Blog活動ブログ

【トキワ松学園アフタースクール】子どもたちが主役!笑顔あふれるハロウィンイベント

子どもたち、そして私たちにとって、ハロウィンは一大イベントです。子どもたちが主体となって企画・運営するハロウィンイベントを、今年も開催しました。
「やりたいことを自分たちで形にする」そんなワクワクする挑戦に、たくさんの子どもたちが参加してくれました。

トキワ松学園アフタースクールの普段の利用児童数はだいたい40名前後ですが、ハロウィンイベント当日は80名以上の児童が集まり、会場は笑顔と熱気でいっぱいでした。
直前まで来られるかわからない、と言っていた高学年もお友達を連れて参加。「行きたい!」というその子自身の意志のもと、都合をつけて来てくれたのだと思うととても嬉しかったです。

私たちにとっても、予想を超えた盛り上がりとなりました。


■子どもたちが考えたお店のラインナップ
子どもたちは、それぞれ「こんなお店をやってみたい!」というアイデアを出し合い、準備を進めました。出店されたお店は、どれも個性豊かで楽しいものばかり。

折り紙やさん:2年生が企画。色とりどりの折り紙作品をプレゼント。商品が売り切れてしまったあとは、みんなの折り紙ブースになりました。

雑貨屋さん:1年生が企画。工作の成果を商品にしてプレゼント。看板商品のスズランテープのブレスレットも、子どもたち自身のアイデアです。お客さんがわかりやすいよう、商品説明ボードも自分たちで考えて作りました。

ハロウィンステッキ作りブース:4年生が企画。どんな工作がいいか、スタッフと共に考えました。当日はオリジナルステッキを作れる工作ブースを運営。ステッキの色や、ステッキ上部の飾りを、お客さんに選んでもらい制作します。

タトゥーシール屋さん:ハロウィン気分をさらに盛り上げるアイテム。5年生が担当しました。流石は高学年。当日は伴走スタッフの助けもそこそこに、ガンガン自分たちでお店を回します。

お化け屋敷:3年生が担当。宝探し要素も組み込んだお化け屋敷。約2か月間の放課後の努力がつぎ込まれた作品です。

コマパフォーマンスの発表:パーティの最初と最後に、コマのパフォーマンスをしてくれました。スタッフの「最初と最後、どっちにパフォーマンスしたい?」との問いに、「どっちも」との回答。いつもイベントを盛り上げてくれる、正真正銘のパフォーマーです。


特に印象的だったのは、お化け屋敷チームの頑張り。9月頭からやる気満々で走り出してくれました。時にはメンバー内で意見が割れたり、準備に疲れたりと、準備期間は楽しいだけではなかったのではと思います。そんななか、最高の形で最後までイベントをやり遂げた姿に、スタッフも胸が熱くなりました。

また、1年生の雑貨屋さんも初めての経験ながら、自分たちで考え、工夫し、堂々とお客さんに声をかける姿がとても頼もしかったです。

■イベントを終えて
子どもたちが主体となることで、ただ「楽しむ」だけでなく、「考える」「協力する」「やり遂げる」という経験が詰まった一日になりました。
また、お客さんとして参加してくれた子どもたちも、みなとてもキラキラした笑顔をみせてくれました。参加した子どもたちの笑顔を見て、「やってよかった!」と心から思えるイベントでした。

来年はどんなアイデアが飛び出すのか、今から楽しみです。

文・トキワ松学園アフタースクール/齋藤