[親子でMuseum]葉っぱの版画と字のない絵本で想像の世界を広げよう!
こんにちは!!
アフタースクールインターンの須田です。
12月6日(土)に「親子でMuseum」第3弾として、「葉っぱの版画と字のない絵本で想像の世界を広げよう!」を実施しました。
親子で素敵な時間を、自分自身で「やってみる」「みてみる」という経験をしながら過ごしてもらうプログラム。
今回の講師は絵本作家として大活躍中の宮澤ナツさん。先日個展を終えられたところです。普段は絵本作家、イラストレーター、ライブペインター、ワークショップなど非常に幅広い範囲でご活躍されていらっしゃいます。とても優しくて素敵な先生です!(宮澤ナツさんHP*http://www.natsu.cn/)
では当日の活動についてご紹介したいと思います。
まず「やってみる」こととして、下赤塚地域センターにて葉っぱ版画を作りました。
今回は専用のプレス機ではなく、なんと!パスタを作るときに使うパスタマシーンを使いました!
最初は宮澤さんによるデモンストレーションです。
その後実際に自分たちで版画をやってみます!
まずは葉っぱ選び。複数組み合わせても面白い。色んな茎でも出来るとのことです。
そして色んな絵の具を使用して混ぜたり混ぜなかったりと好みで塗っていきます。
紙の種類を選んで、セットをし、パスタマシーンへ。
ぐるぐると回して出てきたものを開くと「わあ〜!」
子どもたちはもちろん、保護者の方々も夢中になって取り組んでくださっていました。
そして、できあがった作品がこちら!
売り物かなと思うような作品ばかりです!!
子どもたちの作品はその子自身の性格や感性が表れているようで非常に趣深いものでした。葉っぱに顔を書いてみたり、複数の葉っぱをくっつけたり、切ってみたり。
また、宮澤さんもおっしゃっていたのですがワークショップにご参加くださるお母さん方の作品は本当にセンスを感じるものばかりで圧倒されてしまいました、、笑。
出来た版画は繋げてマスキングテープで製本して絵本にも、
スタンプを押してポストカードにもなります。
「お友達の誕生日が近いから渡すんだ♪」と楽しそうにアレンジしている子もいました。親子での会話も弾みます。子どものユニークさや得意な様子に驚くお母さんも。
片付けたら、お昼ご飯を食べて板橋区立美術館に出発!
板橋区立美術館では「みてみる」こととして、特別展示をされている、字のない絵本で有名なイエラ・マリの作品を鑑賞しました。
子どもたちも静かにイエラ・マリの絵本や作品に夢中になっていました。
字のない世界の数々の絵本を紹介されているスペース もあり、大人も子どもも想い想いに好きなところでじっくり楽しめました。
そして最後に集合写真をパシャリ!
最後の感想発表では、子どもたち、保護者の皆様、充実した時間だったようなので本当に良かったです。
子どもたちからは「(展示されている原画が)細かい線で描かれていてすごいと思った。」「版画が楽しかった。」
保護者の方々からは「板橋区立美術館、気になってはいたけれど、機会がなかったのでやっと来れました。」「子どもたちに兄弟が多いため普段ゆっくり静かな時間を過ごしてあげることが中々できないので没頭出来てよかったです。」
などのお声をいただきました。
参加してくださった皆様、ご協力いただいた宮澤さん、伊藤さん、「親子でMuseum」のコーディネーターの皆様、そして板橋区立美術館の皆様ありがとうございました!
次回、第4弾の「親子でMuseum」もお楽しみに!