【衣】羊毛で遊ぼう
こんにちは、3号です。
すっかり秋めいてきて、金木犀の良い香りがする毎日、
皆さまいかがお過ごしですか?
本日は「羊毛ツンツン」プログラムを実施してまいりました。
先生はお馴染み、羊毛動物・羊毛フェルト作家の酒井博美先生です。
本日のプログラム、大変人気で10月5日の申込開始当日に
定員オーバーしてしまったそうです!
そこで急遽25名の定員から30名に変更されたとのこと。
とはいえ、子どもたちは羊毛がどんなものなのか、
ツンツンするってどんなことをするのか、
まったく分からない様子。
さっそく楽しみにしていたプログラムの開始です。
羊毛は、その名のとおり羊の毛です。
フワフワした毛が羊さんの毛だなんて、
子どもたちはそのことに「えーーー?」と驚いた様子。
そしてツンツンするための針は、
絨毯などをつくる時に使われる工場用のミシン針なのです。
みんな思わず足もとの絨毯をまじまじと眺めます。
普通の手芸用の針とは違い、先が少しギザギザしています。
毛糸のキューティクルと、このギザギザが絡みあい、
針でツンツンしていくだけでいろいろなかたちが作れてしまうのです。
さっそくやってみましょう。
本日のセットはこちら、白と茶色の羊毛です。
ツンツンする時にスポンジを下敷きにし、指サックもします。
さて、何ができるでしょう??
先生に指導してもらいながら、まずは白の羊毛をゆっくりツンツンしていきます。
針を指に刺してしまわないように、最初は恐る恐るの指先です。
針を使うので子どもには危ないのかな?と思いますが、
手の小さい子どもの方が手に刺してしまうことなく上手に扱います。
2つの羊毛をくっつけるには、一箇所だけツンツンするのではなく、
まんべんなくぐるっと根元をツンツンしていくことがポイントです。
何か分かるでしょうか?
本日はハムスターをつくります。
ツンツンするだけで、何でくっつくの?
くっつくからマジックみたい!不思議ー!と子どもたちもビックリです。
羊毛から羊のにおいがするー、との声も。
さぁ、どんどんいきます。
続いて背中に模様をつけていきます。
決まりはないので、自分の好きなところに好きなかたちを
自由にツンツンしていきます。
子どもたちは熱中し、集中して取り組みます。
そして最後の仕上げに命を吹きこむように目をつけていきます。
これも好きな場所に、好きな大きさでツンツンしていきます。
目は面積が狭いので、ツンツンが少し難しくなります。
「どうしよう~、どこにつけようかな~」
「前じゃなくて、横につけようかな?」
「もっと大きくしたい!」
などと、みんな白熱して取り組んでいました。
完成後、「見てみて!」と、互いに見せ合いっこです。
優しくツンツンすると、優しい模様を付けることもできます。
前から見ても、横から見てもかわいい、かわいすぎます!!
みんなの作品を並べてみました。
同じものが一つとない、自分だけのマイハムスターの完成です!
並べると、自分のが分からなくなると思いましたが、
そんなことはありません。
みんなちゃーんと自分のハムスターが