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【BMW_ミライのミチ発見!プロジェクト】全部が機械になるんじゃなくて、人間ができることを残したい…!

企業協働

2024年9月~11月にかけて、全4か所 約90名の子どもたちに、《合言葉は「機械といっしょに!みんなで未来プランニング」を、「駆けぬける歓び」をスローガンとするBMWの社員先生と一緒にお届けしました。

今や子どもたちの周りには、たくさんの機械があります。AIも当たり前のように使える時代。子どもたちは、これからどのように機械と付き合っていくのでしょうか?

「機械の良いところ」、「機械では取って代わることができない、人の良いところ」を比べながら考え、様々な場面にて「機械の良さ」「人間の良さ」を考え自分の意見を相手に伝えるこのプログラム。自分たちが望む未来をつくるためにより良い選択ができるようになることを目指しています。

前半のクイズでは、“事故が起きた時に車がやってくれること”や“運転手を助けてくれるサポート機能はどれ?”等をクイズで学びます。子どもたちの予想は的中したり、しなかったり…。
「え、そんなことまで車ができるの?」と驚いたり、「人間は何をしたらいいの?」等と疑問に感じたり、想像以上に機械が助けてくれることにビックリな様子の子どもたち。
「運転中に寝ていてもいいってことですか?」 「足はどこに置いておきますか?」等、運転手が何をするべきなのか興味津々です。

車に搭載されている先端的な技術や機能について学んだ子どもたちは、「学校、機械化賛成?反対?」のテーマで議論をします。大人でも難しそう…と思ってしまう内容に、子どもたちは積極的に取り組みます。

「自然や匂いなども感じたいから、遠足はVRじゃなくて絶対に実際に行った方がいいよ!」「雨で遠足に行けなかったら?」と社員先生に問われると、「雨で行けなくても、友達とお弁当食べられれば楽しい!」や「でも、風邪をひいたりケガしちゃったりした子には良いかも」と、ほっこりするやり取りも。

「保健室の先生が話を聞いてくれるのが安心する。機械の手当が間違っていたらどうするの?」等、子どもたちの視点で考え、議論はとても活発に進みます。相手の意見を否定しない、そして正解がない問いだからこそ自分たちが思っていること、感じていることを素直に話すことができるようです。

「タブレットで読めると、いろいろな本を手元においておけるのに、すごく軽いんじゃない?!」 「でも、図書館に並んでいる本を眺めるのが好き。」等、機械の良さもあるけど、そうでないホンモノ感や、機械からは感じることのできない人間味等についても考え、楽しそうというよりも真剣!
グループでの議論が終わり、自分の意見を堂々と全員の前で発表する姿に、喜ぶ現地スタッフさんも。

さて、進化を続ける機械と人間についてじっくり考えた後は、外へ出ます!
BMWの車がみんなの前に!「今から車を動かします!よーく見ていてくださいね。」と言って、車の外にいたままのドライバーさんが操作しているのはスマートフォン…?「車に誰も乗っていませんーーーー!!」と子どもたちはソワソワ。ゆーーーっくりと、車が動き出します。

「ええぇぇえーー!!勝手に車が動いている!ハンドルも勝手に回っている!」と子どもたちは大興奮。なんと、スマホで車を動かすこともできるとのこと。

「隣との距離が近くて、どうしてもドアを開けられない時があります。その時は、少し広いところまで車に出てきてもらってからドアを開けると、乗り降りすることができます!」と教えてもらい、「あ~、うちの家の駐車場も狭いからな~」と、「それなら、欲しい!ちょっと怖いけど」と機械にサポートしてもらい便利になる様子がイメージでき、「助けてくれるなら欲しいな…」と気持ちを教えてくれる子も。

また車内では、カメラが写した映像を見たり、センサーが危険を察知して色や音で教えてくれる様子等を解説してもらいます。「こんな機能、家の車にはないよ!!」「たくさんセンサーあるんだよ、これも、あれも、実はコレもセンサーなんだって~」とワクワクしながら、社員先生に教えてもらったことを周りの大人に教えてくれる子どもたち。

新しい車の横に、30年前の車が並んだ日もあります。屋根の開け閉めは機械ではなく人間の手で、鍵も差し込み式。「どうして、昔の車に乗っているんですか」と聞くと、「自分で運転していると楽しいしワクワクするからだよ。スピードを上げたり、スピードを落としたり全部自分で決めないといけないから少し疲れるけどね…」と社員先生が教えてくれます。「センサーやカメラはついていないのか~…でも、自分で運転するってカッコイイな~」と言葉を漏らす子も。

いろいろな車があり、自分で選んで乗ることができる…。機械にサポートしてもらうことも選ぶことができるけど、そうでない選択肢もあると分かった様子です。

「それにしても、機械を作っている人もスゴイな~」と、子どもたちも改めて機械のすごさには驚いたようです。

最後に社員先生から、「“駆け抜ける喜び”を大切にしながら、車を開発しています。全てを自動化するのではなく、人が感じる喜びや楽しさを残しながら、安全性の高い車をつくっていきたいと思っています!みんなも、機械に任せるのか?人間の方がいいのか?等、これからも考えて選んでくれると嬉しいです!」とメッセージをもらい、プログラムは終了。

様々な視点から、「機械化賛成?反対?」というテーマで機械と人間の役割について真剣に考えた子どもたち。これからも、どのように機械と付き合い活用していくのかを考え選択してくれたら嬉しいです。

参加してくれた子どもたち、ご協力くださった現場スタッフの皆さま、BMWの社員先生ありがとうございました!

《合言葉は「機械といっしょに!」みんなで未来プランニング》
▼以下4か所にて実施
9月中旬:千葉県千葉市
10月上旬:千葉県千葉市
10月中旬:神奈川県川崎市
11月上旬:東京都青梅市

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