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対話の探究を続けて、子どもの感情の奥にある 大切な願いを受け取る「こどもまんなか社会」へ! #AprilDream ~放課後の居場所で小学生向けワークショップを開催・大人にもアンケートを実施していきます~

「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに活動する特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール(代表理事:平岩国泰/本部:東京都文京区/以下、放課後NPOアフタースクール)は、小学生向けワークショップ開催や放課後事業者向けアンケートを実施し、放課後の居場所運営者ならではの小学生との対話のあり方を探究し、放課後現場からできることを社会に発信していきます。私たちは、放課後だからこそできる子ども一人ひとりとの関わりを通じて、子どもたちの本当の声を受け取り、日本がより一層「こどもまんなか社会」になるために活動を続けていきます。

当団体は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは、放課後NPOアフタースクールの夢です。

■放課後だからこそ、子どもたちとの対話を探究できる
 本日施行となる「こども基本法」には、すべての子どもが意見の表明の機会を確保することや、その意見を尊重することが述べられています。また、昨今は子どもたちの価値観が多様となり、大人はどのようにすれば、子どもの本当の想いや声を汲み取ることができるか、模索が続いています。
放課後NPOアフタースクールは、活動開始以来、子どもの主体性を尊重し、一人ひとりの考えや思いを起点とした放課後の居場所「アフタースクール」や体験機会の創出を行ってきました。放課後は小学生が自分らしさを大切にでき、自由でリラックスした時間です。また、放課後現場のスタッフは、小学生にとって、先生でも保護者でもない、いわば「ナナメの関係」です。このような時間だからこそ、放課後では子どもの本音を聞く機会がしばしばあります。私たちは放課後で培った経験をもとに、子どもとの対話に悩むすべての大人が、子どもの声に自然なかたちで耳を傾けることができる対話のあり方を探究したいと考えています。

■自己・他者との対話をサポートする全世代向けの「ダイアログカードfor All」を共同開発!
 「感情の奥には大切な願いがある」というNVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュ人ケーション)の考えを元にした全世代向け対話カード「ダイアログカード for ALL」を、合同会社ファミリーコンパス、京都市立葵小学校 対話ラボと共に、2022年に共同開発しました。本カードは、ニーズ(願い)カードと感情カードがセットになっており、様々な使い方によって深い対話の場をつくることができます。放課後NPOアフタースクールでも活用方法を拡げようとトライアルを重ねてきました。ダイアログカード for All、さらに放課後現場で行なってきた葉っぱや鳥などのモチーフを使って小学生の意見を聞く方法等を組み合わせながら小学生向けワークショップを開催し、どのようにすれば、大人がより自然なかたちで子どもの声に深く耳を傾けられるかを探求していきます。

「ダイアログカード for All」の詳細・購入先
https://www.familycompass.jp/cont11/main.html

■大人の声も聴いてみよう!放課後事業者向けアンケートの実施
 放課後NPOアフタースクールでは、放課後事業に携わる方々を対象にした「放課後勉強会」の開催など、全国の小学生の放課後現場で培われているノウハウを事業者同士で共有する機会を設けています。今回小学生向けワークショップを行うにあたっては、放課後事業に携わる方々に、放課後の居場所において子どもの声を実際どのように聴いているか、声を聴く上での悩みは何かなどをヒアリングし、実際のニーズに沿った、放課後だからこそできる対話手法を探究していきます。

・ウェブアンケート実施期間:2023年4月1日(土)〜5月31日(水)
・アンケート回答フォーム:https://forms.office.com/r/6RZN3xf7XB
・対象:全国の放課後の居場所運営に携わる方

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

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