【参加者募集】放課後の居場所づくりの好事例や実践方法を共有|放課後NPO・自治体フォーラム2025
2025.09.29
#イベント情報子どもや子どもの居場所を中心にした地域づくりを一緒に考えていきませんか。
自治体の担当者のみなさんに好事例のご紹介や課題の乗り越え方などをお伝えできることを目指し開催します。
パネルディスカッションでは登壇者の皆様との対話をはじめ、参加者のみなさんからのご質問にもお答えします。子どもの放課後の居場所づくりの集合知を一緒に作り出し、共有していきましょう。
【開催概要】
開催方法:オンライン(ZOOM)
※第2部開始時間は、1部の進行状況により多少前後する可能性がございます。予めご了承ください。
※第2部は、特に放課後事業のご担当者様におすすめの内容となっておりますが、引き続きどなたでもご参加歓迎です。
<タイムスケジュール>
【第1部】講演
(1)基調講演:「持続可能な居場所づくりをどう進めるか〜課題解決に向けた自治体政策を考える〜」
こども家庭庁成育局成育環境課 課長 安里賀奈子氏(15分)
(2)先行自治体講演:「子どもの声に寄り添い、地域とともに多様なニーズに応える居場所をつくる」
福岡県北九州市 子ども家庭局こども若者成育課 係長 武田典之氏(15分)
(3)講演:「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに。」
放課後NPOアフタースクール 代表理事 平岩国泰(15分)
【第2部】勉強会「放課後児童クラブ担当者向け|校内交流型等の事例から考える学校活用の可能性」
ミニ解説「校内交流型が実現する放課後の課題解決や意義」(8分)
事例発表(各10分)
(1)茨城県つくば市 こども部こども育成課 未来育成係 係長 渡辺典江氏
(2)兵庫県南あわじ市 教育委員会 スポーツ青少年課 課長 柏木映理子氏
パネルディスカッション(20分)
パネリスト:
こども家庭庁成育局成育環境課 課長補佐 阿南健太郎氏
つくば市こども部こども育成課 未来育成係 係長 渡辺典江氏
南あわじ市教育委員会 スポーツ青少年課 課長 柏木映理子氏
【追加決定】文部科学省 総合教育政策局 地域学習推進課 地域学校協働推進室 室長 山本悟氏
ファシリテーター:放課後NPOアフタースクール 平岩国泰
※参加者の皆様からのご質問にパネリストがお答えする時間もあります。「子どもの放課後」を中心とした自治体、居場所運営者、関心企業関係者などの皆様の気づきや知見を通じて、このフォーラムが子どもの放課後の居場所づくりの集合知を一緒に生み出す場になればと願っています。
【ランチタイムセッション】
本編終了後、放課後NPOアフタースクール[自治体・事業者協働事業]を担当する職員によるランチタイムセッションを予定しております。
放課後NPOアフタースクールの自治体協働について詳しく知りたい方はぜひご参加いただけましたら幸いです。
本フォーラムは、オンライン(ZOOM)にて配信されます。
参加をご希望の方は、以下のURLをクリックし、フォームに必要事項を記入・チェックの上、お申し込みください。
https://form.run/@251119-forum
※お申し込みの方には3日前と前日17時頃を目安にメールにて参加用URLを送付いたします。
※お申し込み後、しばらく経っても受付完了メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダ等をご確認の上、下記お問い合わせ先までお知らせください。
※当日、メディアによる取材が入る可能性があります。ご了承ください。
【登壇者プロフィール|多彩なゲストスピーカーのみなさんと共に】
市民とともにつくる子どもの居場所施策推進に取り組む霞が関の伴走者
安里賀奈子氏(こども家庭庁成育局成育環境課 課長)
2000年、厚生省(現厚生労働省)入省。児童家庭局などのほか、自治体に出向して多摩市健幸まちづくり政策監として、市民に参画を呼びかけながら、健幸まちづくりを推進し、多摩市のこども食堂ネットワーク「たま食ねっと。」の立ち上げにも参画しました。その後、厚生労働省で広報室長、文部科学省で男女共同参画共生社会学習・安全課長等を経て2024年7月から、こども家庭庁成育環境課長として、こどもの居場所整備等に取り組んでいます。
高2の息子と中2・小5の娘の3人の子育て中。多摩市の健幸まちづくりを市民に参画を呼び掛けながら推進した経験や、文部科学省時代に消費者教育や障害者の生涯学習推進を担当し活動の継続が力になるという実感を得たことは、こどもの居場所づくり推進に活用できるように考えています。
民間企業やNPOとの協働によるこども支援プログラム開発等に17年間従事したエキスパート
阿南健太郎氏(こども家庭庁成育局成育環境課 課長補佐)
大学を休学して、障害児入所施設で1年間勤務し、復学後は児童相談所一時保護所で働き、こどもの福祉に出会いました。卒業後は、文部省(現文部科学省)所管法人で青少年のボランティア活動推進に携わりました。放課後児童クラブや児童館を支援する法人に転職し、放課後児童支援員や児童厚生員の人材育成、保育所等の第三者評価、調査研究、広報・出版、東日本大震災等の被災地の復興支援、民間企業やNPOと児童館の協働によるこども支援プログラムの開発等に17年間従事しました。その傍らでフリースクールを運営する法人の理事や、大学での非常勤講師を通じて、こども・若者分野に広く関わってきました。2020年4月から、厚生労働省子ども家庭局児童健全育成専門官、2023年4月のこども家庭庁設置により現職で放課後児童クラブ等の支援に取り組んでいます。中1と小5の娘の子育て中。社会人大学院で「社会デザイン学」の修士号を取得しました。
関係者の想いや課題を調整しながら協働しやすい環境を整えていくエキスパート
武田典之氏(北九州市子ども家庭局こども若者成育課 係長)
2024年度、子ども家庭局内に新設されたこども若者成育課に「居場所づくり担当係長」として配属されました。「子ども食堂ネットワーク北九州」の事務局として、民間主体の子ども食堂の開設や運営をサポートしています。そのほか、こどもの声や視点を取り入れた「こどもまちなかスペース」や「わいわい市民センター」など、安全安心で、多様なこどもの居場所づくりに取り組んでいます。居場所づくりでは、学校・地域団体・行政などさまざまな関係者の連携が欠かせません。自分の強みを生かしつつ、関係者同士の想いや課題を調整しながら協働しやすい環境を整えていく役割を担いたいと考えています。
アフタースクール導入や放課後事業全体の在り方を現場目線で構想するエキスパート
渡辺典江氏(つくば市こども部こども育成課 未来育成係 係長)
2023年度から、こども育成課で市内の児童館運営や児童クラブ運営を担当しました。特に小学生の放課後に関する運営や制度整備に関わり、2023年度後半から、アフタースクール(AS)の導入検討、モデル事業の中核として従事。市役所内では引き続き、AS事業、子供教室などつくば市における放課後事業全体の在り方検討とともに放課後施策を推進しています。市役所の職員ですが、放課後の現場にも足を運び、子どもたちとは「なべちゃん」として一緒に遊んでいます。
放課後事業改革に世代を超えた学びの支援体制づくりの視点を取り入れるエキスパート
柏木映理子氏(兵庫県南あわじ市 教育委員会 スポーツ青少年課 課長)
2015年度から、子育て支援課で地域子育て支援拠点事業の運営や子育て支援コンシェルジュ、ファミリー・サポートセンターの立ち上げに携わってきました。2018年度から、教育委員会で、放課後児童健全育成事業やアジア国際子ども映画祭、青少年育成事業を担当し、「学ぶ楽しさ日本一」の実現を目指し、市内小学校15校区のアフタースクール開設に向けた放課後事業改革に取り組んでいます。2024年度から、課員とともに青少年育成に加え、スポーツ振興や部活動地域展開など、子どもから大人まで生涯を通じた学びの支援体制の構築を推進しています。
夫と高1、中2の娘との4人暮らしで、絵本と旅行が好きです。
学校-放課後-教育委員会の三刀流で子どもたちの世界を豊かにする実践者
平岩国泰(放課後NPOアフタースクール 代表理事)
長女の誕生をきっかけに、会社員をしながら子どもたちの世界を豊かにする活動に取り組み始めました。人生をかけ、2009年6月、特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールを設立し、21校のアフタースクールを開校してきました。 2019年には、新渡戸文化学園理事長に就任。2017年から、渋谷区教育委員に就任し、2023年からは教育長職務代理をしています。学校-放課後-教育委員会の三刀流で幅広いフィールドで教育に関わっています。しらす、明太子、きゅうり、ソフトクリームが大好きな2児の父親です。主な著書は「自己肯定感育成入門」(2019年)。
【アーカイブ映像の配信について】
本フォーラムを同時録画した映像は、参加申し込み者に向けて、後日アーカイブ配信を予定しています(開始時期や期間は限定)。
ただし、パネルディスカッション等、一部アーカイブ映像には含まない可能性があるため、リアルタイムでの参加を推奨します。
当日の参加が難しい場合は、アーカイブ配信のみ視聴希望でのお申し込みも可能です。(申込者以外の第三者への共有・公開目的でのお申し込みはご遠慮ください)
【お問い合わせ先】
放課後NPOアフタースクール オンラインフォーラム2025事務局
E-mail:info[at]npoafterschool.org(※[at]を@に変換してください)
放課後NPOアフタースクールは、”子どもたちの幸せと育ちを社会全体で応援する”世の中を目指して、これからも活動を続けていきます。