【赤坂・青山子ども中高生共育事業】共育国際プログラム第1弾「ドイツを知ろう!ドイツを描こう!ドイツを遊ぼう!」①
2010.09.19
こんばんは。
5号です。
本日は赤坂・青山子ども中高生共育事業にて、
共育国際プログラムを行ってまいりました。
港区には、
大使館や国際センターなど、
インターナショナルな施設がたくさん存在しております。
そういった海外の施設でもある
大使館や国際センターなどにご協力いただき、
国際文化を学べるプログラムの第1弾として、
今回は赤坂のドイツ文化センターにて、
ドイツプログラムを開催いたしました。
こちらのドイツプログラムは、
本日「ドイツを知り、ドイツを描く」が第1回、
来週末「ドイツを遊び、ドイツを知り、日本を知る」が第2回となっており、
2回シリーズでドイツを体験するプログラムです。
本日は第1回ですので、
「ドイツを知り、ドイツを描く」。
・映像や写真、ドイツ語講座によるドイツ学習タイム
・ドイツ文化センター探検
・ドイツ製の水彩色鉛筆にて絵画
の3本立てになってます。
まずは赤坂地区総合支所協働推進課長より
ご挨拶をいただき、
では早速ドイツプログラム第1回を開始いたしましょう。
まずはドイツ文化センターの堀口さんとChrisさんから、
ドイツ語やドイツに関する知識を学びます。
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「Hallo!!」
とChrisさんが子どもたちに挨拶。
子どもたちは恥ずかしそうにしていて無言。。。
おかまいなしにChrisさんが「Ich bin...(私は...です)」
と自己紹介を始め、子どもたちに「あなたは?」と問いかけます。
最初はまったくわからなかった言葉ですが、
先生のテクニックにより「Ich bin....」
と小さい声ですが、ドイツ語を徐々に使い始めます。
それからドイツ大使館ご提供のCD-ROMを使って、
ドイツのことを学んでみましょう。
「ドイツの主食は何ですか?」
とクイズが出題され、
数人の子どもたちは「パン!!」と元気よく回答。
また、ヨーロッパの他の国々について聞かれ、
「フランス!」「イタリア!」「アイルランド!」
と進んで回答し始めました!
最初はどんよりした空気が、
段々と和やかになってまいりました♪
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その後もドイツのお金やスポーツに関して学び、
最後に先生が、
”DANKE!”と書いた紙を見せて、
子どもたちに「DANKE!」と挨拶。
ドイツ語で「ありがとう」という意味なんですね。
ドイツ語って意外と簡単♪
と感じてくれたでしょうか。
時間の関係もあったと思いますが、
几帳面に、
「DANKE」とノートに何回も書くというよりは、
どんどん声に出していくことが、
言語習得において大切なのだと
Chris先生は教えてくださいました。
さて
その後はみんなでドイツ文化センター探検。
ドイツの本やDVDが豊富に置かれている図書館へ入ってみました♪
ここはドイツ語の本やDVDなどがたくさん置かれていて、
受付で登録すれば誰でも借りることができるそうです。
子どもたちはドイツのマンガに夢中。
「日本となんか違う!」「絵の描き方が違う!」
やっぱりマンガは子どもたちの興味心をくすぐるようです。
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それから部屋に戻り、
本日のメインイベントである絵画へ。
先生は水彩画絵描きのKINAさん。
また今回もステッドラー日本の方々にご協力いただき、
水彩色鉛筆を提供していただきました。
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まずは水彩色鉛筆の使い方を説明。
赤・青・黄色の3色で、
いろんな色を生み出します。
赤と黄色を塗って、水をつけた筆でこすると...
オレンジ!!
参加した子どもたちも、
「オレンジになった!」
と目をきらきらさせております。
(一方で「色が変になった...」とうまくいかない子も。)
水彩色鉛筆というのは、
一見普通の色鉛筆なのですが、
描いた後に水をつけた筆でなぞると
あら不思議、
線が溶けて水彩絵の具のように優しい色が出てきます。
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それから、
今回みんなが描く絵は身のまわりにあるドイツのもの。
描いた作品を、
後ほどドイツ大使館公募の絵画コンテストに応募します。
本日は全員がドイツ製の水彩色鉛筆を使って、
身のまわりにあるドイツのものを描いてみました!!
自分たちでまわりにあるドイツのものを見つけてきたようで、
全員がスムーズに絵画に着手!
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どうしていいかわからなくなったら、
周りの先生達に聞いてみよう!
ドイツ人のChris先生、水彩画絵描きのKINA先生、
水彩色鉛筆の全てを知るステッドラー日本の田中先生、平澤先生、
完全体制でサポートいたします。
「カーン(サッカー選手)のズボンの色は何色?」
なんとも難しい質問をしてくる子もおりまして、
少々困ったりも...
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こちらの子はドイツのお菓子、
HARIBO!!!
ドイツの代表的なお菓子です。
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早く終わってしまった子は、
CD-ROMでドイツを勉強中。。。
感心感心。
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こちらの子は
ドイツの建物の窓を
定規を使って一生懸命描いておりました。
ドイツをはじめとするヨーロッパによく見られるスタイルの建物。
根気のいる作業です。
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こちらの子はドイツと日本の国旗を描き、
周りにドイツにまつわるもの、
日本にまつわるものを対比させて描いております。
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あっという間に
終了時刻になってしまいました。
「もっと描きたい!」
という子には、
色鉛筆をお貸しして、
家に帰っても水彩色鉛筆を使ってもらえるようにいたしました。
今回の第1回と通して、
ドイツという国に関してなんでもいいので、
ドイツ語、ドイツのスポーツ、ドイツの食事、
また、
ドイツ製の水彩色鉛筆等に関して
少しでも何か感じてくれたら嬉しいです。
異文化を学ぶことは、大きく人生の楽しみを拡げてくれます♪
第2回は来週末!
今度はドイツで人気の遊びを体験します♪
次回もお楽しみに!