感動体験プログラム

感動体験プログラムとは?

創造性と好奇心を育む感動体験を放課後へ

小学校低学年の子どもたちが学校外で過ごす時間は、放課後や長期休暇を合わせて年間1,600時間。
学校の授業よりも長いこの時間における体験機会の差が、子どもたちの成長に与える影響は大きいと言われています。
放課後の子どもたちの体験をより豊かなものにするため、ソニーグループは
放課後NPOアフタースクールとのパートナーシップのもと、「感動体験プログラム」をお届けします。
ソニーグループのテクノロジーやエンタテインメントを活用したSTEAM分野の多様なプログラムで、
子どもたちの創造性や好奇心を育みます。

※STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の略

単発プログラム

( 年間20団体 / プログラム1〜2回 )

訪問とオンラインで、 全国の子どもたちにお届け!

ソニーグループのテクノロジーやエンタテインメントを活用した創造性や好奇心を育むSTEAM分野の多様な体験プログラムを訪問型・オンライン型で全国にお届けしています。

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長期プログラム

( 半年間継続 )

子ども・スタッフ向けに 半年間、継続的にサポート!

期間中、複数のプログラムを実施することで子どもの変化を生み出します。また、放課後NPOアフタースクールの経験と知見を活かした、放課後活動スタッフ向け研修「大人対話会」を実施し、自団体で体験活動を継続するための支援を行っています。

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社会的インパクト評価

本プログラムでは、2020 年度以降、
特定非営利活動法人 ソーシャルバリュージャパンによる第三者評価を実施しています。
評価レポートや取り組みに関する情報を公開しています。

評価レポート

2023年度

2023年度 感動体験プログラム
評価報告書​
プログラムの成果3年間の総合評価でも安定した効果と再現性を確認

「単発プログラム」、「長期プログラム」ともに、普段とは異なる体験の提供を通じて、参加した子どもの挑戦心や協働力などコンピテンシー指標を向上させ、非認知能力の向上に寄与していることが確認された。また、3年間の総合評価では、子どもへの安定した効果と再現性が確認されたことにくわえ、長期プログラム実施拠点の比較分析結果から、運営団体の組織体制の整備や組織ビジョンの浸透などの環境要因が、運営団体のスタッフに対して、子どもの主体的な学びへのサポート、および体験活動を継続して実施することへの意欲向上に影響を与える可能性が示唆された。

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2022年度 長期プログラム
実施拠点に対する追跡調査
プログラムの成果グループワーク及び講師との関わりを通じた子どもたちの成長が効果の継続性に貢献

グループワークでの友達との関わりや講師との関係構築をとおして、子どもたちの他者との関わりや積極的な取り組みに継続性が見られた。また、大人対話会での効果が顕著であった拠点では、スタッフ間の円滑なコミュニケーションやスタッフ間の助け合いが促進され、子どもの主体的な学びのための組織強化につながった。

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2022年度

2022年度 感動体験プログラム
評価報告書​
プログラムの成果参加児童のコンピテンシー指標に明確な向上を確認

感動体験プログラムを通じて参加児童たちのコンピテンシー指標に明確な向上が見られ、効果的なプログラムが提供されていることが確認された。また、2021年度から実施している「長期プログラム」は、ワークショップの回を重ねるごとに子どもたちのコンピテンシーが着実に向上したことが確認され、意図したプログラム効果が発揮されていると言える。

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2021年度 長期プログラム
実施拠点に対する追跡調査
プログラムの成果スタッフによる体験活動への認識が向上、子どもへの継続的かつ効果的な声がけを確認​

2021年度に提供したプログラム効果の継続性や波及効果を確認すること、そして感動体験プログラムが設定する最終アウトカムの発現を促進するために必要な改善点を明らかにするために実施。特にスタッフへの効果が顕著に表れ、子どもたちへの声がけ、対応などの改善を意識したり、他スタッフの良い対応を模倣したりするなど継続的な発展がみられた。

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2021年度

2021年度 感動体験プログラム
評価報告書​
プログラムの成果普段体験できない「感動体験」の提供価値

昨年度の評価結果に引き続き、ソニーグループ株式会社が実施する社会貢献プログラムとして、「自ら考え、自ら行動し、自ら作り出す力をつける子どもの増加」、またその先にある「体験格差を原因とした貧困の連鎖の解消」を目指したプログラムとして、参加児童のコンピテンシー指標に明確な向上がみられ、効果的なプログラム提供を行っていることが確認された。本年度からの力を入れた取り組みとして実施された「長期プログラム(同じ児童に対して半年間のうちに複数のプログラムを実施する)」は、単発のプログラム提供よりもより高いコンピテンシー指標の改善があり、意図したプログラム効果が発揮されていると言える。

プログラムの課題目指す「インパクト」の最大化(もしくは最適化)の検討と取り組みの強化

●質的向上(コンピテンシー指標の向上)と量的拡大のバランスの検討
●プログラムの対象児童(受益者)の選択において「条件不利」という条件をどの程度重視するかの検討

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2020年度

2020年度 感動体験プログラム
評価報告書​
プログラムの成果普段体験できない「感動体験」の提供価値

ソニーグループ株式会社の社会貢献プログラムとして、テクノロジーやエンタテインメントの専門性を十分に活用した、ユニークなプログラムであり、児童の創造性、好奇心の成長に寄与している。「家でも学校でも経験できないことを提供したい」という学童のニーズにもマッチし、学童や学校でのプログラムや教育課程に、その創造性・好奇心が活用されることで、中長期な児童の成長へのきっかけとなる可能性がある。コロナ禍のリモート環境にもよく対応し、与えられた条件下で効果的なプログラム提供を行っており、コンピテンシー指標にも明確な向上がみられる。

プログラムの課題「教育格差の解消」に向けた中長期的な取り組みの検討

●学童運営との整合性
●プログラム効果の持続性
●対象児童の選定基準とプロセスの検討

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私たちが運営しています

ソニーグループと、放課後NPOアフタースクールが連携し、小学生の放課後に“感動体験”をお届けします。

ソニーグループは社会貢献活動のスローガンとして「For the Next Generation」を掲げ、教育支援活動を実施しています。2018年には、国内における教育格差縮小に向けた「感動体験プログラム」を開始し、放課後の学童、地方や離島の小学校、子ども食堂などにおいて、ソニーグループのテクノロジーやエンタテインメントを活かした多様なワークショップを実施しています。ソニーグループはこれからも子どもたちに「感動」を届け、創造性や好奇心を育む機会を提供していきます。​
※「感動体験プログラム」は2018年の開始以来、約400ヶ所で実施、9,000名以上が参加​

「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに、2009年に法人化。自由で豊かな放課後を全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」を運営。子どもが主体的に過ごせる環境づくりに力を入れています。また、企業や自治体と連携し、全国の放課後の居場所における環境整備や人材育成支援、子どもたちの体験機会創出に取り組んでいます。活動に賛同くださる多くの方々とともに、社会全体で子どもたちを育むことにチャレンジし続けています。​

「感動体験プログラム」事務局

特定非営利活動法人
放課後NPOアフタースクール

〒113-0033 東京都文京区本郷1-20-9 本郷元町ビル5F