【文化】丸の内キッズジャンボリー 3日目「日本の伝統工芸『水引』で自分だけのしおりを作る」
丸の内キッズジャンボリー3日目の様子をインターンの岡村がお伝えします。
この日は「日本の伝統工芸『水引』で自分だけのしおりを作る」ということで長野県の「飯田水引プロジェクト」の関島さん、渡邊さん、唐澤さん、井坪さんを講師にお迎えして開催しました。
職人さんがいる長野県飯田市は、車で4時間もかかるときいて子どもたちも驚いていました。
ですが2017年には、「リニアモータカー」が開通すると40分で飯田市に行くことができるのです!これには保護者の方々もビックリ!
一気に身近になりますね。
次に職人さんとクイズを通して、水引について学びました。
水引とは、水を引いて作るので「水引」と名付けられました。
また、水引には、「人と人を結びつける」という意味があるそうです。
次は、待ち望んでいた体験の時間です。
各テーブルに職人さん方がついてくださり「水引」のつくり方を伝授してくれました。
まずは、「水引」の基本「あわじ結び」です。
完成したあわじ結びを使ってしおりを作成しました。
「あわじ結び」をマスターした子には「梅結び」という結び方にも挑戦!!
なんとこんなにもつなげて作っている子もいました!
みんな水引に熱中して作業をしていました。
表情がいきいきしてますね!
次に、オリジナルのしおりをプレゼントしたい大切な人にむけてメッセージカードを書きました。
みんな思い思いのメッセージを綴ってくれました。
「おばあちゃん、おじいちゃんにいつまでも元気でいてほしいから!」
「お母さんいつもお弁当作ってくれるから!
「家族でお揃いにするの!!」
「お友達の誕生日プレゼントにする!!」
などといったあたたかいメッセージをきくことができました。
「水引が好きになった!!」
「職人さんが優しく教えてくれた!」
「今度、なにかに水引があったら捨てないで大切にしようと思った!」などといった心温まる感想には、職人さんの表情にも笑みがあふれました!
この後は、丁寧に教えて下さった職人さんと記念撮影をしました。
自分がつくったしおりを手にとっても素敵な笑顔ですね。
なんと最後に職人さんから、サプライズプレゼントがありました!
職人さん手作りの心のこもった水引の梅結びをひとりひとりにプレゼントしていただきました。
人と人との結びを大切にする日本の心を学ぶことができました!
お別れは、職人さんとハイタッチで!
日本の伝統技術を職人さんの手から子どもたちの手へ教わったすてきな時間となりました。
水引ならではの学び届けて下さった飯田水引プロジェクトの関島さま、渡邊さま、唐澤さま、井坪さま、そしてこの企画をご一緒させて下さった、あんしん財団様、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
水引のお陰で子どもたちだけでなく親子のコミュニケーションの場ともなりました。
ありがとうございました!