【狂言】狂言プログラム第2回
みなさま。アフタースクール2号です。
本日も三宅藤九郎さんによる、狂言プログラムです!
第2回の今日は、最後に我々が放課後プログラムでこだわっている
「発表」があります。
第1回に先生より、「最後にみんなの前で身につけたことを発表してもらいますよ!」
と前フリがあったとおり、1つの目標に向かってやることも一つの“楽しさ”です。
がんばってできると、子どもにとって大きな自信や達成感が得られるからです。
さて、今回は、前回狂言を体験し「またやりたい!」
(はじめての子でやりたいという子もいました)と自主的に参加を募りました。
それだけに、体育館に入ってきた子どもたちの顔つきがちょっと違いました。
<ちょっとイイ話①>
スタッフから聞いた話です。前回、途中「つまらない」と出て行った子が
いました。でも、みんなが大きな声で謡っているのを聞いてやっぱり
やりたくなったらしく、そーっと戻って来た子がいたそうです。
放課後ならではの光景ですね。
では様子をどうぞ。
↓先生からの手ほどき。
最近は正座をする機会もなくなりました。
↓前回のおさらい。つづきで小謡「兎」です。
先生のお召し物は今日もステキです。
<ちょっとイイ話②>
姿勢、立ち方、座り方を何度も練習しましたが、その中で「息の吸い方・吐き方」
も先生は教えてくださいました。座るときに「ふーっ」と吐く。
これができるだけで立ち振る舞いがまた変わってくるから不思議です。
↓この「兎」に合わせて、今日は先生を真似て、「舞」も行いました。
これぞ狂言!
↓いよいよ発表です。
5人1組に分かれて舞台に立ち、みんなの前で自分達だけで謡います。
みんな飲み込みが早いっ! うまいうまい!
特に4年生チーム、バッチリでしたよ。
「緊張した人!」
「はーい」(全員)
「先生は舞台のとき緊張しないと思う人?」
「はーい」(全員) 笑
↓最後にもう一度、「兎」をみんなで。
舞台に一度立ったみんなは、今日一番のイイ声を出してくれました。
先生の声が聞こえないくらいに。
周りで見ていた保護者やスタッフから大きな拍手が。
<最後にちょっとイイ話③>
「みんなが一生懸命やってくれるから、先生も一生懸命一緒にやることが
できました!」
↓最後は恒例のサイン会[E:lovely]
今回、改めて日本の「伝統文化」の良さを体感しました。
子ども達にも何か残ればいいな、と思います。