株式会社I-ne ×放課後NPOアフタースクール 泥とのふれあいを通じた自然体験活動 「DROASobi〜どろのふしぎ体験プログラム〜」を地域の子どもたちへ実施 [イベントレポート]
「DROASobi」イベントムービー URL: https://youtu.be/LkkS8hsoDt4
特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール(東京都文京区/代表理事:平岩 国泰/以下、放課後NPOアフタースクール)は、株式会社I-ne (大阪市中央区/代表取締役社長:大西 洋平/以下、I-ne)、島根大学教育学部の松本一郎先生とともに、 8月24日(土)、川崎市中原区で小学生へ向けて「DROASobi~どろのふしぎ体験プログラム~」を実施しました。
本プログラムはI-neが展開するクレイビューティーブランド【DROAS(ドロアス)】による、泥とのふれあいを通じたウェルビーイングに貢献するプロジェクト「DROASobi(ドロアソビ)」の第一弾イベントとして行われました。プログラムを通じて、自然や環境に関する体験機会を創出し、子どもたちのより良い育ちに寄与することを目指します。
プログラムでは松本先生による講話やクイズ形式で生活に身近な泥を知るところから、泥だんごづくりまで五感を使って泥にふれあいました。自分なりの工夫をして泥だんごをつくることや、互いに誉めあうこと、自然を理解することなど全体の体験を通して「自己肯定感」「主体性」「コミュニケーション能力」の向上に貢献します。
当日は小学1〜3年生の子どもたち約20名が参加。I-neの社員と松本先生が講師となり、「泥が生活にどう役立っているか」や泥のクイズ、泥だんごづくりなど、子どもたちに身近な泥や自然とのつながりを体験してもらうプログラムを行いました。子どもたちからは「最初、泥は手が汚れると思っていたけど、触り心地が良かった」「泥は地球を支えてくれるものだとわかった」「泥のイメージが変わった」など様々な感想が寄せられました。全体を通じて、泥に対する捉え方の変化、自分でつくった泥だんご自体への愛着の醸成、一つの作業に集中して没頭する様子など、前向きな変化が子どもたちに見られました。
■当日のイベント内容
1.泥についてのレクチャーと観察
まず泥の特徴、面白さを知ってもらうことを目的に、瓦や美容など私たちの生活に役立っている泥について解説。実際にヘアケアなど「DROAS」のビューティケア商品に使われている様々な種類の泥を、子どもたちに“見たり・嗅いだり・触ったり”と五感を使って観察してもらったところ「つるつるしていて気持ちいい」「意外とサラサラ」などの声があがっていました。
2.泥のものがたりを伝える
続いて松本先生から、泥が自分たちの生活と密接な関係であると知ってもらうことを目的として、“山や川を伝って浸食、運搬されて運ばれてきた泥”や“土を元気にするミミズやモグラといった生き物の存在”など、泥にまつわる物語を語っていただきました。松本先生は「子どもたちが泥のできる仕組み、物語を今知っておくことで将来の学校での学びにもつながる」と話します。
3.泥だんごづくりの実践
チームに分かれメインイベントの泥だんごづくりがスタート。ためらっていた様子の子どもたちもいざ泥を触ると「気持ちいい」とその感触を楽しんでいました。最初はすぐ固めず「ニギニギ」、次は「コロコロまあるくなあれ」、最後は「コロコロきれいになあれ」と先生と歌いながら、それぞれが思い思いの泥だんごを仕上げていきました。完成した泥だんごを互いに見せ合う場面もありました。
プログラムの最後は先生から『泥と動物や私たちの暮らしに関わるクイズ』が出されました。学んできた泥についてのクイズに子どもたちは積極的に参加。保護者の方も巻き込みながら盛りあがりました。
■パートナー企業、監修者プロフィール
株式会社I-ne (アイエヌイー)
株式会社I-neは、BOTANIST・YOLU・SALONIAなどのビューティーケア商品を展開し、美しく革新的な方法で“幸せの連鎖”があふれる社会の実現に挑戦し続けている企業です。DROASは「泥の恵みで、明日の美しさを育む。」を コンセプトに掲げるクレイビューティーブランドです。
・代表者:代表取締役社長 大西 洋平
・所在地:〒541-0058 大阪府大阪市中央区南久宝寺町4-1-2 御堂筋ダイビル 8階
・URL:https://i-ne.co.jp/
[主な取り扱いブランド]
・BOTANIST(https://botanistofficial.com/) ・SALONIA(https://salonia.jp/)
・YOLU(https://yolu.jp/) ・DROAS(https://droas.jp/)・Qurap(https://qurap.jp/)
・ennthy(https://ennthy.com/) ・tearal(https://tearal.jp)
松本一郎(まつもといちろう)先生(島根大学)
1991年島根大学大学院を修了後、東京の民間企業にて国策としての地球資源・環境問題についての調査・研究に携わる。1996年金沢大学にて地球のマントル研究で博士(理学)の学位を取得。2001年より同職。SDGs /ESDを中心とした環境教育・防災減災教育・理科教育を柱に、地球科学分野の専門研究を行う。実践教育としてSDGs/ESD、ジオパーク/野外学習、天体学習(i-CAN, Wel-CAM)、防災/減災教育とその啓発活動に尽力。高等学校のSSH活動をはじめ、科学館や自然館などへの運営や教育支援、幼稚園などでの泥だんご保育(幼児教育)にも力を入れている。また、SDGs担当の学長補佐、大学生協中国・四国事業連合の理事長、ならびに、認定NPO法人 自然再生センターの理事長を兼任している。
■ 特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール
「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに、2009年に法人化。安全で豊かな放課後を日本全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」を運営。子どもが主体的に過ごせる環境づくりに力を入れています。また、企業や自治体と連携して、全国の放課後の居場所における環境整備や人材育成の支援、体験機会創出に取り組んでいます。活動に賛同くださる多くの方と共に、社会全体で子どもたちを守り、育む活動を加速させ、子どもたちのためのより豊かな放課後の実現に向けてチャレンジを続けています。