【表現】不思議な水彩色鉛筆で絵を描こう!
こんにちは。
メルヘン3号です[E:shine]
本日は女の子にはたまらない、素敵な素敵なメルヘンな世界をご紹介します。
本日の先生は水彩画絵描きとして活動中の『KINA(キナ)さん』、
http://kina-sao.com/
そしてドイツに本拠を置く、筆記具や製図用品の世界的なメーカーの
『STAEDTLERさん』とのスペシャルコラボのプログラムです。
↑KINAさんの作品 ↑ STAEDTLERさんに水彩色鉛筆(60色!)
KINA先生の作り出す世界はとっても柔らかく、
目にした人誰もが優しい気持ちになれる
温かなタッチで描かれた素敵な作品ばかりです。
そしてその世界は、STAEDTLERさんの水彩色鉛筆で作られています。
何て可愛いらしい絵たちなんでしょう~。
優しいタッチの色合いにほっと癒されます。
子どもたちもひと目見た瞬間に「かわいい~」「欲しい!」と大絶賛です。
さぁ、こんな不思議なタッチの絵が描けるようになるのでしょうか?
『水彩色鉛筆』が今日のキーワード。
普通の色鉛筆とはどう違うのでしょうか?
さっそくプログラムの開始です。
使うのは「赤・青・黄の色鉛筆、絵の具用の筆、少量の水」です。
今日はこの「赤・青・黄」の3つの色鉛筆でいろんな色をつくることに挑戦です。
3つの色からどんな変化をするのでしょう?
ワクワクドキドキです。
まずは画用紙に6つのマルを書き、2つずつ赤・黄・青を塗っていきます。
色鉛筆で塗っただけのマルと、
水を付けた筆で塗ったマルの違いが分かるでしょうか?
水を加えるだけで「ポーッ」と明るく浮き出てきて、
きれいなグラデーションになります。
これが水彩色鉛筆の不思議パワーなのです。
先生はいつも、このSTAEDTLERさんの水彩色鉛筆を使っているそうです。
水彩色鉛筆の特性を学んだ後は、いろんな色を作っていきます。
マルを3つ書き、赤・青・黄に塗り、水でぼかします。
さらにマルを3つ増やし、
赤×黄、黄×青、青×赤、と2つの色を塗っていきます。
それを水でぼかしていくと…?
赤×黄=オレンジ、黄×青=みどり、青×赤=むらさき
そう、新しい色がつくれちゃうのです。
さらにマルを6つ増やしていきます。
2つの色の組み合わせで違う色が出来るのは子どもたちも知っている様子。
でも、さらに色を組み合わせていくと…?
赤×黄×赤=?
赤×黄×黄=?
黄×青×黄=?
どんな色になるか、子どもたちも興味津々。
「しゅう色になった!、やまぶき色ができた!!」などと新しい発見が。
たった3色の色鉛筆で、こんなに素敵な色をつくることができました。
これだけでもう作品になりそうですね。
この3つの組み合わせで、無限の色がつくれるそうです。
また、赤とみどり、黄とむらさき、などの正反対の色を組み合わせることで
新しい色ができ、それを「補色(ほしょく)」と言うそうです。
真ん中は茶色ですが、赤×青×黄でつくれます。
この3色の配分量で赤茶になったり黄みがかった茶色にもできます。
実験みたいで面白いですね。
色についてもう少しお勉強です。
この絵をじーーーーーーっと10秒間見つめます。
その後にこちら。
模様は先ほどと同じで、今度は真っ白な紙を見つめると…
なんと、真ん中のマルが赤に見えてくるのです。
「あれ?目がおかしくなっちゃった!」「何で~?」と子どもたち。
色をずっと見ていると反対の色が見えてくるのだそうです。
色って不思議ですね~。これもメルヘンな世界です。
さて、続いて先生の用意してくれた下書きで塗り絵に挑戦です。
好きな絵を選んで、自分で好きな色を塗っていきます。
ここで色鉛筆も登場!
めずらしい60色の水彩色鉛筆争奪戦争も勃発です。
見事勝利したチームは
「色がたくさんある!すごい~!」と珍しい色鉛筆に感動です!
さぁ、思うままに色を塗っていきます。
男の子にはロボットの絵が人気です。
みんな迷うことなく、思い思いの色を重ねていきます。
「髪の毛を金髪グラデーションにするにはどうしたらいいの?」
との質問。
色鉛筆に直接筆をつけ、色を足していく大技にも挑戦です。
みんなそれぞれこだわりがあります。
ラメも使ってキラキラにもできます。
3号お勧め、くじゃくのくーちゃんはこんなに風に!
原画は同じなのに、十人十色で面白いですね。
描いた作品をみんなで一緒に見ながら、先生にコメントをいただきました。
まず最初は薄く塗り、だんだん重ねていくこともポイントだそうです。
子どもたちからも質問です。
・絵はいつ頃から描いているの?
→絵を描くのが大好きで、小さい頃からずっと
水彩画をはじめてからは10年くらいです
・普通の色鉛筆じゃダメなの?
→水彩色鉛筆なので、このように水でぼかすことができます
・ロボットの絵はどんな意味?
→おとぎの国に出てくるロボットをイメージしました
・上手く描くにはどうしたら良い?
→色を好きになってください
色を面白い、と思ったらたまにでも良いので描くことを続けてみましょう
最後に、先生の絵が描かれているポストカードの中から好きな絵を選んで
2枚ずつプレゼントしていただきました。
普段当たり前のように使っていた色鉛筆にも様々な種類があり、
水に溶かすと全く違うものが出来上がる、新しい体験を楽しめたようです。
色の組み合わせでは、
想像しているのと違う色になってしまい苦労している様子も見受けられましたが、
試行錯誤を重ねて楽しく取り組めたようでした。
最後に最後に。
KINA先生が今日の日のために描いてくれたくーちゃんはこちら。
たくさんの色が散りばめられていて、とっても可愛いです。
先生のHPでは壁紙としてもダウンロードが出来るので、
3号もさっそくクリックです!
久しぶりに?メルヘンモードになった3号でした。
次回のプログラムをお楽しみに♪