【研修】山形県での放課後NPO始動に向けた研修
今年度から山形県にて始まった
<地域の放課後づくりモデル事業>
山形県の本事業を運営する2団体が私たちのところへ1週間の研修に来てくださいました。
これからもこのような機会が増え、地方での放課後NPO活動が
広がるよう精一杯研修に取り組みました。
下記に研修の概要をまとめましたので、今後同様の研修に
参加ご希望の方がいらっしゃいましたらぜひご連絡くださいませ。
お問い合わせ:info@npoafterschool.org
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研修期間:5月8日(火)~5月12日(土)
研修参加団体:特定非営利活動法人 公益のふるさと創り鶴岡
http://www8.plala.or.jp/koekitsuruoka/
NPO Herbalance〔ハーバランス〕
http://herbalance.jugem.jp/
◇研修内容:
①座学 ②山形県での展開準備 ③実践・見学
◆研修内容
①座学
・放課後NPOの活動について
・コーディネーター研修
・企業向け注意事項
・ユースミーティング参加
(放課後NPOを支える学生や社会人の方との月に1度のMTG)
③実践・見学
<企業訪問>(※NPOと企業の打ち合わせに同行)
・株式会社アルビオン
山形企画開催検討、今年度活動計画
<プログラム見学・フォロー>
・横浜市の小学校
オーストラリアンフットボール
<市民先生体験>
・山形プログラム
自由学園アフタースクールにて
<参考施設訪問>
・キッザニア
◆研修参加者の感想
・プログラム見学から市民先生体験までをさせていただき、プログラムに関わる様々な人の視点を体験することができた。
・事前準備、プログラム実施、その後のフォローまでの基本の流れを教えて頂き、これから山形でプログラムを実施していくために、どこから始めればいいのかが明確にイメージでき、とても良かったです。
・企業にはお願いする低姿勢で提案するしかないかな、と感じていましたが、プログラム自体に魅力があることを再確認したので、もっと強く押そう、と思い直す点がありました。
・企業に訪問し、プログラムを作り上げる現場に立ち会えたこと。NPO側が、企業側にとってのメリットをわかりやすく提示することが大切だとわかった。コーディネーターが企業の製品や技術をうまく活用できるようなプログラムをいかに提案できるかが重要だと学んだ。
・自分たちが市民先生の立場で現場を見てみると、NPOのコーディネーターの役割が見えやすかった。講師が対応できていない部分をさりげなくフォローしていることがよくわかった。
◆今回の研修の成果
・企業訪問の際に企業さんが地方活動に関心を示し、山形県での連携した取り組みの
企画ができた。
・プログラム見学、フォローから市民先生までプログラムに関わる様々な人の立場を経験してもらうことで全体像を見てもらうことができた。
・東京以外の地方でも私どもの活動事例を参考にした地方ならではの
放課後NPOができることを再認識した。
◆課題
・時期が年度始まりということでプログラム開催数がまだ多くなく、
横浜市のプログラム見学実施にしたことでやや移動時間が多くなってしまった。
今後は世田谷区など23区内の活動の見学をしてもらえるように調整する。
・毎日のスケジュール密度が高く、一日ごとに振り返りの時間が足りなかった。
一日の終わりには振り返りの時間を設け、その日に学んだことを整理する時間をとる必要がある。
・プログラムを受け入れる側である放課後の先生とお話しする機会があると学校側の方の視点もわかり、より多面的なアプローチができるようになるので、次回はそのような機会もいれていく。