【知る・育てる・食べる・つながる】諸塚村×谷中小学校 夏休みキクラゲ栽培体験
宮崎県の諸塚村をご存知ですか?地域の人々が助け合い、豊かな自然を守っているとても美しいところです。
今年から放課後子供教室の運営をさせていただいている台東区立谷中小学校のすぐ目の前に「さんさき坂カフェ」という素敵なカフェがあるのですが、宮崎県諸塚村の交流拠点として、関係人口を増やし諸塚村のファンを増やす取組みをされています。
この夏、ご縁あって諸塚のキクラゲを谷中小放課後子供教室の子どもたちがそれぞれのお家で育て、諸塚村ともオンラインで繋がる試みを行いました!
子どもたちの元に届いたのは自宅で育てやすい形状になっているキクラゲ NAVA KITと、とっても素敵なNAVAKIT noteというしおり。(1ページ目は「谷中小学校の皆さんへ」で始まる嬉しいメッセージ!)
そもそもキノコって何者!?を学んだ後、ご家族にも協力してもらいながら初めてのキクラゲ栽培がスタート!保護者の方も定期的にキクラゲの様子や質問をアフタースクールスタッフまで寄せてくださいました。収穫できるサイズまで育ったご家庭では、卵と炒めたり、ナムルにしたり、自分で育てたキクラゲを美味しく食べることができたようです◎
これを機にキノコ愛に目覚めた子は家で猛烈にキノコについて調べてきてみんなの前で発表もしてくれました。奥深く魅力的です、キノコ。
キクラゲを育て、諸塚村との交流を通して、子どもたちは色々なことを感じ取りました。子どもたちにキクラゲのことをたくさん教えてくれた諸塚村の一般社団法人ハチハチの"ゆーたん"こと森祐介さんは、食べ物を育てることの大変さ、そしてそれを運んでくれる人がいて、料理をしてくれる人がいてやっと私たちは美味しく食事をすることができることを伝えてくれました。
食べること、暮らすこと、生きること。これからも様々な出会いを通して子どもたちと一緒に考えていきたいです。
NAVAKIT note の最後に書いてあった素敵な一文を引用させていただきます。
"直接会うことは難しい日々が続きますが、この取組みが、「自然とつながる」「人々がしぜんとつながる」機会になれば嬉しいです。"
ご協力くださった皆様、ありがとうございました!
文・写真:広報 すずきかおり