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【赤坂・青山子ども中高生共育事業】共育国際プログラム第1弾「ドイツを知ろう!ドイツを描こう!ドイツを遊ぼう!」②

こんばんは。

5号です。

すっかり秋を感じる季節になってきましたね。

さて本日は先週に引き続き、
ドイツプログラム第2回を開催いたしました!

(前回の様子はこちらをご覧下さい。
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-8111.html)

場所は前回同様赤坂にあるドイツ文化センターで開催!
今回のタイトルは、
「ドイツを遊び、ドイツを知り、日本を知る」
でございます。

肝心の内容ですが、
・映像や写真、ドイツ語講座によるドイツ学習タイム
・ドイツの遊び体験
・ドイツ人に日本を紹介
といったドイツに浸ることが出来る豪華ラインナップ。

まずは前回と同じように、映像やドイツ語講座を通してドイツのことを学び、
その後スペシャルプログラムとして
ドイツで人気の遊びを体験します♪

先生は前回同様、
ドイツ文化センターのChris先生です!

まずは映像を通して、ドイツのことに関して少し学んでみましょう!

今日の学習テーマは、お金、有名人、スポーツ。

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「ドイツで使われるお金はみんな覚えてますか?」

「ユーロ!」
と一斉に子どもたちの声。
前回学んだことをよく覚えておりました!
Chris先生に本物のお金を持って来てもらい、子どもたちも全員興味津々。

それから有名人として、
ベートーベンやバッハを紹介。
なるほど・・・ベートーベンやバッハはドイツ人なんですね。

さてさて次はドイツ語の勉強の時間です!

「Hallo!」とChris先生がハイテンションで子どもたちに挨拶!
子どもたちは恥ずかしそうに「はろー」。
まだまだ雰囲気は温まっておりませんが、Chris先生はそんなことはおかまいなし。

「Ich bin.....」と自己紹介の仕方を簡単に説明すると、
子どもたちにどんどん話しかけていきます。

すると先生の勢いにつられて、子どもたちもまねして「Ich bin....」とアンサー。
本当に上手に子どもたちをリードします。

Dsc07228_10

それから「kalt(寒い)」「warm(温かい)」「heiß(暑い)」
の3つの言葉を練習いたします。
こちらの3つはこの後のゲームで使いますので、しっかり覚えておきましょうね!

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こちらのドイツ文化センターでドイツ語の講座を持っているChris先生。
ほとんど日本語を使わずに、
子どもたちにドイツ語を理解させ、喋らせてしまいます。
このあたりはさすがでございます。

それから数字も練習し、
いざドイツの遊びを「LOS!(はじめましょう!)」

ちょいと広い部屋に移動して、まずはこちらのゲームから。

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そう椅子とりゲームです。
日本で我々がする椅子とりゲームに今日は挑戦!

といっても本日はドイツプログラムですので、ドイツの要素を少々含めます。
今回はドイツの音楽を使って椅子とりゲームをやってみます。

ドイツでもこちらのゲームは大変人気のようで、
こちらの予想通り子どもたちも大変白熱しておりました!

さらに音楽だけでなく、音楽が始まる時は「LOS!」、
音楽が止まった時は「STOPP!」とドイツ語の練習も欠かせません!

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またところどころで使えるドイツ語も一緒に勉強。
椅子に座れなかった子には「お気の毒に」という意味で、みんなで「Schade!(シャーダ!)」

優勝者にはドイツのチョコレートをプレゼントしました!

では2つ目の遊びをやってみましょう。
なんだか見たことがあるような遊びですね...。

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こちらはトップシュラーゲンという遊びで、
目隠しをした子がしゃもじを持ち、
周りの指示に従ってお菓子の入った鍋を見つけるゲームです。

もうお分かりですね。
そう日本のスイカ割りに非常に似たゲームです♪

目隠しをした子が鍋からキョリがあれば「kalt(寒い)」
徐々に近づいてきたら「warm(温かい)」
そしてかなり近くなれば「heiß(暑い)」と周りが指示してあげます。

目隠しをした子はしゃもじをふらふらさせて、
周りの声に耳を傾けるので、周りの子はドイツ語でしっかり教えてあげなくてはなりません。

「kalt! kalt!」「heiß! heiß!」と指示をする子もいれば、
「右!」「左!」とつい日本語を使ってしまう子も[E:dash]
ピピー!!日本語を使ってはいけません。

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簡単そうに見えてこれがなかなか難しい。
日本語を使ってはいけないので指示も相当難しかったのでしょう。

お母様お父様も一緒になって「kalt! kalt!」「heiß! heiß!」と叫び、
最後は無事お菓子にたどり着くことができました♪

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そして最後の遊びは、
日本にはおそらくないであろう非常にユニークな遊びです。
その名もチョコレート食べるゲーム(笑)

4〜5人で1つのグループになり、各人が順番にサイコロを振ります。
”6sechs(ゼクス)”が出たら、
ニット帽、スカーフ、手袋を素早く装着し、
ナイフとフォークを使ってチョコレートを食べてください!

一番最後のピースを食べた人が優勝です!

このゲームでももちろんドイツ語を使います。
今回は出た数字をドイツ語で発してみましょう!

チョコレート食べたさに、
ものすごいスピードで子どもたちはサイコロを振ります!!!

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6sechs(ゼクス)が出たら素早く帽子等を装着!
チョコレートをフォークとナイフで割って素早く口に運びます!

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せっかく6が出たのに、
帽子を着けている間に他の子が6を出したら、
もちろんチョコレートはお預け・・・

そのためサイコロを振るスピードもどんどん上がっていきます!

一方、チョコレートが嫌いな子は、
せっかく6が出ても「え〜〜〜〜〜」と全然嬉しそうではなく、
ゆっくりと帽子を被り、手袋を装着・・・
その間に他の子が6を出して「よし!」とガッツポーズ。

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見事優勝した子には、ドイツのお菓子HARIBOをプレゼント!

今回は3つの異なるドイツの遊びを体験することができました!

一見日本の遊びを似たものばかりで、ただの遊び体験で終わってしまいそうですが、
それぞれの遊びに含まれていたドイツの音楽、食べ物、服装等、
ドイツを感じることができるいくつかの要素を、
子どもたちも少しは感じてくれたでしょうか。

それではChris先生にドイツに関する質問タイム!
遊びでだいぶ打ち解けたからか、質問がどんどん飛び出します。

・ドイツでドラえもんは人気ですか?ー知りません・・・

・ドイツで人気のお菓子はなんですか?ーチョコレートとかグミが人気です!

・トランスフォーマー知ってますか?ー知ってます!

・ドイツでは夏に海で泳げますか?ー北の海で泳げますが、寒い(kalt)です・・・

・ドイツで一番有名な建物は何ですか?ーベルリンにあるブランデンブルク門です。

・ドイツではお正月に何をしますか?ー花火をします!

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最後に、
今までドイツのことに関して教えてくれたChris先生に感謝の意味も込めて、
今度は子どもたちがChris先生に教えたい日本のことを発表してもらいました。

・あしたのジョー(その他日本のアニメ)
・羽根つき(日本の伝統的な遊び)
・ラグビー(これは日本の文化ではない・・・ですがよし!)

などなど、
最初はあれほど恥ずかしそうにしていた子が、
Chris先生の目をしっかり見て発言している姿が印象的でした。

これにてドイツプログラム「STOPP!」

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「本当に貴重な体験ができて嬉しかった」
と終了後に語ってくれたChris先生。

子どもたちに自分の国を知ってもらえたこと、
そして何より子どもたちの楽しそうな笑顔が、
Chrisさんへの何よりのプレゼントだったと思います。

今回のこちらのドイツプログラムは、
共育国際プログラム第1弾として開催いたしました。

今後11月には第2弾として、
フィンランドの文化を体験できるフィンランドプログラムを予定しております。

こちらも遊びあり教育ありの、
フィンランド文化に触れる貴重なプログラムになる予定ですので、
どうぞこちらもお楽しみに♪

先週末、今週末と絵画や遊びを通して、
ドイツの文化に浸ることが出来た2日間でした。

異文化を学ぶことは、人生の楽しみを大きく拡げてくれます。

今回体験したこと、感じたことが、
そのキッカケになってくれたらと思います。

ドイツ文化センターの皆様、本当にありがとうございました!

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