【南三陸アフタースクール】一日の活動記録
みなさん、こんにちは。14号です。
今回は6月から始まった南三陸アフタースクールの一日をお伝えします。
そもそも南三陸アフタースクールとは
地域の子どもと大人・企業とがつながり、
以前から住んでいた方、仮設住宅に住む方が一体となった街づくりを目指した事業です。
アフタースクールにも地域それぞれのカタチがあるということで
運営は地域の一般社団法人南三陸町復興推進ネットワーク (南三陸)の方々、
そして、特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン(東京)です。
私たちは協力という形で南三陸アフタースクールに携わっております。
地域の方々が昔あった子どもの学びの場を復活させて
町民先生による【ふる学(ふるさと学習)】を
ピースウインズさんと私たちが地元にいない
企業さんやプロの方をお連れして【スペシャル企画】を
する2大講座で運営されております。
このたび、私たちが初めてのスペシャル企画でのご協力をさせていただいたので
アフタースクールの一日とともにその様子をお伝えいたします。
まずは、バスで子どもたちを集めます。
仮設住宅やそれぞれの自宅を回っていきます。
こどもたち、早くも大興奮です。
いつもいる地元のスタッフ「わったー」も大人気です。
バスで集まった子どもたちは地域の公民館に集まって
さっそくプログラム開始です。
今回は幼稚園生からも参加ありで幅広いです。
そして、今回の先生は
私たちがいつもお世話になっている発想力プログラムの先生、
グロービス経営大学院の江原さんと横山さんです。
東京での市民先生に慣れている江原さん、スムーズです。
ただ、子どもたちの反応は最初はいまいちです。
江原さん「なんか不思議って思うことある?」
子どもたち「ないです。」・・・
しかし、いざ、身体を使って考える時間が始まると積極的です。
年齢に関係なく、どんどん紙コップを積み上げていきます。
どうやったら高く積めるか?
どうやったら崩れないようにバランスよくいけるか?
そしてお次は、紙コップの上にのってみる?!
これも、何個まで減らせるか、どう置いたらより乗りやすいか
2人1組で考えて挑戦していきます。
こっちの子は乗れた乗れたとノリノリで紙コップの上で踊っています。
最終的に1個!は難しかったようですが、
2個まで減らして見事乗れた子がいたようです。
その他、やはり
西の明石、東の南三陸といわれるほどタコの有名な地、
そこで育っている子どもたちにもタコは印象深いようで、
様々な「タコ」の作品がずらりです。
最後に夢を書いて今回のプログラムは終わり。
紙とペンをもらった子どもたちは、最初は
「夢なんてな~い」と言っていた子も下記のような夢を書いて
中には絵を描いている子も
・お菓子屋さんになりたい
・ゲームの達人になりたい
・ドラえもんになりたい
・レスキューになりたい・・・
東京でも市民先生をしている江原さんは
子どもたちの夢を見て、やっぱり子どもは東京も宮城も一緒だな~
とおっしゃっていました。
様々な遊びのような取り組みを通して
考えたり、協力したり学んでいきました。
プログラムが終了したら、
余った力で少ーしおにごっこ!をして、
また送迎バスに揺られてそれぞれのおうちへと帰っていきます。
町民先生講座で地元を知ると同時にこのような
東京からの先生たちに囲まれて普段やらないようなことをする時間も
大事な時間、大事な体験です。
この活動はまだ始まったばかりですが、
【アフタースクール】を通じて地域の子どもと大人と
町外の企業さんや大人までもがつながっていく、
そんな場づくりをこれからもお手伝いしていきます。
現地へ行きたい企業さん、いらっしゃいましたら是非お声掛けくださいませ。