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休眠預金活動事業における資金分配団体活動|「排除」から「包摂」へ インクルーシブな放課後創造事業

概要

事業名 「排除」から「包摂」へ インクルーシブな放課後創造事業
実施期間 令和5年度~令和8年度(予定)
実施体制 資金分配団体/READYFOR株式会社、特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール、実行団体/一般社団法人merry attic、株式会社Kids Creation、特定非営利活動法人心音、株式会社スターシャル教育研究所、一般社団法人チョイふる
事業目的 インクルーシブな放課後の実現に向け、実行団体への伴走支援と資金的支援を通じて、誰もが安心して過ごせる放課後の居場所づくりを推進する。
参考情報 2023年度通常枠/「排除」から「包摂」へ インクルーシブな放課後創造事業(READYFOR株式会社のサイトへ遷移します)
関連ページ (前編)排除から包摂へ「インクルーシブな放課後創造事業」中間活動報告|要支援児童の受け入れをどう進める?放課後の居場所づくりを語り合うシンポジウム
(後編)排除から包摂へ「インクルーシブな放課後創造事業」中間活動報告|要支援児童の受け入れをどう進める?放課後の居場所づくりを語り合うシンポジウム

背景

小学校では発達障害やその疑いのある児童が10年間で約1.4倍に増加し、全児童の15%を占める一方で、放課後の受け皿である児童クラブや子ども教室では、環境や人員、専門知識の不足から十分に受け入れられていない現状があります。調査では7割以上の関係者が「全ての子を受け入れる必要がある」と感じながらも、実際に達成できていると答えたのは半数以下でした。こうした問題を踏まえ、本事業では「環境整備」「専門性向上」「地域・外部機関との連携」の3つの軸を中心として、誰もが安心して過ごせる放課後づくりを目指しています。

令和5年度~令和8年度実施内容(一部抜粋、予定含む)

    • 令和5年度:採択、公募準備
    • 令和6年5~8月:実行団体公募・選定
    • 令和6年9月~令和8年度:活動期間

ポイント

放課後NPOが休眠預金の資金分配団体として、資金的&非資金的支援を実行団体に提供

放課後NPOアフタースクールは、「2023年度資金分配団体の公募 通常枠〈第2回〉」イノベーション企画枠にコンソーシアム形式にて応募し、コンソーシアム構成団体のREADYFOR株式会社と共に資金分配団体に選定されました。同事業を推進する活動を行う実行団体を公募にて募り、採択された団体全5団体に対して事業開始より資金支援および非資金的支援を提供しています。

本事業の最終的なゴールは、すべての子どもが特性や背景に関わらず「居たい・行きたい・やってみたい」と思える放課後の居場所を実現することです。実行団体とともに、インクルーシブな環境づくりの実践に日々取り組んでいます。資金分配団体として、その実現をサポートするべく伴走支援に取り組んできたいと思います。