【文化】ティーンズファッションプロジェクト第2弾〜1日百貨店スタッフ体験「おもてなし」を学ぼう〜
今回は、ティーンズファッションプロジェクトの第2弾!
歴史ある百貨店、松屋銀座にて、1日スタッフ体験をしました。
このプログラムは2週に渡って行なわれました。
〜1日目〜
最初に行なわれたのは、松屋銀座をめぐるツアーです。
次回実際に体験する店舗を含めて、さまざまなところを回りました。
バックヤードを通らせてもらい、それだけでも貴重な経験だったことでしょう。
案内役のスタッフさんから商品の説明や、どんなお客さんがくるかなどを教えてもらっていました。
そして次に「おもてなし講座」を受けました。
おもてなしってどんなこと?
百貨店では、特に重要なことなので、みんな真剣なまなざしで聞いていました。
どんな店員さんが喜ばれるか、そんなことを考えていきます。
まずは、「笑顔」の練習です。
普段何気なくやっていることでも、緊張したり仕事に取り組んだりしているとつい忘れがちです。
鏡を見ながら、そして友達同士で、ちゃんと にこっ とできているかチェックします!
今度は、練習した笑顔を実践で使えるように「ありがとうございます」や「いらっしゃいませ」に合わせてやってみます。
さらに、実際の社員研修で使われているという大きな角度計を使っておじぎの角度について学びます。
立ち方もダラダラとするのではなく、ピシッとしていなければいけません。
家でも練習ができるように、プリントも用意して下さいました。
おもてなしの次は「ラッピング講座」の始まりです!
まず、さまざまな大きさ・形の袋があることを、クイズをしながら学びます。
傘やハンカチなど、それぞれに合った袋を選んで包装しているんですね。
さらに、本物のラッピング用紙を使って実際に箱の包装とリボン掛けまでをやってみます。
初めての経験で、少し難しそうにやっていましたが、完成してみるとみんなとっても満足そうでした。
最後に、今日学んだおじぎと笑顔を保護者の方に向けて実践しました。
スタッフのみなさんと一緒にお昼ごはんを食べて、1日目のプログラムは終了です。
〜2日目〜
前回に引き続き、松屋銀座でのプログラムの2日目です。
実際に店舗に入ってお仕事を体験する日がやってきました!
朝から子どもたちは緊張と楽しみでそわそわしていました。
松屋銀座のネームプレートを胸につけ、先週学んだことのおさらいをして、準備完了!
ネームプレートを付ければもう本物の店員さんです!
売り場に出る前に、開店前から並んで待って下さっていた方々にエントランスでご挨拶です。
ドキドキしながらも堂々と、元気よく、できていたと思います。
そして各売り場に分かれて、販売をします!
*食品・生鮮
*婦人雑貨
*婦人服
*紳士服
*リビング
*雑貨
の6つのフロアに分かれて売り場体験をしました。
試食販売、レジ打ち、ラッピング、洋服を畳んで整理、品だし・・・
など、あらゆる仕事を体験させてもらいました。
現場のスタッフの方も、「上手だよ〜!」と、褒めて下さったり、
「頑張ってるね!」と応援して下さったりしていました。
はじめは「いらっしゃいませ〜」の声が小さかったですが、
だんだんと慣れてきて、笑顔で大きな声を出すことができるようになっていました。
終わったあとの感想を聞いてみると、
「脚が疲れた〜!」
「もっと何時間もやりたかった」
「仕事って大変なんだね」
「おもしろかった!」
など、それぞれに感じるものがあったようです。
そして最後に、松屋銀座さんからサプライズプレゼント!
ボールペンやそれぞれの名刺などをもらいました。
早速、お友達同士で嬉しそうに名刺交換をしている様子もみられました。
今回、本物の仕事を体験したことで、子どもたちは大人の世界を知るとともに、
楽しさや厳しさも感じてもらえたと思います。
2週間にわたり、松屋銀座のみなさま、貴重な経験を本当にありがとうございました。