【ホリデーアフタースクール】稲刈り&はざかけ体験♪
放課後NPOアフタースクールが運営するアフタースクール拠点の子どもたちに開いている「ホリデーアフタースクール」
今回は、稲刈りとはざかけ体験を行ってきました!
前回は同じ場所で田植え体験を行い、自分たちが植えた稲を収穫しようと、田植えに引き続き参加をしてくれた子どもたちも大勢いました。
電車やバスを乗り継ぎ、目的地へ到着!
早速稲刈りの方法について説明をしてもらいました。まず、なんといっても鎌を使用して収穫をするということ。子どもたちは説明をしっかりと聞きながら、ワクワクとドキドキを高めていきます。
いよいよ稲刈りを開始!
「やった!こんなに(稲が)とれたよ!」
「え~。なかなか鎌がうまく使えなくてどうしたらいいの?」
「稲をしっかりおさえてから、鎌を当てて・・・。」
しっかりとかがんで、根元の部分を1束ずつ丁寧に刈り取っていきます。はじめはなかなかうまく出来なかった子たちも、現地スタッフの方や他の友達からコツを聞きながら、自分の力で稲を収穫していきます。
稲刈りは3人チームで行います。
自分たちで稲を刈るだけでなく、子どもたち同士で協力しながら行うことで、楽しさもひとしお。稲穂がキラキラと光る田んぼの中で、とても素敵な笑顔を見せてくれました。
稲刈りは刈り取った後もとても重要です。3人チームのうちの2人で力を合わせて大きな稲の束を作ります。
「ここを少し持っていてくれない?」
「まかせて!・・・うまいうまい!あとはひっくり返して結べば運べそうだね!」
通っている学校が違っても、その枠を越えて自然と協力する関係が見られました。
みんなで楽しみながら、力を合わせてたくさんの稲を刈る子どもたち。
「先生!みてみて~!」
「軍手とか服がめちゃくちゃドロドロ~~!!」
服や手の汚れなんて気にならないくらい、稲刈りに夢中♪嬉しそうに見せてくれる子どもたちの笑顔に、こちらも元気とパワーをもらいました。
稲刈りを終えた後は、"はざかけ"です。
「いっせいに運ぶよ!せーの!」
「よいしょ~!」
みんなで刈り取った稲を逆さに干して、乾燥させます。1つ1つの稲は軽くても、束にして集めるととても重い!運搬用の一輪車を使って運ぶ子どももいれば、複数人で協力するチームも。
稲刈り&はざかけが終了した後は、待ちに待ったお昼ごはん!
田んぼですくすくと育ったお米の上には、色とりどりの野菜やお肉が乗った5色丼。お味噌汁と一緒にいただきます!午前中に行った稲刈りやはざかけの振り返りを行いながら、みんなおいしそうに食べていきます。
体を思いきり動かしたあとのごはん。みんなで一緒に食べるとより一層おいしいと感じるものですよね。
また、現地スタッフの方々は稲刈りやはざかけについてのクイズもしてくれました。
クイズに正解した人への景品は、畑でとれたすだち。目をキラキラ輝かせながら、すだちのにおいをかいだり、すこし皮をむいてみたり。
午前中に行った活動の意味を、楽しみながら学ぶことができました。
台風が心配されていましたが、天候にも恵まれ、気持ちの良い青空の下、子どもたちの笑顔がたくさん見られる1日となりました♪
文・ホリデーアフタースクール/土井