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【帝京大学小学校アフタースクール】 子どもアフアク~やりたい!を形に、できたよ!を力に~

こんにちは、帝京アフタースクールです。
今年度の帝京アフタースクールは子どもたちのやりたいことであふれています!

子どもたちが行きたくなるアフタースクールってどんなところ?
友達と遊びたい!好きなことがしたい!子どもたちの想いは様々ですが、楽しかった思い出は、確実にまたアフタースクールに行きたいと思う大きなポイントになっています。

子どもたちにとっての“楽しい”って何だろう?

「自分を自由に表現できること。自分を認めてもらうこと。心地よさが楽しいにつながる。そんな場所がいいよね」とスタッフみんなで話し合い、これまではスタッフ主体で行ってきたアフターズアクティビティ(利用者自由参加型企画。通称「アフアク」)をもっと子どもの想いで、子ども主体でやってみよう!ということに。

こうして始まったのが「子どもアフアク」です。プログラムの先生は、子どもたち自身。企画から実施まで、それぞれの想いをのせて楽しみます。

さあ、どんな仕掛けで子どもたちの想いを拾い上げようかと話し合いました。そんな時、偶然学校からいただいた年間カレンダー。とにかくみんなのやりたいこと、やってみたいことを、カレンダーを見ながらどんどん張ってもらおう!と、普段から目にするホワイトボードで掲示し、アイデア募集がスタートしました。

やれるかはわからないけど「やってみたい」は自由。あっという間に、ペタペタとやりたいことの付箋がいっぱいになりました。

(募集カレンダー。常時掲示していつでも書き込みできるようになっています。実施したものには黄色いシールを貼っています。)

子どもたちの目に見える状態にしたことで、いつでもひらめいたときに表現できるようになりました。普段は言い出せない子もそっと自分の気持ちを表現することができ、また、友達の「やってみたい」に共感して協力し合う、仲間づくりも始まりました。

子どもアフアクが盛んになってくるとこんな様子も増えました。

いつもは静かな2年生の女の子。もじもじしながらやって来たその手には、たくさんに折りつなげられたジョイント折り紙の作品がありました。自分の頑張りや想いを伝えに来てくれて、とても嬉しかったです。

スタッフの元へ、ニヤッと笑いながら近づいてきた彼は、昨年度のリベンジ企画をくわだてていました。企んでいる顔がとても印象的で、こちらもすぐにピン!ときました。「今年も虫取りやる!?」挑戦や失敗からたくさん学んできたようです。
アイディアマンの彼が、子どもアフアクでキラッと輝いている姿を学校の先生方もほめてくださいました。

(虫取りリベンジ。昨年を超える企画をみんなにお届け中。)

表現することで認めてもらえる喜びが自信へと繋がり、考えて行動する力になっていきました。

(アフアク大好き!先生として立派に教えています)

実施にあたっては、スタッフの細やかなフォローも重要となります。
まずは、どんな想いで「やりたい」表明をしてきたのかな。一人では難しいことも、誰かとならできるかな。参加する友達がやりやすいようにするにはどうしたらいいかな。子どもたちと一緒に話し、思考のポイントを促していきます。

材料や手順、時間配分などを「子どもアフアク計画書」に記入し準備を進めます。こうしたスタッフの伴走が、子どもたち自身で考えることの後押しとなり挑戦へと導いています。

(子どもアフアク計画書。やってみた感想にスタッフは涙)

子どもアフアク実施後には、簡単な振り返りもしていきます。やってみたことで見えてきたことや感じたことを、次の成長へつなげています。

■子どもアフアクのよいところ
・時には失敗することも。そこから見えてくるものは工夫へと繋がり、より大きな挑戦する力となっています。
・お互いを助け合う気持ちが育っています。
・アフアクという目標に向けて、考え進める力がつきました。
・伝える難しさを学び、聴く力もつきました。
・企画に携わる人への感謝の気持ちに気づきました。

子どもアフアクを通して、子どもたちは大きく成長しています。自信をもち、アフタースクールを楽しんでくれていること。その空間に、私たちスタッフがかかわれていることをとても嬉しく思います。

これからも帝京大学小学校アフタースクールでは、子どもたちのたくさんの想いを軸に、共に考え、共に創り上げる豊かな放課後を目指して取り組んでいきます!

文・帝京大学小学校アフタースクール/エイコック

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