【学び】哲学カフェ
みなさんこんにちは。
アフタースクール49号です!
1月24日、31日の2日にわたって、横浜市内の小学校にて哲学カフェのプログラムが行われました。
講師は、「アーダコーダ」
http://www.slideshare.net/
哲学、というと難しいイメージもありますが、
いつも思っている「なぜ?」ということや、
自分の悩みを解決するお話のワークショップです。
テーマを決めて、お友達が何を思っているか、自分はどう思うか話していきます。
このプログラム、子どもの参加人数が両日ともに2人ととても少人数。
しかし大人も参加して、とても盛り上がるんですよ。その様子をご紹介します。
まずは24日の様子から。
この日は子ども2名と大人2名の計4名。
まずは自己紹介として質問に答える形式で、その人がどんな人なのかを知っていくゲーム。
その質問の中から「将来の夢」の話題へ。
いつからなりたいと思ったのか?など、
質問するときのキーワード3つ「なんで?」「どうして?」「いつ?」をようへいさんから教えてもらいながら進めます。
最後の質問は子どもたち2人が考えました。
「トイレに行ったことがありますか」
この質問に「いいえ」と答えたようへいさんになぜ?と聞き、そこから、おしっこやうんちをしているのを見られるのは恥ずかしい?なぜ?いつから?と言うように話が盛り上がりました。
意外な展開となりましたが・・・子どもたちの質問によって、
いつからトイレの話題を出すことが恥ずかしいと感じるようになったかを考えるきっかけとなりました。
次に31日の様子をみてみましょう。
この日も子どもは2名、大人が5名の全部で7名!
今回も質問からどんな人かあてる自己紹介をします。
好きな教科、得意なことなど・・・
その中のひとつ、「車が来てないけど赤信号のときわたる?」というこの質問。
みんなそれぞれ・・・正直に答えていきます。
人それぞれ、いろんな意見がありますね。
もちろんこれが絶対正解、ということはありません。
わからないことや、疑問に思ったことは相手に聞いていきます。
このゲームの間に、ようへいさんはこんなことを言っていました。
①みんなが答えれる質問でよろしくね②みんなが考えちゃうのはいいしつもん③途中で意見をかえてもオーケー
この質問ゲームをするときには、こんなことを覚えておくとうまく進められるのですね。
先ほどの赤信号の質問から、
「信号を守るのはどうして?守らないのはだめ?」
ちょっと難しくなってきましたね。
こちらもそれぞれの意見に、なぜ?どうして?をぶつけていきます。
「守らなくてもいい」の理由をじっくり聞いて、
「そっか」と納得してしまう一幕も。
ルールを守るのは大切なことだけど、それをなぜ?と考えることってなかなかない機会ですよね。
今までにない新しいこのプログラム、
一見楽しくおしゃべりしてるだけのようですが・・・
「すごく面白い!」
「勉強になった!」なんて感想が子どもたちから飛び出すんです。
これからの哲学カフェプログラムも、とても楽しみですね。
ようへいさん、学校のみなさん、どうもありがとうございました!
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