【表現】才能の芽を育てる体験学習~漫画プログラム第1回~
本日は、とても陽気な天気でした。
・・・ちょっと花粉の事が心配になってしまうくらいです。
本日は世田谷区教育委員会が主催する、
才能の芽を育てる体験学習に参加して参りました。
7月に一度開催したプログラムですが、
嬉しいことに応募者が非常に多かったため、
第2弾として行わせていただきました。先生は、漫画家の溝口涼子先生です。
小学生に大人気の「オシャレ魔女ラブandベリー」等を描いている先生に、
初めはみんなも緊張の面持ちでした。
最近では雑誌「小学3年生」に、
”Oh!マンガール”という漫画家を目指す子の物語を
連載しております。
まずは、顔のバランス。
絵を描く時、「昨日は上手く描けたのに今日はイマイチ。」
と、いう事を防ぐため、丸に十字の線を描き、バランスをとって描くそうです。
子ども・赤ちゃん・大人の場合、
又右斜め・左斜め・横顔の場合それぞれ描き分けました。
参加者が全員小学4年生であったこともあり、
与えられた図にほとんどの子が
正確な場所に目や口の位置を描くことができておりました。
参加者のほとんどが女の子で、
「顔の角度を変えると、ポニーテールを描く場合はどうするんですか?」
という鋭い質問もありました。
次は、誰もが憧れるキラキラした目の描き方。
私が絵を描くとき、一番初めに挫折するのは目でした。
本当の目と同じものを、大げさに描く。
目から鱗でした。
みんなゴージャスな目を一生懸命かいてました。
中には、先生の説明書きを写している子も!
そして次は、
笑った顔・怒った顔・泣いた顔の練習。
私はいつも笑った顔ばかり描いていた記憶がありますが、
色々な顔が描けないとお話はできないのですね!
最後は、自分でキャラクターを作ってみました。
単に「オリジナルキャラクターを作ろう!」と言っても
なかなかアイデアが生まれてこない子もおりますので、
先生がいくつかアイデアのキッカケを与えてくれます。
キャラクターの長所・短所・特技・苦手なこと・誕生日・血液型など
様々な角度から自分のキャラクターを形作っていきます。
ちなみにこちらはうみまる。
A4用紙の端っこにポツンと書いておりました。
私がびっくりしたのは、
みんな必ずしもヒーローを描いていないこと!
あまり目立たないキャラクターや、人間でないキャラクターまで。
着眼点が素晴らしいなと思いました。
最後は、数名の子のキャラクターの発表会を行いました。
スクリーンに映して、先生がコメントをくれます。
どんなキャラクターにもストーリーの広がりを連想する先生!
流石です。プロって凄いって思った子もいたと思います。
未来の漫画家さんが
世田谷区から沢山生まれる予感がしました。
今回のプログラム。
応募者が多数いたそうで、中には選ばれるよう
応募用紙に一所懸命絵をかいて応募してくれた子もいたそうです。
みんな、とても集中して楽しんで取り組んでいたようです。
2日に渡るプログラムの第1回目でしたo(_ _)o