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【湘南学園アフタースクール】居場所づくり×空間デザインの取り組み

子どもたち一人一人が自分らしく、過ごしやすい放課後づくりで大切なことのひとつでもある「空間づくり」についてご紹介いたします。

アフタースクールは小学校施設の中で開校していますが、開校以来、子どもたちの居場所づくりのためにたくさんのご支援とご協力いただいております。

3年前から、子どもたちが自分らしく、熱中できる空間を日常でつくっていきたく「秘密部屋」と題して、活動部屋とは違う空間をいくつか展開し、「子どもたちが自分たちで場所を選ぶ」ことに取り組んできました。


25年度夏休みの秘密部屋ラインナップは「レゴ&プラレール部屋」「夏祭り企画委員部屋」「ゴロゴロ部屋」「卓球部屋」「工作部屋」が展開されました。

ラインナップも子どもたちがどんな場所にしたいか、どんな部屋がほしいかの声を元に設計しています。


この秘密部屋が展開されている夏休み期間は、子どもたちも「今日はここで〇〇しな~い?」や「疲れたから少しゴロゴロしてくる~!」などと、各々が過ごしたいそのときの気持ちによって過ごす部屋を使い分けており、場所だけでなく、気持ちの面でもゆったりとした空間が広がっています。

過ごしたい場所があることで、子どもたちも場所を大切にし、お友達も大切にします。そして、自分らしくいられて、普段よりも心に余裕をもって楽しく過ごせています。

スタッフも時折、見守りながらも居心地のいい場所があることで子どもの場所を尊重し、子どもたちもルールを自然と守り、お互いの信頼の上で成り立っています。

好きなことに熱中できる、共感できる仲間と過ごす、やりたいことや気持ちに応じて好きに居場所を決められる。自分らしく過ごせる居場所づくりに、今後も様々な角度から取り組んでいきたいと思います。

文・湘南学園アフタースクール/中條