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だがしやチャレンジ

みんなの実施レポート

【大分県国東市】仮想通貨を活用!6年生が企画から挑戦!

更新日時: 2025年9月8日

  • イベント名

    むさし児童クラブ 夏祭り

  • 開催場所

    [大分県] むさし児童クラブ内

  • 開催日時

    2025年8月21日

  • 主催団体

    社会福祉法人和順会 むさし児童クラブ

むさし児童クラブでは、これまで駄菓子屋を支援員側で準備したり、地域の企業と協力して駄菓子屋を実施したりしていました。そのため、子どもたちの中に駄菓子屋さんの印象が残っていたということもあり、今年度は6年生から「自分たちで駄菓子屋さんがしたい!」という声が上がりました。

自分たちで実施するにあたって、支援員から「だがしやチャレンジというものがあるけどやってみる?」と声をかけると「やってみたい」という返答があり、クラブのお楽しみ会の中の一つとして現実のお金を使わずに実施するという計画で本企画に申し込むことにしました。

■工夫した点
①クラブの手作り仮想通貨を使うため、一人がお菓子を買い過ぎてしまわないように一人あたりの購入個数を上手に調整したこと。それを踏まえ、価格をどのくらいに設定したら良いかどうかをエクセルを使って計算してみました。

②お買い物がしやすいように購入動線を考えたこと。

■難しかった点
①仮想通貨の使用だったため、利益という部分の現実味が少し薄かったということ。

②一人あたりの購入個数制限を設け、値札に記してあったものの買う側の子どもたちには少しわかりにくい部分があったこと。しかし、その懸念点も考えていたため会計時には丁寧に伝えていました。

■まとめ
今回、企画をした6年生は申し込みから実施当日まで夏祭りの話し合いや準備を何度も重ねて当日を迎えました。前日に本番と同様の配置をしてリハーサルをし、最終的なイメージを固めたりなど「自分たちならできる」という自信が持てていたと感じました。
実際には、さあ今から開始!という時に「会計の時にはもっと○○があったほうが良いかも・・・」といったあたふた感はありましたが、たくさんの子どもたちが嬉しそうにお買い物する様子を見て、6年生も安堵した様子でした。心配していた会計も順調にこなし、無事だがしやチャレンジを成功させることができました。大変だったことも、嬉しかったことも、すべてが将来に繋がる良い経験となったと思います。


■放課後NPOアフタースクールへいただいたメッセージ
今まで数回放課後NPOアフタースクールさんの研修に参加していたこともあり、今回子どもたちへ「だがしやチャレンジ」の提案をすることができました。子どもたちにとって「自分たちで企画から実施までたどり着くことができた」という自信と自己肯定感、自己効力感を養う事ができたと思います。素敵な企画をありがとうございました!

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