【学び】松屋銀座で百貨店のお仕事体験②!
昨日は、松屋銀座さんでの百貨店のお仕事体験第2回が行われました!
おさらいですが各回のテーマは
第1回 ラッピングをしてみよう!
第2回 お客様のおもてなし
第3回 売場・商品の見せ方
第4回 広告を作ろう!
第5回 ファッションを知ろう!
第6回 販売してみよう!
ハイ、これでした。
今回のテーマは「お客様のおもてなし」。
世界でも最高水準と言われる日本のサービス、
それは日本人の心に流れる”おもてなし”の精神を
背景にしています。
今回はそのおもてなしの心とそれを伝えるための
アクションを学びます。
今日の先生は
松屋銀座人事部の郷さん。
普段のお仕事でも、スタッフの方の研修を
ご担当するプロ中のプロです。
素晴らしい笑顔です!
そして、写真の左に写る「45°」
何でしょう??
さて始まりました。
まずはスタッフ3人が登場して、
それぞれ、わざと特徴のあるご挨拶。
ちなみに左の男性伏見さん。
この方が今回のキーマンでもあります。
敢えてボソボソとご挨拶「伏見です。。」
さて「どの人の挨拶がよかったかな~?」
それぞれ意見がありました。
女性2人の挨拶が好評です。
残念ながら伏見さんのご挨拶には手が上がりません。
すかさず郷先生が質問です。
「なぜでしょうか?」
答えが出てきました。
「声の大きさ!」「笑顔!」
そうです。流れに沿ったありがたい答えです。
大事なのは第一印象、
そしてその大きな要素が「笑顔」なのです。
さっそくそこで笑顔トレーニング。
先生から
「口の端をキュッと持ち上げるといいですよ~」
「こんにちは」「いらっしゃいませ」
の後に「ニコ」とつけるといい練習になります。
みんなで
「こんにちは、ニコ♪」
「いらっしゃいませ、ニコ♪」
とてもいいテンポです!
子どもたちのテンションも上がってきました↑
さて続いて言葉遣いです。
冒頭のお2人が登場しました。
ある百貨店のシーンです。
お客様(女性)「この商品ありますか?」
社員(男性:伏見さん)「ごめんなさい、これないんだよね~」
お目付け役「ちょっと待った~!」
お目付け役の田代部長から声がかかりました。
子どもと一緒にこのシーンの間違い探しです。
そうです。
もちろん「これなんいだよね~」とは言いません。
そしてそうです。
「ごめんなさい」も言いません。
ハイみんなでご唱和しましょう!
そして、7大用語の横にまたも
「30°」「15°」などの気になる文字が。。
勘のいい皆さん。
ハイ、そうです。
これはお辞儀の角度なのです。
百貨店のお辞儀には主に3種類あり、
軽い15°から最も深い45°まで。
さぁみんなもやってみましょう。
まずは見本です。
そこで登場しました。
百貨店の7つ道具(?)「お辞儀角度チェッカー」です!
(勝手に私が名付けました。。)
まずは見本です。
郷先生がすかさずチェックします。
「ハイ、15°ピッタリです!」
つづいて最も深いお辞儀。
これも先生がすかさずチェック。
「ハイ、45°完璧です!」
立ち居振る舞いも美しく、
子どもからも歓声があがりました。
さぁ練習です。
まずは美しい立ち方。
「つま先立ちしてグラグラしたら背中曲がってますよ~」
そして登場しました!
「お辞儀角度チェッカー」です!!
「角度チェッカーガールズ♪」の3人の女性が揃って登場です!
(これも心の中で私が名づけておりました。。スイマセン。。)
さぁ、出来てるかな~、ビシビシはかりますよ~
そしてこの方、校長先生です!
校長先生もお辞儀の角度をチェックです。
「これで明日の朝礼は完璧ですね!」
最後にみんなでやってみましょう!
ハイ、いい感じです。
そしてここから最後の総復習。
いままで練習したものを使って、
実際の販売シーンをやってみましょう。
ハンカチを販売して、会計して、お見送りするシーン。
みんなしっかり出来るようになりました。
これでお客様の前に出ることができます。
おもてなしとは「笑顔のごあいさつ」
そうです。何はなくともまず笑顔から始まるのです。
どんなことがあっても売場に出たら、
笑顔でおもてなしするのがプロなのです。
おもてなしとは「笑顔のごあいさつ」
伏見さんが先生の言葉を
ホワイトボードに書いてくれたのがマジックで、
後で消すのに苦労したのは、もちろん子どもに内緒です。
最後は本日のスタッフ
「松屋銀座さんオールスターズ」(もちろん、これも心の声。。)
から揃ってのご挨拶。
「ありがとうございます、またお越しくださいませ!」
素晴らしい!
大きな拍手が巻き起こりました。
個人的な感想ですが、
私の今までやってきた放課後プログラムの中でも
トップレベルの素晴らしい内容でした。
長く書きましたが、まだまだ書ききれないくらい内容がありました。
もちろん今回も「百貨店のヒミツ」を教えてもらいました。
(百貨店の中の暗号?、なぜ右手を上に組むか?)
前回の坂田先生に引き続き、
今回の郷先生も本当に素晴らしい市民先生でありました。
子どもの心にも深く残る内容であったと思います。
ちなみに、これは始まる前のリハーサルのご様子。
松屋銀座さんのスタッフの方は本当にしっかりと
準備をしてくださり、今回の充実した内容もその賜物で
ありました。
次回は来週。
「売場・商品の見せ方(VMD)」にチャレンジをします!
これも百貨店ならではのノウハウがたくさん。
商品はただ置くだけでは、買っていただけないのです。
かなり専門的な内容です。
次回もお楽しみに!!