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【子どもの声からはじめる】川崎市「未来の校庭デザイン大作戦」

行政協働

2024年7月31日、川崎市立宮前小学校にて、小学生が空間デザイナーと一緒に未来の校庭を考えるワークショップ「未来の校庭デザイン大作戦」が開催されました。本プロジェクトは、子どもたちの“自由にボール遊びができる場所がほしい”という声から生まれた川崎市教育委員会が進める「みんなの校庭プロジェクト」の一環です。
「みんなの校庭プロジェクト」は、放課後の校庭で子どもたちが公園のように伸び伸びと遊べるようにする取組ですが、今回、放課後NPOアフタースクールは、空間の総合プロデュース企業「乃村工藝社」とタッグを組み、子どもの“やりたい”を校庭に取り込むチャレンジを進めています。

「あったらいいな」を教えて。
ワークショップの進行役を務めたのは、乃村工藝社の空間デザイナー松本麻里さん。「インクルージョン」をテーマに子どもと子どもにかかわる人など、誰もが心地よく暮らせる環境を創造することをテーマに活動されています。利用対象ユーザーの声に耳を傾けることを常とし、数々のワークショップで進行役を務めながら「対話の場のデザイン」も行っています。

「校庭」に対する固定概念を外すために、国内外様々な屋外施設写真を見てもらいました。

カラフルなペンやクレヨン、付箋がたくさん。好きなもの使って好きに描いていいよ。

「あったらいいな」をどんなところでやってみたい?
屋外で遊ぶ子どもたちの写真を並べて、麻里さんが問いかけます。「みんながあったらいいな、と思うこと、どんなところでやってみたい?」アイデアをより具体化していくステップに進みます。

屋外で遊ぶ子どもたちの写真を見ながら、これからやることのイメージを膨らませます。

「あったらいいな」でアイデアマップ!
アイデアと場所を結びつけたところで、会場の床いっぱいに広げられたのは特大サイズの宮前小学校庭航空写真!校庭に「あったらいいな」をマッピングすることで、未来の校庭のアイデアマップが目の前に広がりました。

4畳分くらいの大きさの巨大な校庭航空写真!

ワークショップは終了!皆さんのアイデアをビジュアルイメージ化します。乞うご期待!
本ワークショップの後は、大人の皆さまとのワークショップにて地域の声をお聞きします。そして、子ども・大人双方の意見からキーワードを抽出し、校庭に必要な機能へ変換、ビジュアルイメージを作成します。

本プロジェクトで作成された「未来の校庭」ビジュアルイメージは、川崎市の事業や地域活動の中でアイデアを広げたり、新しいチャレンジのきっかけとして活用していく予定。参加してくださった皆さんには、ワークショップ以降の取り組みについて定期的にご報告し、ご意見・感想をお聞きしていきます。

暑い中、参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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