【食】らでぃっしゅぼーや
こんにちは!アフタースクール18号です。
今回は横浜市の小学校でプログラムを行いました。
市民先生は、何度も先生になってくださっているらでぃっしゅぼーやさんです。
今回も、プログラムを通じて食べることの意味や、普段何気なく食べている食べ物について、子どもたちが考えさせられるものでした。
まず、プログラムの最初は挨拶から。
きちんと「よろしくお願いします。」と礼をして始めました。
子どもたちは、最初は声が小さかったですが、何度もやり直し元気に挨拶をして始められました。
何事も、始まりをきちんとすると気持ちが引き締まりますね。
挨拶が終わったら、プログラムのレクチャー開始!!と思いきや、まずは手洗いから。
腕まで綺麗に洗っています。
それが終わってようやくレクチャーの開始です。
今回は子どもたちに、包丁を使って野菜を切ってもらいました。
みんな真剣に包丁の扱いかたを習っていました。
「ドキドキする!」
「早く切りたい!!」
とレクチャーを聞き興奮する子どもたち。
実際に先生が切って見せてくれているとこも、食い入るように見ていました。
今回は、いちょう切りにのみ挑戦です!
先生が「この切り方はなんだと思う?」と訪ねると
「いちょう切りー!!!」
という元気な声が。みんな良く知っていました!
「家でお手伝いしている子は?」と聞くと、多くの子が手を挙げていました。
中には「皿洗いが好きだよ!」という子も。お母さん、お父さん助かりますね。
では、みんなで深呼吸をして気持を落ち着かせてから調理開始です!!
まずは大根。今回使った野菜は、らでぃっしゅぼーやさんのところでとれた野菜です。
みんな真剣な顔をして切っています。
もちろん中には初めて切る子もいましたが、「楽しい!」という声が。
先生に切り方を見てもらいながら、次は1人でチャレンジ。
次は人参、次はいんげんとどんどん切っていきます。
野菜が変わると、切った感触が違うこと、切るときに注意することが変わることを教えてもらいながら切りました。
年長さんが年少さんを教える姿も見られました。
切る幅も、みんなそれぞれ。いんげんの切った断面を見て、「コーヒー豆みたいな線がある!!」と驚く子も。
ここで包丁は片づけられ、次はキャベツが目の前に置かれました。
「レタスだ!」という声と「キャベツだ!」という声があがりました。
とても良く似ていますよね。
「包丁を使わないで、どうやって切るのでしょう」と先生に尋ねられると
「手で切るんだ!!!」という声が。
生きる力をみんなに身に着けてほしいという思いから、今回は少しサバイバルな切り方です。
みんなが切ってくれた野菜は、お味噌汁の具材になりました。
次は食事についてみんなで考えました。
先生からご飯食べる理由や、毎日3回食べる理由などを聞かれてみんな思い思いの答えを出しました。
「体を健康にするために食べてる!」や、「お腹が空くから3回食べるんだよ。」などたくさんの答えが出ましたが、「栄養ってなに?」という質問にはみんな答えがうまく出ませでした。
先生から、「車と同じで人もガソリンが必要なんだよ。でも、車と違って人の身体は食べ物で出来ているんだよ」
と教わりみんな驚いていました。
「だからお母さんが好き嫌いせず食べなさいっていうんだ!」と納得する子も。
そこから、食べ物の栄養には4つの種類があるこを学びました。
今回は、4つの栄養グループを代表して、4人のゲンキッズが登場しました!
4つのゲンキッズが協力できるよう、バランス良く食べるように教わると、
「食べ放題だったらどうするの!?」
という声が。食べ放題でもバランス良く食べれるといいですね。
そしてここでまーちゃんが登場!みんなに体の仕組みを教えに来てくれました。
みんなでまーちゃんの身体を見ながら、食べ物がどこを通っていくか確認しました。
自分の身体も触って確認しています。
先生から、肝臓やすい臓の名前を聞かれると、みんな一生懸命答えていました。
そして、うんちの形で4人のゲンキッズをバランス良く食べているかわかることを勉強しました。
みんな恥ずかしがらずに真剣に聞いていました。
最後はみんなで小腸の長さを確認。
あまりの長さにみんな仰天でした。
そして、まーくんが帰った後はみんなが切った野菜で作ったごはんを食べました。
まずはお味噌汁を飲んで、体にごはんの合図を送ります。
キャベツが嫌いな子、お味噌が嫌いな子など嫌いな食べ物がごはんに入っている子がたくさんいましたが、「おいしい!!!」と言って食べる子が続出。さらに「俺の切っただいこんが入っている!!」といって喜んで食べる子も。
自分が作ったごはんはおいしいですね。
今回は、自分で料理を作るだけでなく、野菜それぞれの特徴や食べ物について詳しく学ぶことができました。
さらに、自分たちの身体についてもよく知ることができました。
何度もプログラムを行ってくださっているらでぃっしゅぼーやさんのレクチャーに、すっかり子どもたちも引き込まれていました。
最後にらでぃっしゅぼーやさんから、4つの栄養の種類に分けてご飯を置けるランチョンマットをプレゼントしてもらった子どもたち。しっかり4人のゲンキッズが仲良く協力できるように、ご飯を食べれるといいですね。
また、らでぃっしゅぼーやさんのプログラムを楽しみにしています。