【汐見アフタースクール】みんなの棚
こんにちは。
汐見アフタースクールの山野です。
この写真は実は2年前「みんなの棚をつくろう」というプログラムで棚が完成した時の写真です。
その棚が今では大活躍!(下が現在活躍中の棚。図書室にて。)
というのも、今年度から汐見アフタースクールは、汐見小学校の学級増により拠点となる活動部屋がなくなり、日替わりで図書室や理科室などの特別教室を使っています。
(移動図書館ならぬ移動アフタースクールですね)
そこで遊具を満載し移動できる「みんなの棚」がなくてはならないものになったのです。
「みんなの棚をつくろう」プログラムは建築士である参加児童のお母さんと、近所の大工さんを市民先生として、設計から子どもたちで行う10数回シリーズの本格的プログラムでした。
設計から4チームに分けアイデアを模型にして、コンペを行い練っていきました。
まずは「電車」案。棚が移動する、というのはこのチームのアイデアです。
筒状の「ねこ」案、作るのたいへんそう(^^ゞ
そして「すべり台付き!?」案、すべり台以外は現実的です‥。
結局、「電車」案と「すべり台付き」案の折衷案で製作GOです。
下は作っている様子。
ねじ穴をダボで目隠しするという本格仕様です!
このプログラムは低学年の参加が多く、特に設計過程は集中力が持たないところをなんとか高学年がまとめ、スタッフ、市民先生方も試行錯誤の連続でした。
苦労したのもいい思い出です。その当時の低学年が今では高学年になってみんなをまとめてくれています。昔の写真を引っ張り出してしみじみしています。
また、棚を移動式にしたときに、今のハードな使用状況を予見したかのように丈夫なキャスターを付けてくださった市民先生のみなさん、ほんとうに感謝です!
みんなで作った宝物な棚。
アフタースクールにやってくる子どもたちと、これからも大切にしてまいりたいと思います!
文:汐見アフタースクール/山野