【文化】歴史と文化を楽しく学ぶ「日本橋サマースクール」8/2
みなさん、こんにちは!放課後NPOアフタースクール 学生インターンの川崎です。今回は三井不動産株式会社様と実施している、8月1、2日に行われた「日本橋サマースクール」2日目の様子を報告いたします!
会場となったharappa日本橋には26人もの子ども達が集まってきてくれました!
まず最初のプログラムは「ダブルダッチ」!
会場となる中央区立総合体育館へバスで移動し、講師のヒロ先生とアキ先生にご挨拶!
お二人は「zero」というダブルダッチパフォーマンス集団で活躍中の現役パフォーマーです!ホンモノの技を見せていただきました!
通常の縄跳びと違って、ダブルダッチは2本の縄を使うため難易度はかなり高め、と思いきや・・・
あれあれ?
飛び始めてなんと2周目で26人全員が10回ジャンプに成功しました!!
「ダブルダッチにはポイントはタイミングです!」
ヒロ先生が飛ぶ前に教えてくださった通り、手拍子でリズムをとると皆んな上手に飛ぶことができました!
早々と基本をマスターした子どもたちは、続いて2人1組のチームで手を繋ぎながらのジャンプに挑戦!
しかし、これがなかなか難しい・・・
パートナーと息を合わせて飛ばなければ、すぐに縄に引っかかってしまいます。
でも、あきらめず何度もチャレンジします!
やっと飛べた瞬間、嬉しさのあまりカメラに向かって決めポーズ!
2人組の次は4人組で挑戦!
さらには回転を加えながら飛んでいる子もいました!
次々に先生の課題をクリアしていく子どもたちに驚かされてしまいました。
続いて、本格的な技を2つ教えていただきました。
1つ目は1で縄に入り、2でジャンプ、3で抜けるのが特徴の「三抜け」という技で、2つ目は1のタイミングでジャンプと抜け出しを同時に行う「一抜け」という技です。
どちらも縄が回っている状態からのスタートなため、目の前で周り続ける縄に勇気を持って飛び込めるかが重要になります。
ヒロ先生やアキ先生も全力でサポートしてくださいました!!
最後はちょっと不思議な技にチャレンジ!
踏切、ジャンプの後・・・
縄が頭の上に!
飛ぶだけではないのがダブルダッチの面白いところですね!!
決めポーズも忘れずに!
プログラム終了後、ヒロ先生が子どもたちに大切なことを2つ教えてくださいました。
1つ、何事も一人ではできないということ。
2つ、怖くても勇気を出して立ち向かえば、必ずできるということ。
どちらも、ダブルダッチのプログラム中に子どもたちが実際に体験したことです。
友達とたくさん笑って、たくさん運動しながら得た今日の学びは、子どもたちにとって大きな宝物になりました。
ヒロ先生、アキ先生、ありがとうございました!
場所は戻ってharappa日本橋!
続いては「手ぬぐい」のプログラムです!
まず、手ぬぐいや浴衣の販売を行っている戸田屋商店の宮川さんに手ぬぐいの使い方や歴史について教わりました。
手ぬぐいは「注染」という特殊な染色方法を用いているため、裏表の柄が同じなのが特徴で、全て職人の手仕事によってできているそうです!
子どもたちも実際に見て、触ってみました!
また手ぬぐいは布の切れっぱなを使っているため裂きやすく、応急用の包帯や長いロープなど様々な使い方ができるためとても便利です!
そうそう、その使い方も正解!
手ぬぐいについての説明を受けた後は、ノート作りに挑戦!表紙のカバーに手ぬぐいを、中の紙に和紙を使用しました!
講師には、明治時代から120年続く製本屋さん、有文堂の有藤さんをお招き致しました!
ノート作りに入る前に、実際に和紙に触ってみました。
今回ご用意いただいたのは昔の小学校の教科書。全て和紙でできています。
「分厚いのに、すごく軽い!」
「気持ち良い!」
触るだけでも発見がたくさんありました。
さあ、待ちに待ったノート作り!
カラフルな手ぬぐいから1つ自分が好きな柄を選択します。
ちなみに1番人気はパンダ柄がキュートなオレンジの手ぬぐいでした!
まずは和紙と同じサイズに手ぬぐいをカットする作業からスタート!
手ぬぐいは程よい固さがあるため、和紙に当てがって木べらで擦ってあげると折り線をつけることができます。
これをガイドにみんな思い思いに作業を進めていきます。
表紙ができたら、次は要になる部分に穴を開けます。
これはかなりの力が必要で、かつ専用の器具を使うため大人のサポートが入ります。
さすがに、子どもたちも緊張の面持ち。
仕上げに、穴に糸を通して本の形にしていきます。
かなり複雑な留め方なので、先生とゆっくり一つずつ進めていけば・・・
完成です!!
素敵なノートが出来上がりました!
最後にみんなで記念写真を撮影。大事に使おうね!
夕方お迎えが来るまでの時間には、女流棋士の中倉先生に教わり、将棋を学びました。
三井不動産の皆様、ダブルダッチのヒロ先生とアキ先生、戸田屋商店の宮川さん、有文堂の有藤さん、女流棋士の中倉さん、参加してくれた子どもたち、本当にありがとうございました!!