【表現】黒田征太郎さんと描くアート
こんにちは。
連続掲載の5号です。
日曜日はIID世田谷ものづくり学校にて、
世田谷区教育委員会主催の「才能の芽を育てる体験学習」の1つとして、
小3-小6、63名を対象にしたアートのプログラムを
実施してまいりました。
先生はイラストレーターの黒田征太郎氏。
御年73歳の大ベテランの方です。
幼少の頃に経験された戦争体験をベースに作られた、
手作りのアニメーション『戦争童話集』をみんなで鑑賞しました。
空襲にあった5歳の男の子とそれを必死で守るお母さんの話。
「戦争なんて絶対にあってはならない。」
子どもたちにはちょっと強烈かもしれないけど、
と前書きがありながら、黒田さんのそういった強いメッセージがそこにはありました。
「戦争もそう、自然破壊もそう。段々世の中がおかしくなってきている。」
そういった思いを持つ黒田さんが、
今日のテーマとして選んだのが”2012年2月19日”。
「今日という日は今日しか来ない。
それなら今日という日をテーマに自由に描いてみましょう!」
テーマが決まり、
各自で布に好きな絵を表現することになりました!
黒板を前に。
色々な線を思いのままに引く。
子どもたちが必死になって絵を描いている様子。
黒田さんが適宜アドバイスにまわります。
「自由に描いていいんだよ!」
なんだかいい光景。
こちらは男の子の作品。
「左半分は戦争などで苦しんでいる世界。右半分は平和な世界。」
猫を描いた絵。
地球を描いた絵。
黒田さんがおっしゃっていた、
「絵にうまい下手なんてない。みんな違ってみんないいんだよ。」
そんな絵が一部屋に溢れていました!
「今日はありがとう!」
最後に黒田さんが子どもたちの何倍も大きな声で挨拶をしてくださいました。
参加した63名の子どもたちもみんなすがすがしい顔をしていました!
黒田さん、ありがとうございました!!!!