【上板橋第四小学校あいキッズ】仲間と協力して大成功!ハロウィンの発表
こんにちは!上板橋第四小学校あいキッズです!
上板橋第四小学校あいキッズでは、毎日約140名の子どもたちが元気いっぱいに遊んでいます!
子どもたちが実行委員として企画から運営・実施までを行う「子どもキカク」や、子どもの「やりたい」という声から始まった部活動など、子ども主体の活動も多く、活気で溢れています。
今回は、子どもたちの主体性について、放課後のエピソードと共にそれを見守るスタッフの思いについてお伝えしたいと思います。
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10月初旬。いつも通り子どもたちと会話をしていると、2年生の男の子A君がある提案をしてきました。
「ハロウィンの日に歴史とかを調べてみんなの前で発表したいんだよね」
何気ない会話の中の提案でしたが、そのキラキラした目に惹かれ、「やってみよう!」とその提案をすぐに受け入れました。
A君はすぐに、仲の良い同学年に声をかけ、準備をはじめました。
「人が足りない!」と自分たちでチラシをつくり仲間を集め、
難しい漢字に苦戦しながら、インターネット・本を使ってハロウィンについて調べ、紙に書いてまとめていきます。
漢字や意味を調べながら、原稿作り!
リーダーのA君のもとに集まった仲間は、なんと8人!!
彼らはクイズ担当と歴史担当に分かれ準備を進めることにしました。
提案を出したA君の元にはやる気のある子たちが集まり、A君はプレッシャーを感じることもありました。
「みんながどんどん準備を進めていて、何をしたらいいかわからないよ」
そんな不安そうな声に「A君が“やりたい”って言わなかったら、みんなもここまで頑張れていないよ。あと少し頑張ろう」と声をかけ、A君は自分なりのペースで準備を進めていきました。
遊びやプログラムがあるなか、それぞれが発表に向け用意をして、10月31日を迎えました。発表は、17時のおやつの時間です。
「校庭遊びはいつでもできるけど、発表は今日だけだから!」と発表に向け、直前の準備をします。
数日前に行われた「運動会よりも緊張する~!」と話す子もいて、8人の緊張感が伝わってきました。
発表は練習通り、大成功!!!
低学年はもちろん、彼らより上の学年の子たちもクイズに参加し、真剣に発表を聞いてくれていました。
いよいよ本番…!おやつを食べながら、8人の発表を聞いてくれました。
2年生たちの頑張りは本当に頼もしく、大人の手はほとんど必要ありませんでした。スタッフは発表の場を設けて、少しだけ練習の手伝いをしたくらいです。
A君の意欲は、スタッフが想像していたよりも周りの子に大きな影響を与えていました。
日常のちょっとした提案から生まれた発表の場は、A君にとって、協力した仲間たちにとって、大きな自信に繋がったと思います。
毎日多くの子どもたちが通う拠点ではありますが、これからも子どもたち一人ひとりの好きなことや、やりたいことに取り組める場所にしていきたいです。
子どもたちが、それぞれの思いを叶えられるように。
私たちスタッフが全力でサポートしていきたいと思います。
8人とも、よく頑張りました!!
文・上板橋第四小学校あいキッズ/武田