【文化】落語を楽しもう!
こんにちは、アフタースクール49号です。
世田谷区内の小学校にて、突如出現した高座とめくり台・・・
そう、本日は落語プログラムが行われました。
先生は落語家の柳家喬の字(きょうのじ)さん!
呼び名は「のじさん」です。
今回のプログラムは、
落語のことはもちろん、落語を聞くときのマナーについても教えてもらいます。
マナーってなに?
ルールとはどう違うのかな?
のじさんは「マナーは、やっていいかよくないか、みんなの心で決めるもの」といいます。
みんなが楽しく落語を聞くために、マナーを守って聞くことを約束して開始します。
さてここからは落語の時間。
子ども「のじさーーーーーーーん!!」(大声)
のじさん「うるさいよっ!」のやりとりから始まります。
まずは落語のことをのじさんに教えてもらいます。
落語ってどういうもの?
落語の歴史は何年だろう?
落語はいつ生まれたの?
「江戸時代に生まれたから、着物をきて落語をするんだよ」
大人もなるほど、な落語のいろはです。
落語の特徴は、何人もの役をひとりで話すこと。
落語の話し方を実際に話してみせてくれました。
遠くにいる人、近くにいる人・・・
声の調子を変えることで、びっくりするくらいの距離感が生まれます!
また落語での面白い言葉の使い方も教えてくれます。
「あ、雨もりしてるよ」「やーーね」
みなさん、どういう意味かわかりましたか?
雨漏りをする『屋根』と『嫌ね』がかかっているんです。
のじさんが問題を出して、
子どもたちが意味を考えていきます。
さすが柔軟な頭!子どもたちは次々と正解していきます。
そしてここで一席。
みなさんご存知の「じゅげむ」です。
じゅげむじゅげむ・・・の名前が繰り返される度に笑いが広がります。
着物や声の調子、身振り手振り、言葉の使い方、
日本語の魅力がたくさん詰まったものが落語なんですね。
では、
実際に落語をやってみましょう!
「えー!できないよ!!」子どもたちは口々に言いますが・・・
3人で高座に上がって、
ねずみを捕まえた落語に挑戦します。
そしてその落語をひとりで挑戦!!
みんなの前でも堂々と話せました!
最後に、
少し長めの落語をのじさんが話してくれました。
のじさんが話し出すと、子どもたちはぐぐっと引き込まれていきます。
息子とお父ちゃんの掛け合い、
団子をねだる息子の表情、
蜜をなめるしぐさ・・・
見事な話術に子どもも大人もくぎづけです。
落語が終わり、大きな拍手で落語のプログラムは幕をとじました。
今回初めて落語を聞いた子も多くいたようで、
初めての体験がとても楽しかったようです。
見事な落語を披露してくださった林家喬の字さん、
高座などを用意してくださったBOPのみなさま、どうもありがとうございました!
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