放課後等デイサービスを行っている「Cサポ・キッズfuture」です。小学1年生から高校3年生までの障がいのある子どもたちが、放課後や長期休み等に利用され、様々な活動を行っています。

今までにも何度かだがしやチャレンジに参加させて頂いており、今回は、中学生1名、高校生７名の計8人で、地域のイベントとして開催されたフリーマーケットに出店しました。放課後等の時間を使って、看板を作ったり、店員さん役、お客さん役に分かれて、販売の練習を行ってきました。最初は恥ずかしさや緊張等から、挨拶の声が小さくなったり、お菓子を集計して金額を出すまでに時間がかかってしまったりしていましたが、練習を重ねるうちに、笑顔で元気に挨拶出来たり、それぞれの役割をしっかりと行い、スムーズに動けるようになりました。今まで経験したことのある子どもたちが、他の友達に率先して、やり方を教えたり、フォローしてくれたりと、また一つ成長した面をみることも出来ました。

当日は、暑さもありましたが、誰一人として体調を崩すことなく、元気に販売を行い、見事、お菓子を完売しました。練習の成果を発揮し、元気な挨拶と笑顔で、接客を行うことが出来ました。事前に個人の目標を決めて、当日に臨んでもらったのですが、振り返りでは全員が目標を達成することが出来たと喜んでいました。また、初めて参加した子の中には、以前から販売体験に挑戦してみたいと話していた子もおり、今回参加出来て、本人はもちろん保護者様も貴重な経験が出来たと喜んでくださいました。今回初めての試みとして、お客さんの呼び込みのため、ドリンクプレゼント作戦も行いました。小さい紙コップに冷たい飲み物を注いで、店先で配ってみたところ、足止めて下さる方が増え、何名かのお客様はお菓子も買っていって下さいました。

今年度は、もう一度「だがしやチャレンジ」に参加させて頂く予定がありますので、今回の経験を活かして、更に子どもたちが活躍できるように頑張っていきたいと思います。