結婚〜家族になるということ〜
こんにちは。広報の佐藤です。
本日はとってもハッピーな話題をお届けしたいと思います♡
2018年3月。
放課後NPOを揺るがす大ニュースが団体内に流れました。
「実は、、Y田さんとつきあってて、、、今月結婚します!」
身長190cm、茅ヶ崎出身だけど海の男って感じではないアフタースクールスタッフ、Hさんの一言に一同息を飲み、続けて歓声が湧きました。
現場責任者の会議で発表されましたが、そのニュースは瞬く間に日本中を駆け抜け(嘘)、今や生まれたての子猫すら知っているという事態にまでなりました(嘘)
※翌月結婚祝い2人分を幸せ満開でゲットするHさん。
お相手はけん玉が得意で青年海外協力隊経験あり、ゾウ使いのナイスキャラY田さんです。
来年で法人化10周年を迎えますが、職員同士の結婚はほぼ初めて。
仲間であり、家族のような関係だったスタッフが、本物の家族になることをみんなが喜び、門出を応援しました。
そんなに大きな組織ではないですし、つきあってたらわかりそうなもんですが、
本当に気づいてない人がほとんどだったんです。
今回結婚したスタッフは元々どちらも同じアフタースクールに勤務しており、
子どもたちや保護者の皆様にご心配をおかけしないよう、スタッフ同士にもほとんど伝えずにいる徹底ぶりでした。
(一方で代表などにはすぐに報告し、二人は団体のことをとても考えてくださっていました)
そんな二人が、多くの方々に祝福され、結婚式を挙げました。
雨続きだった日々に奇跡のような日差しが注ぎ込んだ2018年7月8日。
横浜にある素敵な式場での感動的な様子を、愛情たっぷりでお届けしたいと思います。
当日10時。
誰からも愛される二人らしく、結婚式から大勢の参加者が!!そして花嫁Y田さんはむちゃくちゃ美しいです!(手前味噌ですが、美人が多いことで定評がある放課後NPOです)
二人の姿はもちろん、お母様やお父様の様子に会場全体が涙しつつ、素晴らしい式がとり行われました。
披露宴では、二人にとっての主賓である代表平岩の挨拶も、大切な仲間である二人の未来を力強く応援。
★この時、アフタースクールの子どもたちから受け取っていたお祝いメッセージもサプライズで披露!
副代表織畑による乾杯挨拶も、想いが込もっていてなんだかグッとくるものがありました。
その後も二人らしい雰囲気の楽しい披露宴に会場全体がとても良い雰囲気!
そして、花嫁の中座。
エスコートに家族を選ばれる方も多いと思いますが、Y田さんも大事な大事な人を指名しました。
「お母ちゃん」
北海道出身の彼女が言ったその素朴で温かい言葉に、参加者全員が涙したのではないでしょうか。
そうか、お母様のことをお母ちゃんと呼ぶ平成生まれもいるのかと。
違いました。
登場したのはおばあさま。
「あれ?聞き間違えちゃったかな?おばあちゃんて言ったのね」
そう思った参加者は9割いたことでしょう。
それも違いました。
彼女はおばあちゃんのことを"お母ちゃん"と呼んでいるそうです。
その理由がとっても素敵なのですが、実家で同居していたおばあさまは、彼女が生まれた時から
2人目のお母さんとして、お母様と一緒になって育ててくれたそうです。
愛情を込めておばあちゃんをお母ちゃんと呼ぶようになったとか。
感涙...!
さらに宴は進み、ゲスト7名による連続スピーチ企画に入りました。
二人のご友人が代わる代わる祝辞と合わせてメッセージを送り、どの方のスピーチも感動の嵐を呼びましたが、最後にマイクを握られた学校の先生のスピーチに、抱えきれないほどの大きな愛を感じました。
素敵なお着物でご参加されたM先生は、現在新婦Y田さんが勤務するアフタースクールがある学校の先生です。そして偶然にも新郎Hさんの勤務先の学校の教頭先生が旦那様で、この日はお二人揃ってご参加いただいておりました。
時に笑いを起こしながらのスピーチは、会場中を魅了し、さすがベテランの先生という感じでしたが、最後に伝えてくださったお話が本当に印象的でした。
「私は職業柄、相手のいいところを探してしまいます。主人と結婚してもう何十年も経ちますが、
結婚当初よりずっと、主人のことが大好きです」
私たちは子どもたちのいいところを毎日探しています。
毎日毎日、小さな成長を一緒に喜んでいます。
それはなんて素晴らしい志事なのかと、先生に教えていただきました。
これからは家族としての人生を歩んでいく二人。
自らの家族への愛、周りの方々への愛に溢れたこの結婚式を、きっと忘れないと思います。
本当に素晴らしい式でした。
愛ある豊かな未来を。末長く、お幸せに。
放課後NPOアフタースクール 一同