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【桐蔭学園アフタースクール】子ども市民先生プログラム始動!

こんにちは、桐蔭学園アフタースクールです。

アフタースクールでは、自分の持つ知恵や技を活かして子どもたちに体験機会を届けてくれる方を市民先生と呼んで、日々たくさんのプログラムを実施しています。先生と聞くと「教えるのって難しそう…」と感じるかもしれませんが、子どもたちに何かを届けたい気持ちがあれば、誰でも市民先生になれるのです。

今回は、桐蔭学園アフタースクールで新しい一歩を踏み出した2人の小さな“市民先生”の誕生と、そのプログラム当日の様子について紹介いたします。

■「スライムの先生…?やってみる!」
ある日、4年生の女の子2人が「アフタースクールでスライムづくりをしたい」とスタッフに話をしてくれました。
スライムづくりはアフタースクールで大人気のプログラム。実施に向けて「どんなスライムづくりだったら、他の子たちもしたいと思うかな?」と相談すると、2人からたくさんのアイディアが出てきました。

「いつものスライムはみんな飽きてしまっているかも…」
「シェービングクリームのスライムはどうかな?」

どんなスライムだとみんなが楽しめるかを前向きに考える2人をみて、他の子たちにスライムづくりを教えてみないかと提案してみたところ、「スライムの先生…?やってみる!」と快諾。こうして桐蔭学園アフタースクール初となる子ども市民先生が誕生しました。

■ドキドキのスライムプログラム当日!
当日までに材料の準備や、どんな順番で作ってもらうかの打ち合せをして臨みました。準備は万端!でも当日は、予想をはるかに超える50名以上の参加者が…!今年度実施のプログラムで最多の参加人数となり、てんてこまいのスタートとなりました。

自分たちが想像していなかったところで、作り方がわからない子たちがいるなど、なかなか思うようにプログラムが進まず苦戦したこともありましたが、「混ぜ方上手だね!」「その色格好良い色だね!」と優しく声掛けをしてくれました。

当日は全部で6回プログラムを実施したのですが、回を重ねるごとにスムーズに進行できるようになっていきました。最後には、参加者のみんなから「今日は楽しかった!お姉さんたちありがとう!」と言われて、少し照れくさそうな様子も。

■「次は別のプログラムで…」
当日プログラムが終わって振り返りをしている中で、「始まる前までは緊張していたけど始まったら楽しさしかなかった。」「想像していたことと違うこともあったけど、全部想像していたよりもっと良かった。」と前向きな言葉がたくさん出てきました。
振り返りの最後にも「やってみてよかった、また何回もやってみたくなった。」「次は別のプログラムで…、また先生をしてみたい。」と話してくれました。

参加してくれた子どもたちにとっても、みんなにスライムづくりを教えてくれた2人にとっても、大満足のプログラムになりました。子どもたちが先生側となってのプログラムは初めての試みでしたが、堂々と実施をしてくれた姿はとても頼もしく、また、やりきった清々しさも感じられました。2人ともお疲れさまでした。

■次の市民先生たちへ
小さい頃にお兄さんやお姉さんに優しくしてもらった経験は、自分たちが大きくなったときに年下の子たちに優しくしてあげたいという気持ちにつながります。


今回のプログラムが終わった後に「お姉さんたちみたいに先生をしてみたい」という声がいくつも上がってきました。これをきっかけに、これから桐蔭学園アフタースクールでは、多くの小さな市民先生が生まれてきて、その度に素敵な気持ちが次の子どもたちへと受け継がれていくのだろうと思います。

私たちスタッフは、その素敵な気持ちのリレーがずっと続いていくよう、これからも小さな先生たちの活動を見守り、応援していきます。

文・桐蔭学園アフタースクール/古賀

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