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【学び】夢のJR・鉄道プログラム最終回

こんにちは!

アフタースクール5号です。

本日は夢のJR・鉄道プログラム最終回の様子を
レポートいたします。

本日までJR訓練センターの西村さんを講師にお迎えし、
3回の準備期間を経てまいりました。

第1回:時刻表のひみつ
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-c0e8.html

第2回:信号機のひみつ
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/jr2-463c.html

第3回:安全のしくみ
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/jr-8090.html

そうして最終回はなんとJR訓練センターでの、
車掌・運転士・駅員体験!

横浜の子どもたち17名が参加してくれました。

早速様子をご覧下さい。

さてさて、入り口はこちらです!

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入り口を入ると、電車が私たちをお出迎えしてくれます!
すでに子どもたちは大興奮!

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教室に入ると、各所には電車のグッズがたくさん!

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上の写真のようなイベント用の制服もご用意いただきました。

本日は2チームに分かれます。

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1班に入った私たちは、
電車が待つ外へと繰り出しました!

こちらの電車は訓練センター専用の電車で、
以前は普通にお客さんを乗せて走っていたそうです。

こちらでJRの社員さんが日々、腕を磨いているのだそう。

子どもたちも電車に乗って早速チャレンジ!

西村さんと一緒に運転席に入り、隣で運転を見学します。

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こんな近さで運転している様子を見ることができるなんて・・・
と私も興奮してしまいました!

無線を使って後ろにいる車掌さんや駅員さんと連絡を取る姿に、
子どもたちも「すげーーー!」「かっこいい!」と羨望のまなざし。

文句無しでかっこいいです。

実際に動くので運転まではできませんが、
目の前で景色が変わっていく様子は貴重な体験。

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それから今度は後ろに移動し、今度は車掌さんの体験。

実際にアナウンスまでさせていただき、
「次は○○です。」「間もなく○○です。お出口は右側です」
と子どもたちが言うと、
2車両ある車内に恥ずかしそうにした子どもたちの声が響き渡ります。

それから窓を開けてドアが閉まっているかを確認し、
駅に到着したら今度はドアを実際に閉めてみました。

次はホームで駅員体験。

緊急時の対応としてホームの緊急ベルを押してみると、
ホームに「ジリジリリ!!」と音が鳴り、緊急事態を知らせます。

1回押す体験をしておくと、いざという時に押す勇気が出ます。
「いざという時は1秒でも早く押してください」とメッセージをいただきました。

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今までの3回の講座でも、
信号機のことやダイヤのこと、そして何より、
安全を中心に学んできました。

緊急時に列車が止まってしまった際のシミュレーションも。

こちらは非常用のはしごを車両に取り付けて、
線路に固定した様子。

しっかりと安定させて乗客を避難させます。
大変スピード感のある対応で感心いたしました。

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最後に赤と緑の旗を使って保線作業で使う小さな機関車を誘導してみました。

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子どもたちの手信号により、連結が無事完了!

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さて、あっという間に前半の1時間が終了。
後半は交代して今度はシミュレーターを体験します。

先ほどの実際の電車とは異なり、
今度は一人一人が運転士となって
実際に運転席でお客さんを運びます。

緊張するのでは?と思いきや、
またもや大画面とマイクの音ではしゃぐ子どもたち。
「やりたい!」「やりたい!」と大興奮です。

子どもたちそれぞれが2駅ずつ運転し、
JRの方と一緒に駅のホームに止めます。

行き過ぎてもだめですし、足らなくてもだめ。
ちょうどいい位置に止めるのが非常に難しそう。

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シミュレーターには線路の様子までも映像で流れます。
本当に本物さながらでびっくりです。

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本日は3時間のプログラムでしたが、
参加してくれた小3〜小6の子どもたちは最後まで大興奮でした。

最後に西村さんから全員に修了証をいただきました!
これまた素晴らしいプレゼントです!

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最後はみんな揃って敬礼!

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今回のプログラムを通じて、
子どもたちにぜひ感じてもらいたかったこと、
それは、

・プロの仕事の誇り

実際に目の当たりにするプロの技を通じて、

・安全に対する意識

”安全”のために、
JRの皆様がどれほど考え、工夫しているか、そして尽力しているかを
子どもたちは身を持って体験してくれたのでは、と思っております。

運転士さんや車掌さんは表舞台の方々ですが、
それ以外にも本当に多くの方の支えがあって、私たちは安全を守られているのです。
毎日安全に正確に電車が動くこと、本当にすごいことなのだと再認識してほしかったのです。

・子どもたちのためのご尽力

今回子どもたちのために、
わざわざ仕事の時間を割いてまで、
充実した4回ものプログラムを作ってくださいました。

今回のプログラムは、
西村さんをはじめJR訓練センターの皆様の大変な尽力により、
こうした設備を体験させていただくことができました。

こういう素晴らしい市民先生に私たちの活動は支えられています。

そのことは子どもたちにも伝わったと思います。

毎回作っていただいた手作りのテキストを子どもたちは宝物のように持っておりました。

鉄道のプロが子どもたちに真のプロの姿を、
出前授業や訓練センターでの姿を通じて教えてくださいました。

誇り高き大人の姿、それを感じる子どもの姿、
最後に互いに敬礼で見送り合いました。

見ていた私も本当に胸が熱くなりました。

本当に心より感謝を申し上げます。

西村さん、JR訓練センターの皆様、
この度はお力添え、誠にありがとうございました!

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