにちは!アフタースクールボランティアの金子です!
共育国際プログラムの第3弾!!!
12月14日(日)は、和菓子編ということで、日本における和菓子の文化を学んだ後、実際に作り、おもてなしを学び、
外国からのお客様をもてなします。
前回の和食、書道同様に、ただ自分たちが楽しむだけでなく、お客様を“もてなす”ということを意識し、外国の方々に喜んでいただけるように学び、深めていくというコンセプトで行いました。
今回の講師は、大正8年創業、赤坂一ツ木通りにのれんを掲げる「赤坂 松月」 西尾 健先生、そして作法と通訳をしていただく、NPO日本文化体験交流塾 伊藤 映子先生にお越し頂きました。
今回は、饅頭の作り方を教えていただきました。
初めに、饅頭についての作り方を黒板を使いながら説明していただきました。西尾先生が子ども達にお手本をみせてくださり、饅頭の生地の硬さを実際に子ども達に触ってもらいながら、五感で作る大切さを伝えて下さいました。
子ども達は、意外と硬かった生地に驚いていました!
さあ、次は子ども達の番です!上手に作れるかな??
まずは、生地を丸型に薄くのばしていきます。ここで小麦粉を手にまぶしておかないと、生地が手にくっついてしまい、うまくいかないということがあり、子どもたちは悪戦苦闘していました。
次に出来上がった生地にあんこを包んでいきます。
想像していた以上に綺麗に作るのは難しかったですね。
次に、出来上がった饅頭に色付けをします。
竹籤を使い淡い黄色・ピンク・緑の3色を上手に使い分けながら、自分の好きな絵や文字を書いていました。
上手に書けたかな??
出来上がったら、蒸し器にいれ、待つこと10分・・・・途中経過を覗いてみます。
蓋をあけた瞬間、蒸気とともに良い香りがし、淡い色が乗った饅頭が!
子どもたちの目もキラキラと輝いていました。
では、いただきま~す!!では、お料理教室で終わってしまいます。
今回の目的は、“お・も・て・な・し” の心。
出来上がった饅頭をすぐ食べたい気持ちを抑え、おもてなしの心を学びに和室に移動しました。
まず、伊藤先生が、お客様をもてなすための良い例と悪い例を子ども達に見せてくれました。
気付いたことを子どもたちに発表してもらった後、今度は子どもたちの番。
お菓子でもてなす役、お花をいける役、お茶でもてなす役の三役にわけ、各自練習をしました。
慣れない正座の姿勢もしっかりとでき、準備は整いました。この時間、外国からのお客様は、西尾先生より和菓子についてのお話を聞いていただいていました。通訳の大石先生にも協力して頂きました。
さあ、いよいよお客様の登場です。みんなドキドキしていましたね。
緊張しながらも、外国からのお客様を相手に、丁寧におもてなしをすることができました。
何回、お客様の笑顔を見ることができたでしょう。数え切れません・・・。みんな上手にできましたね。
その後は交流タイム!時間が足りないくらいでしたね!
中には、英語をちゃんと使い、話している子もいました。正直、我々スタッフも驚きでした!!
最後に家庭科室に戻り、先ほど自分たちで作った饅頭を食べました。
自分で作った饅頭の味はどうだったかな??みんな美味しそうに食べていましたね!
そして、感想カードを記入しながら振返り。
お客様よりひと言ずつ感想を頂き、西尾先生にスタンプを押して頂き、プログラムは終了しました。
西尾先生、伊藤先生、大石先生、本当にありがとうございました。
和食・書道・そして今回の和菓子と3弾に分けて展開してきました。
おもてなしをして、相手に喜んでもらえると嬉しいですね!!
これから外国からのお客様はもちろん、自分たちの “身近な人” にも、心をこめてもてなすことが出来たらいいですね。
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