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【稲浜小アフタースクール】「自分たちで創る」ということ

こんにちは、稲浜小アフタースクールです。

いつもは1~6年生までが来てくれているアフタースクールですが、この秋から2年生も6時間目が始まり、週に一度だけ1年生だけで過ごす時間ができました。そこでスタートした「1年生レク」の時間についてお話します。

「アフタースクールは自分たちで創る場所」
稲浜小アフタースクールでは、大人だけでなく、子どもたち自身が考えて、みんなで過ごす場所を創っていくということを大切にしています。自分にとってもお友達にとっても、楽しめる場所にするというのは簡単にできることではありませんが、日々考えに考えて新しいことを生み出す子どもたちをたくましく思います。

4月に入学して、毎日を一生懸命に過ごしてきた1年生たち。お気に入りの遊びを何度も何度も繰り返し、少し飽き始めているようで、でも新しいことも思いつかず「アフタースクールつまらない」とこぼす子もちらほら。
もちろん私たちスタッフも、アフタースクールを楽しんでほしいという思いで工夫の日々ですが、アフタースクールを楽しい場所にするにはどうしたらいいのかを自分たちで考える、いいチャンスだ、とそんな思いで1年生レクはスタートしました。

最初の日。
「えー、1年生レクってなにそれ~」「特にやりたいことない~」と、意見にならないほどの消極的な声が多くあがりました。
「じゃあ今日はスタッフのアイデアで遊んでみよう」と、始まったフルーツバスケットと震源地ゲーム。始まったら楽しくて楽しくて、はしゃぎすぎてしまうことも。
この日は最後、「来週は何をしたいか思いついたら教えてね」そんなスタッフの言葉で終わり、1年生は「来週は○○がいいかな?」とお友達同士で話し始めました。

このレクが始まって1か月が過ぎた最近では、「前に幼稚園でやった○○やりたい!」「先週やった◇◇が楽しかったから今日もやりたい!」と意見が出てくるようになりました。もちろん「そのゲームはやりたくない」という意見もあります。今はそれで大丈夫。

1年生のみんなが少しずつ自分の考えをもち始め、それを一緒に遊ぶ人たちに伝えようとしていることに、大きな成長を感じています。

この次のステップは、気分が乗らないことにもチャレンジしてみたり、マイナスの意見も工夫して伝えてみたり、自分の意見と周りの意見をあわせてどうするか考えてみたり。たくさん成長していくだろう1年生のこれからが楽しみです。

これからも稲浜小アフタースクールは、「自分たちが過ごす場所を自分たちで創っていく」面白さや楽しさを知れる場所でありたいと思っています。

文・稲浜小アフタースクール/佐藤

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