【みんなのアフタースクール2022】今年度も多くの教室、子どもたちにオンラインプログラムをお届け!(下期のプログラムの様子)
いつもの放課後が特別な時間にかわる!みんなのアフタースクール2022!
みんなのアフタースクールは、オンラインプログラムを通じて、子どもたちの「楽しい!」「やってみたい!」「もっとやりたい!」の気持ちを応援するためにコロナ禍をきっかけに立ち上げたプロジェクトです。
公益財団法人 日本財団様からの助成のもと、今年度は、オンラインならではの特性を活かし、普段の放課後では見られないものを見たり、オンラインで行けないところに行ったりと、放課後の時間を過ごす子どもたちに豊かな体験をお届けしています。
プログラムの内容は、以前よりもさらに追加され、SDGs、国際交流、サイエンス、生物多様性、謎解き、情報リテラシー、アート、他拠点交流などなど、分野を問わない幅広いジャンルを用意しています。
今回は、2022年度の下期(2月末まで)に実施した27回の中から、3つのプログラムの様子をご紹介します。
プログラム1: ミクロツアーズ
「ミクロツアーズ」は、子どもたちと案内人が小さくなって、昆虫の世界を探検していくプログラムです。そこで子どもたちが出会ったのは、普段なかなか見ることができない珍しい生き物ばかり!今回は絶滅が危ぶまれる「レッドリスト」に登録された昆虫の習性や保全について、クイズを交えながら楽しく考えてもらいました。
身近にいる昆虫とは異なり、姿や形、色が珍しい昆虫に、子どもたちからは「はじめて見た!」との声が挙がりました。中には、「それ、知っている!」という昆虫博士も!ツアーの中では、地球温暖化等により生き物の住める場所が少なくなってしまっていることを案内人から聞く場面もあり、どうすれば生き物の暮らしを守っていくことができるか、子どもたちは一生懸命に考えて発言してくれました!
プログラム2: グータラーVSほうかごレンジャー
「グータラーVSほうかごレンジャー」は、ある日、怪獣グータラーの襲撃によって、町中の人たちのやる気が起きず、ぐうたらになってしまうところから始まるプログラムです。プログラムの中で子どもたちは、ほうかごレンジャー(世の中の人を守る子どもレンジャー部隊)と称して、グータラーの弱点を探る謎解きに挑みました。
謎を解くことにより子どもたちが見つけたグータラーの3つの弱点は「運動」、「掃除」、「手伝い」!グータラーを倒すために子どもたちは、スクワットや机を拭く動作、友達や先生の肩もみをしました。体全体を使った臨場感あふれる戦闘シーンに、教室は大盛り上がり。最後は子どもたちからの感謝の言葉によりグータラーも元の姿に戻り、町にやる気が戻ってきました。グータラーと司会者の言葉に子どもたちがしっかりと耳を傾ける様子が印象的なプログラムでした。
プログラム3: みんなでなぞとき クリスマス ひみつのメッセージをてにいれろ
今年もみんな大好きクリスマスの季節がやってきました!「みんなでなぞとき クリスマス ひみつのメッセージをてにいれろ」は、サンタさんからのひみつのメッセージを手に入れるため、子どもたちがクリスマスにまつわる謎解きに挑戦するプログラムです。子どもたちは「げんきなサンタチーム」と「やさしいサンタチーム」に分かれて、協力して謎解きをしました。
それぞれのチームからジェスチャーでヒントを送り合ったりして、苦戦しながらもひとつずつ謎を解き明かしていく子どもたち。最後にはサンタさんからのひみつのメッセージを手に入れることができ、満足気でとても嬉しそうな様子でした!
このほかにもみんなのアフタースクールでは様々なプログラムを行うことで、全国の子どもたちの「楽しい!」「やってみたい!」「もっとやりたい!」の気持ちを応援することができました。
「みんなのアフタースクール2022」では、自治体のご担当者の方をはじめ、放課後児童クラブや放課後子ども教室に携わる現場のスタッフの方など、たくさんの大人の方々に支えていただきながら運営してきました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
オンラインならではのプログラムの良さが沢山ありますので、今後も子どもたちの放課後に多くの体験をお届けしてまいります。
本イベントは、日本財団様の助成により開催いたしました。